Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Windows®用)
- 注意事項
- Server Core環境を適用している場合は,サイレントインストールしてください。
- ライセンスキーを用意してから,HDLMをインストールしてください。
- サイレントインストールする場合は,あらかじめインストールに必要な情報を定義したインストール情報設定ファイルを用意しておいてください。
- 新規インストールの場合は,シングルパス構成で起動してください。すでにHDLMをインストールしている場合は,マルチパス構成のままでもインストールできます。
- HDLMをインストールする前にストレージシステムの保守マニュアルに記載されている内容に従って,ストレージシステムの設定を変更してください。
- この項の構成
- (1) サイレントインストールの手順
- (2) リモートインストールの手順
- (3) そのほかのインストール手順
- (4) インストール後の確認手順
- (5) HDLMをインストールしたあとにクラスタ環境を設定する手順
- (6) クラスタ環境を設定したあとにHDLMをインストールする手順
- ホストを起動します。
- Windowsに,Administratorsグループのユーザでログオンします。
- Windowsをインストールしているドライブの直下に,ライセンスキーファイルを格納します。
インストール先ドライブ:\hdlm_licenseHDLMをインストールするすべてのホストにライセンスキーファイルを格納してください。サイレントインストールの場合は,インストール情報設定ファイルでライセンスキーファイルの格納先を指定することもできます。- サイレントインストールする場合は,installhdlmユティリティを実行します。
コマンドプロンプトから,次に示すコマンドを実行してください。インストールDVDが入ったドライブ:\HDLM_Windows\DLMTools\installhdlm -f インストール情報設定ファイルHDLMがすでにインストールされているかチェックされます。KAPL09183-Iのメッセージが表示された場合は,アップグレードまたは再インストールが実行されます- サイレントインストールの結果を確認します。
インストール情報設定ファイルのrestartキーで,n(再起動しない)を指定した場合は,インストール結果をコマンドプロンプトのinstallhdlm.exeの実行結果で確認してください。
インストール情報設定ファイルのrestartキーで,y(再起動する)を指定した場合は,installhdlm.logにKAPL09181-Iのメッセージが出力されていることを確認してください。
インストールが終了したら,「(4) インストール後の確認手順」へ進んでください。
- ホストを起動します。
- Windowsに,Administratorsグループのユーザでログオンします。
- Windowsをインストールしているドライブの直下に,ライセンスキーファイルを格納します。
インストール先ドライブ:\hdlm_licenseHDLMをインストールするすべてのホストにライセンスキーファイルを格納してください。- JP1/NETM/DMを使用してHDLMをリモートインストールする場合は,配布管理システムで操作します。
配布管理システムにログインします。- 配布管理システムのリモートインストールマネージャで次の手順を実行します。
スタートメニューから[プログラム]-[JP1_NETM_DM Manager]-[リモートインストールマネージャ]を選択してリモートインストールマネージャを起動します。
[ジョブ定義]ウィンドウを開き,登録したジョブを選択すると,ジョブが反転表示されます。[実行]-[ジョブの実行]を選択します(またはジョブの実行ボタンをクリックします)。
配布指令で指定したホストにHDLMがインストールされます。
インストールが終了したら,「(4) インストール後の確認手順」をHDLMをインストールしたホストに対して実施してください。
- ホストを起動します。
- Windowsに,Administratorsグループのユーザでログオンします。
- インストーラーを起動します。
DVDをセットします。
表示されたウィンドウにある[Hitachi Dynamic Link Manager]の[for Windows]の横にある[Install]ボタンをクリックします。
ウィンドウが表示されない場合は,インストーラー(setup.exe)を直接実行してください。
Global Link ManagerからHDLMのインストーラーをダウンロードした場合も,ダウンロードしたインストーラー(setup.exe)を直接実行してください。- Microsoft Visual C++ 2013再頒布可能パッケージ(Microsoft Visual C++ 2013 Redistributable Package (x86))をインストールします。
インストーラーの指示に従って,インストールしてください。
再頒布可能パッケージのインストールが完了した時点で再起動を要求される場合があります。その場合は,再起動後にHDLMのインストールが開始されます。
インストール先の環境に,すでに同じバージョン以上のMicrosoft Visual C++ 2013再頒布可能パッケージがインストールされている場合,この手順はスキップします。- HDLMがすでにインストールされているかチェックされます。KAPL09173-Wのメッセージが表示された場合は,「3.5.6 HDLMのアップグレードまたは再インストール」の注意事項に従ってください。
HDLMが正常にインストールできている場合は手順10に進みます。- 画面に表示されるメッセージに従って,ライセンスキーファイルを指定,またはライセンスキーを入力します。
ライセンスキーファイルを使用しない場合は,ライセンスキーを直接入力してください。- 画面に表示されるメッセージに従って,インストール先のフォルダを指定します。
- 注意事項
- インストール先フォルダを指定する際,notepad.exeなどのプログラムからインストール先フォルダを示すパスをコピーアンドペーストなどで入力すると,不正な文字が含まれている場合があります。
- パーシステントリザーブキー登録ユティリティ(dlmprsvkey)が自動的に実行され,PRSVキーが生成されます。
PRSVキーの入力を求めるダイアログボックスが表示された場合※は,ダイアログボックスの説明に従って,PRSVキーを入力してください。
