Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Windows®用)

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5.3.6 パスを稼働状態に変更

障害回復後,障害のために閉塞状態になったパスをHDLMコマンドのonlineオペレーションで稼働状態にします。onlineオペレーションについては,「6.5 online パスを稼働状態にする」を参照してください。次のコマンドを実行してください。

dlnkmgr online
 

このコマンドを実行すると,すべての閉塞状態のパスが稼働状態になります。

障害が原因で稼働状態にできないパスがあった場合は,KAPL01039-Wのメッセージが表示されます。稼働状態にできないパスを無視して処理を継続する場合は「y」を,処理を中断する場合は「n」を入力してください。

稼働状態にできないパスについては,再度状態を確認し,障害回復のための対処をしてください。

注意事項
すべてのパスに障害が発生したあと,一部またはすべてのパスがWindowsに認識されると,ディスク番号がホスト起動時から変更されることがあります。この場合,ホストを再起動すると元のディスク番号に戻ります。Backup ExecまたはNetBackupのIntelligent Disaster Recovery機能は,ディスク番号を元に戻したあとに使用してください。