Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Windows®用)
ロードバランスのアルゴリズムには,次の6つがあります。
上記のアルゴリズムは,処理方式によって2つに分類されます。それぞれのアルゴリズムについて説明します。
ロードバランスのアルゴリズムの特長を次の表に示します。
アルゴリズムの種別 | アルゴリズムの特長 |
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連続性がないI/Oを多く発行する(シーケンシャルなI/Oが少ない)場合に有効です。 |
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1つ前のI/Oと連続性があるI/OでそのI/OがRead要求の場合,ストレージシステムのキャッシュ機能によって読み込み速度の向上が期待できます。連続性があるI/Oを多く発行する(シーケンシャルなI/Oが多い)場合に有効です。 |
HDLMを新規にインストールしたときには,拡張最少I/O数がデフォルト値として設定されます。アップグレードインストールしたときには従来の設定が引き継がれます。
使用しているシステム環境で,データアクセスの傾向に適したロードバランスのアルゴリズムを選択してください。データアクセスの傾向に特徴が見られない場合は,拡張最少I/O数の適用を推奨します。
ロードバランス機能は,HDLM GUIのオプションウィンドウ,HDLMコマンドのsetオペレーションで指定します。オプションウィンドウの操作,および表示される項目については,「Hitachi Dynamic Link Manager GUIヘルプ」を参照してください。setオペレーションについては,「6.6 set 動作環境を設定する」を参照してください。
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