Global Link Managerで使用するGUIのウィンドウ構成と,構成要素の各機能について説明します。
Global Link Manager GUIのウィンドウ構成を次の図に示します。
図2-2 Global Link Manager GUIのウィンドウ構成
- グローバルタスクバーエリア
- Global Link Managerで使用する機能のメニューやアクションボタン,前回のログイン時間,およびログインユーザーの情報が表示されます。グローバルタスクバーエリアでは次の操作を実行できます。
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- エクスプローラメニューおよびダッシュボードが表示されているエリアの表示,非表示を切り替える
- Global Link Managerの管理情報をCSV形式のファイルに出力する
- ウィンドウを閉じる
- ログアウトする
- HDLMインストーラーをダウンロードする
- オンラインヘルプを表示する
- バージョンやライセンスの情報を表示する
- エクスプローラ
- Global Link Managerの業務メニューです。メニューを選択すると,ナビゲーションエリアおよびアプリケーションエリアに,選択したメニューに応じた情報が表示されます。
- ダッシュボード
- Hitachi Command Suite製品の一覧です。活性表示されている製品は,[GO]リンクで起動できます。[HGLM]配下には,パス障害に関するアラートのうち,未確認のアラートの件数が表示されます。件数は,自動更新時,またはアラートサブウィンドウで既読設定などの操作を実行したときに更新されます。
- ダッシュボードの表示の自動更新間隔は,デフォルトでは1分です。間隔を変更する場合には,Global Link Managerサーバのserver.propertiesファイルのgui.indicator.auto_refresh_intervalプロパティで指定します。gui.indicator.auto_refresh_intervalプロパティについては,マニュアル「Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド」を参照してください。
- アプリケーションバーエリア
- エクスプローラメニューに応じたメニュー名,アクションボタン,およびナビゲーションエリアの表示,非表示を切り替えるボタンが表示されます。
- ナビゲーションエリア
- エクスプローラメニューに応じたオブジェクトがツリー形式で表示されます。[ツリー更新]ボタンをクリックすると,ナビゲーションエリアおよびアプリケーションエリアの情報が更新されます。
- オブジェクトツリー
- ナビゲーションエリアに表示されるツリー形式のオブジェクトです。オブジェクトツリーを展開して目的のオブジェクトを選択すると,アプリケーションエリアに<オブジェクト名>の情報が表示されます。
- アプリケーションエリア
- エクスプローラメニュー,およびオブジェクトツリーで選択したオブジェクトに応じた情報が表示されます。
- サブウィンドウ
- アプリケーションエリア内の表示を「<オブジェクト名>サブウィンドウ」と呼びます。
- ダイアログ
- アクションボタンをクリックしたときにポップアップで表示されるウィンドウを「<アクション名>ダイアログ」と呼びます。
- 注意事項
- Global Link Manager GUIを使用する際には,次のことに注意してください。
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- タブページのあるダイアログでは,タブページで入力した内容は,タブの切り替え時にクリアーされます。タブページ内での操作を完了してからタブを切り替えてください。
- ダイアログを閉じる場合には,Global Link Manager GUIの[閉じる]ボタンを使用してください。そのほかのブラウザーの操作によってダイアログを閉じた場合には,操作結果がダイアログを閉じた時点でナビゲーションエリアおよびアプリケーションエリアに反映されません。
- まれにクライアントマシンのWebブラウザ上のGUI画面が次の状態になり,管理情報が表示されないことがあります。
- 画面が白くなる。
- 画面は白くならないが,管理情報が正しく表示されない。
- 画面操作のタイミングによってはブラウザのエラーが発生し,処理が続行できなくなる。
これらの現象が発生した場合,回避策は次のとおりです。
- [F5]キーによってWebブラウザの表示を最新の情報に更新してください。
- ブラウザの表示を最新の情報に更新しても管理情報が表示されない場合,ログインダイアログを表示し,再ログインしてください。
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