Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Windows®用)
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A.9 パスの遷移と自動切り替え
05-50以降のHDLMでは,次に示すどちらかの条件を満たす場合,Online状態のパスはOnline(E)状態またはOffline(E)状態へ遷移します。05-02以前のHDLMでは,次に示すどちらかの条件を満たしてもOnline状態のままです。
- I/O障害を伴わないパス断線が発生した場合
- LUがHDLMの管理対象から削除された場合
05-50以降のHDLMでは,次に示す条件を満たす場合Online(E)状態,Offline(C)状態,およびOffline(E)状態のパスを自動的にOnline状態へ切り替えます。05-02以前のHDLMでは,次に示す条件を満たしてもパスを自動的に稼働状態へ切り替えません。
- Online(E)状態のパス
次に示すどちらかの条件を満たしている場合,Online(E)状態のパスを自動的にOnline状態へ切り替えます。
- I/O障害を伴わないパス断線から回復した場合
- LUがHDLMの管理対象から削除されたあと,HDLMの管理対象に追加された場合
- Offline(C)状態のパス
次に示す条件を満たしている場合,接続しているOffline(C)のパスを自動的に稼働状態へ切り替えます。
- 稼働状態のパスがOnline(E)だけになった状態で,かつOnline(E)のパスに対応するSCSIデバイスが削除されている。
- SCSIデバイスが接続状態で,かつ自動フェイルバック対象外のOffline(E)のパスがない。
- Offline(C)のパスにSCSIデバイスが接続している。
- 間欠障害が発生したと見なされたOffline(E)状態のパス
次に示す条件を満たしている場合,接続しているOffline(E)のパスを自動的に稼働状態へ切り替えます。
- 稼働状態のパスがOnline(E)だけになった状態で,かつOnline(E)のパスに対応するSCSIデバイスが削除されている。
- Offline(E)のパスにSCSIデバイスが接続している。
- 間欠障害が発生したと見なされていないOffline(E)状態のパス
次に示すどちらかの条件を満たしている場合,Online(E)状態のパスを自動的にOnline状態へ切り替えます。
- I/O障害を伴わないパス断線から回復した場合
- LUがHDLMの管理対象から削除されたあと,HDLMの管理対象に追加された場合
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