KAPL09128-Wメッセージが表示された場合は,再度PRSVキーの入力を求めるダイアログボックスが表示されます。再度PRSVキーを入力してください。
PRSVキーに問題がない場合は,インストールが終了する前に,PRSVキーが登録されます。ただし,PRSVキーの登録に失敗した場合は,KAPL09131-Wのメッセージが表示されるので,インストール終了後に,「(4) インストール後の確認手順」で,dlmprsvkeyユティリティを使用して,PRSVを登録してください。
- 注※
- NICが存在しない場合など,PRSVキーの生成に失敗することがあります。PRSVキーが時刻情報だけで生成された場合,または生成に失敗した場合は,PRSVキーの入力を求めるダイアログボックスが表示されます。
- 最後のインストール画面で,「Global Link Managerを使用してWindowsファイアウォールが有効となっているホストを管理する場合は,firewall_setupコマンドを実行しファイアウォールの例外登録を行なってください。」というメッセージが表示されることがあります。
Global Link Managerを使用してHDLMを管理しない場合,対処する必要はありません。
Global Link Managerを使用してHDLMを管理する場合は,ファイアウォールの例外登録を実行してください。詳細については「3.5.7 Global Link Managerを使用してHDLMを管理する場合のファイアウォールの設定」を参照してください。- インストールが終了するとホストの再起動を求めるメッセージが表示されます。
アップグレードまたは,再インストールの場合は,ここで再起動してください。
新規インストールの場合,「(4) インストール後の確認手順」で再起動するため,ここで再起動する必要はありません。
インストールが終了したら,「(4) インストール後の確認手順」へ進んでください。
- Microsoft Visual C++ 2013再頒布可能パッケージがインストールされたか確認します。
インストールに失敗している場合,KAPL09616-Eのメッセージが表示されます。
サイレントインストール,リモートインストールの場合は,installhdlm.logにKAPL09616-Eのメッセージが表示されていないことを確認してください。- ライセンスキーファイルを確認します。
ライセンスキーファイルをインストール先ドライブ:\hdlm_licenseに格納してインストールしている場合は,インストールが終了すると削除されます。
ライセンスキーファイルの削除に失敗した場合はKAPL09115-Wのメッセージが表示されます。
その場合はエクスプローラなどを使用して,手動で削除してください。
それ以外の場合は,インストールの際に指定したライセンスキーファイルが不要であれば,エクスプローラなどを使用して,手動で削除してください。- PRSVキーを確認します。
インストールの最後にKAPL09131-Wのメッセージが表示された場合,またはPRSVキーを入力を求められた場合はdlmprsvkeyユティリティを使用して,PRSVキーを登録します。-vパラメタを指定して,dlmprsvkeyユティリティを実行します。
- 注意事項
- PRSVキーは,HDLMの機能が正常に動作するために必要です。また,ほかのホストと値が重複しない必要があります。
次に示すコマンドを実行してください。
HDLMのインストール先フォルダ\bin\dlmprsvkey -v
dlmprsvkeyユティリティの実行によって表示されたPRSVキーが,SAN内のほかのホストのPRSVキーと重複していないか確認してください。PRSVキーが重複している場合,PRSVキーが登録されていない場合,またはKAPL09131-Wのメッセージが表示された場合は,-rパラメタを指定してdlmprsvkeyユティリティを実行し,再度登録してください。PRSVキーが登録されていない場合,HDLMの機能が正常に動作しないことがあります。dlmprsvkeyユティリティの詳細については,「7.4 dlmprsvkey HDLMパーシステントリザーブキー登録ユティリティ」を参照してください。
- 注意事項
- 登録したPRSVキーは,ホストを再起動するまで有効にはなりません。
- ホストを再起動します。
サイレントインストールでインストール情報設定ファイルのrestartキーに,y(再起動する)を指定した場合,再起動する必要はありません。- Windowsに,Administratorsグループのユーザでログオンします。
- HDLMコマンドのviewオペレーションを実行して,各プログラムの状態を表示します。
コマンドの実行例を,次に示します。PROMPT>dlnkmgr view -sys HDLM Version : x.x.x-xx Service Pack Version : Load Balance : on(extended lio) Support Cluster : off Elog Level : 3 Elog File Size (KB) : 9900 Number Of Elog Files : 2 Trace Level : 0 Trace File Size(KB) : 1000 Number Of Trace Files : 4 Path Health Checking : on(30) Auto Failback : off Remove LU : off Intermittent Error Monitor : off Dynamic I/O Path Control : off(10) HDLM Manager Ver WakeupTime Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss HDLM Alert Driver Ver WakeupTime ElogMem Size Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss 128 HDLM Driver Ver WakeupTime Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss License Type Expiration Permanent - KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss PROMPT>HDLMのバージョンを確認します。
