Hitachi Global Link Manager ユーザーズガイド

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3.6.6 パスのI/O回数およびI/O障害回数のリセット

各ホストのHDLMでカウントしているパスのI/O回数およびI/O障害回数をホスト単位でリセットします。各ホストにそれぞれログインしなくても,Global Link Managerを使用して遠隔操作によって実行できます。

障害への対処,ハードウェアのメンテナンス,HDLMの運用環境の構成変更などを実施したあとで,I/O回数およびI/O障害回数をリセットしておくと,ホスト情報を更新したときに正常なI/Oの発行または障害を確認できます。同様にロードバランス機能の動作状況も確認できます。

I/O回数およびI/O障害回数のリセット手順

  1. エクスプローラメニューで,次のどちらかを選択します。
    • リソース]-[ホスト
    • マイグループ]-[ホストグループ
    ホストサブウィンドウまたはホストグループサブウィンドウが表示されます。
  2. オブジェクトツリーを展開して,目的のホストを選択します。
    <ホスト名>サブウィンドウが表示されます。
  3. リセットI/O回数]ボタンをクリックします。
    リセットI/O回数 - <ホスト名>ダイアログが表示されます。
  4. リセットする内容を確認し,実行します。
    I/O回数およびI/O障害回数がリセットされて0回になったことを<ホスト名>サブウィンドウで確認してください。

なお,パスのI/O回数およびI/O 障害回数のリセットは,[ホスト情報更新]ボタンをクリックして表示されるホスト情報更新ダイアログからも実行できます。