Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Solaris用)
HDLMドライバ構成定義ファイル(/kernel/drv/dlmfdrv.conf)の定義内容を,ホストを再起動しないで,動的にHDLMドライバに認識させます。操作の対象および対象外の操作を次の表に示します。
表7-2 HDLM構成管理ユティリティ(dlmcfgmgr)の操作対象および操作対象外の操作
操作対象の操作 操作対象外の操作
- 新規LUの追加
- 管理対象外にしていたLUの管理対象化
- パスの追加
- 既存LUの削除
- 既存LUの設定変更(LUNのマッピング変更,ストレージポートの変更など)
- パスの削除
- 既存LUの管理対象外化
HDLMドライバに認識されたLUは,ホストを再起動しないで,HDLMで使用することができます。さらに,ホストから接続が解除されたLUに対するHDLMデバイスを削除することができます。
パスの変更または削除などの構成変更があり,HDLMドライバ構成定義ファイル(/kernel/drv/dlmfdrv.conf)の定義が変更された場合は,dlmcfgmgrユティリティの操作対象外です。この場合,変更内容はHDLMドライバには反映されません。再構成オプションを指定してホストを再起動して構成変更を行ってください。
dlmcfgmgrユティリティを実行すると,KAPL10373-Iのメッセージが出力されます。KAPL10373-Iのメッセージに対して「y」を入力すると,HDLMデバイスの動的再構成を実行後,HDLMが管理するsdまたはssdデバイスの論理デバイスファイルを削除し,HDLMの管理から削除されたLUに対するHDLMデバイスの論理デバイスファイルを削除します。また,詳細なログを/var/opt/DynamicLinkManager/log/dlmcfgmgr1.logに出力します。「n」を入力すると,動的再構成を中止します。
- この節の構成
- 7.3.1 形式
- 7.3.2 パラメタ
- 7.3.3 注意事項
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