Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Linux®用)

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3.13.2 監視対象デバイスをRAW デバイスで使用する場合の監視方法

RAW デバイスの監視対象デバイスをHDLM デバイスとして使用して監視する場合は,次の手順を実行してください。

  1. グループリソースに,以下の設定をします。
    • ディスクのタイプに,「raw」を指定します。
    • デバイス名に,「監視したいHDLM デバイス名」を指定します。
    • RAWデバイス名に,「RAWデバイス名」を指定します。
  2. モニタリソースのパラメタのTUR(generic),READ(O_DIRECT)またはREADを設定します。
    モニタリソースのパラメタの「監視先」には,手順1で指定したHDLM デバイスを設定してください。

なお,運用時の注意事項として,アクセス経路障害回復後,監視対象に設定したHDLM デバイスのパスの状態をOnlineにする場合は,クラスタプロパティでインタコネクトのディスクハートビートに設定したHDLMデバイスのパスの状態も必ずOnline にしてください。