- 注意事項
- 上記の実行例は,クラスタ環境以外の場合です。クラスタ環境の場合は,「Support Cluster」の表示内容は次のとおりになります。
- VCSを使用している場合,「Support Cluster」には「off」と表示されます。しかし,クラスタ対応機能は問題なく動作します。
- MSCSがインストールされている場合は,「Support Cluster」に「on MSCS」が表示されていることを確認してください。
- MSCSまたはVCS以外のクラスタソフトウェアを使用していても,「Support Cluster」には「off」と表示されます。しかし,クラスタ対応機能は問題なく動作します。
- MSCSがインストールされている場合のコマンドの実行例を,次に示します。
PROMPT>dlnkmgr view -sys HDLM Version : x.x.x-xx Service Pack Version : Load Balance : on(extended lio) Support Cluster : on MSCS Elog Level : 3 Elog File Size (KB) : 9900 Number Of Elog Files : 2 Trace Level : 0 Trace File Size(KB) : 1000 Number Of Trace Files : 4 Path Health Checking : on(30) Auto Failback : off Remove LU : off Intermittent Error Monitor : off Dynamic I/O Path Control : off(10) HDLM Manager Ver WakeupTime Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss HDLM Alert Driver Ver WakeupTime ElogMem Size Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss 128 HDLM Driver Ver WakeupTime Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss License Type Expiration Permanent - KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss PROMPT>
「HDLM Version」に「x.x.x-xx」が表示されていれば,正しいバージョンがインストールされています。
プログラムが正常に動作しているか確認します。
「HDLM Manager」,「HDLM Alert Driver」,および「HDLM Driver」がすべて「Alive」であれば,プログラムが正常に動作しています。
- 注意事項
- 「HDLM Version」,「HDLM Manager」,「HDLM Alert Driver」,および「HDLM Driver」のそれぞれの「x.x.x-xx」の値はソフトウェア添付資料で確認します。
- 「3.6 パス構成の確認」に記述されている手順に従ってパス情報を確認し,シングルパス構成でHDLMを正常にインストールできたかどうかを確認します。
次に示すコマンドを実行してください。
- 注意事項
- アップグレードまたは再インストールでマルチパス構成の場合は,この手順は必要ありません。
HDLMのインストール先フォルダ\bin\dlnkmgr view -path > リダイレクト先のファイルリダイレクト先のファイルを開いて,パス構成を確認します。
表示される項目と説明については,「6.7 view 情報を表示する」を参照してください。- すべてのHBAにケーブルを接続して,マルチパス構成に変更します。
- 注意事項
- アップグレードまたは再インストールでマルチパス構成の場合は,この手順は必要ありません。
- 「3.6 パス構成の確認」に記述されている手順に従ってパス情報を確認し,正常にマルチパス構成が構築できたかどうかを確認します。
次に示すコマンドを実行してください。HDLMのインストール先フォルダ\bin\dlnkmgr view -path > リダイレクト先のファイルリダイレクト先のファイルを開いて,パス構成を確認します。
表示される項目と説明については,「6.7 view 情報を表示する」を参照してください。
シングルパス構成,およびマルチパス構成を次の図に示します。
(5) HDLMをインストールしたあとにクラスタ環境を設定する手順
HDLMをインストールしたあとにMSCS環境,VCS環境またはそれ以外のクラスタ環境を設定する場合について説明します。
- すべてのホストをシャットダウンします。
- クラスタシステムを構成するすべてのホストが完全にシャットダウンされていることを確認します。
- インストール方法に応じて,「(1) サイレントインストールの手順」,「(2) リモートインストールの手順」,「(3) そのほかのインストール手順」のどれかと,「(4) インストール後の確認手順」の手順に従って,1台ずつホストを起動し,すべてのホストに,HDLMをインストールしてください。
HDLMをインストールした後は,ホストはシャットダウンします。
- 注意事項
- クラスタのディスクリソースとして利用するディスクを,クラスタをインストールする前に複数のホストから同時にアクセスさせないように,次の点に注意してください。
- 1台目のホストにHDLMをインストールする場合は,2台目以降のホストは,シャットダウンしてください。
- 1台目のホストにHDLMをインストールできたら,1台目のホストをシャットダウンしてください。
- ホストを1台ずつ起動して,すべてのホストにクラスタソフトウェアをインストール,および必要に応じて構成を設定します。クラスタのインストール方法は,各製品の手順に従ってください。
クラスタソフトウェアの設定に関する注意事項を次に示します。MSCSまたはそれ以外のクラスタソフトウェアをインストールした後は,ホストをシャットダウンします。
- Oracle RACの場合,次に示す条件を満たすときは,Oracle RACの設定を変更する必要があります。
詳細については,「3.4 環境を構築する場合の注意事項」を参照してください。
- Oracle RAC 10gの10.1.0.3.0以降,Oracle RAC 11g,Oracle RAC 12c,Oracle RAC 18cまたはOracle RAC 19cを使用する
- FC-SAN環境でホストと投票ディスク(Voting Disk)を複数のパスで接続(マルチパス構成)する
- CLUSTERPROの場合,モニタリソースは「ディスクTUR監視リソース」を使用してください。
- ホストを1台ずつ起動して,Windowsに,Administratorユーザで再度ログオンします。
- すべてのホストでHDLMコマンドのviewオペレーションを実行して,各プログラムの状態を表示して,Support Clusterの表示を確認してください。
コマンドの実行例を,次に示します。
MSCSの場合PROMPT>dlnkmgr view -sys HDLM Version : x.x.x-xx Service Pack Version : Load Balance : on(extended lio) Support Cluster : on MSCS Elog Level : 3 Elog File Size (KB) : 9900 Number Of Elog Files : 2 Trace Level : 0 Trace File Size(KB) : 1000 Number Of Trace Files : 4 Path Health Checking : on(30) Auto Failback : off Remove LU : off Intermittent Error Monitor : off Dynamic I/O Path Control : off(10) HDLM Manager Ver WakeupTime Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss HDLM Alert Driver Ver WakeupTime ElogMem Size Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss 128 HDLM Driver Ver WakeupTime Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss License Type Expiration Permanent - KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss PROMPT>Support Clusterにon MSCSが表示されていることを確認してください。
Oracle RACの場合PROMPT>dlnkmgr view -sys HDLM Version : x.x.x-xx Service Pack Version : Load Balance : on(extended lio) Support Cluster : off Elog Level : 3 Elog File Size (KB) : 9900 Number Of Elog Files : 2 Trace Level : 0 Trace File Size(KB) : 1000 Number Of Trace Files : 4 Path Health Checking : on(30) Auto Failback : off Remove LU : off Intermittent Error Monitor : off Dynamic I/O Path Control : off(10) HDLM Manager Ver WakeupTime Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss HDLM Alert Driver Ver WakeupTime ElogMem Size Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss 128 HDLM Driver Ver WakeupTime Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss License Type Expiration Permanent - KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss PROMPT>クラスタソフトウェアを使用していても,「Support Cluster」には「off」と表示されます。しかし,クラスタ対応機能は問題なく動作します。
(6) クラスタ環境を設定したあとにHDLMをインストールする手順
MSCS環境,VCS環境またはそれ以外のクラスタ環境を設定したあとにHDLMをインストールする場合について説明します。
- 注意事項
- HDLMをインストールするホストは,ディスクリソースのオーナにしないよう,クラスタリソース,クラスタグループを操作してください。
- クラスタリソース,クラスタグループの自動フェイルバックなどのホストに起動停止に伴いディスクリソースのオーナが移動する設定は,すべてのホストへのインストールが完了するまで停止してください。
- 各ホストにHDLMをインストールしている間は,一時的に各ホスト間でHDLMのバージョンが不一致でも問題ありません。
- クラスタ環境を設定します。
MSCS環境の場合は,MSCSをインストールしてください。
VCS環境の場合は,VCS構成ウィザードを使って,クラスタを構成してください。- ホストを再起動します。
- インストール方法に応じて,「(1) サイレントインストールの手順」,「(2) リモートインストールの手順」,「(3) そのほかのインストール手順」のどれかと,「(4) インストール後の確認手順」の手順に従って,1台目のホストへHDLMをインストールします。
VCS環境の場合は,インストールの前にVCSを停止してください。- 1台目のホストへのHDLMのインストールが成功しマルチパス構成にできたら,1台目のホストをディスクリソースのオーナにしてください。
- 2台目以降のホストへも,1台ずつ「(1) サイレントインストールの手順」,「(2) リモートインストールの手順」,「(3) そのほかのインストール手順」のどれかと,「(4) インストール後の確認手順」の手順に従って,HDLMをインストールしてください。
- すべてのホストにHDLMをインストールした後は,クラスタの設定を元に戻してください。
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