Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(AIX用)
HDLMのアンインストール時に,KAPL09143-EがErrorCode=xxx,2(xxxは任意)で出力された場合,以下の操作を実行してください。lsコマンドの結果がnot foundの場合は,HDLMのアンインストール前にJDKをインストールしてください。また,/usr/HDVM/HBaseAgent/agent/config/server.propertiesのserver.agent.JRE.locationにJDKインストール先ディレクトリを設定してください。
# cat /usr/HDVM/HBaseAgent/agent/config/server.properties | grep JRE server.agent.JRE.location=JDKインストール先ディレクトリ # # ls -l JDKインストール先ディレクトリ JDKインストール先ディレクトリ not foundlsコマンドの結果がnot foundとなった場合は,JDKがインストールされていません。
HDLMのアンインストール時にKAPL09019-E,KAPL09020-Eのメッセージが出力された場合は,「3.13.4 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリ(HNTRLib2)のアンインストール」の手順に従って,HNTRLib2をアンインストールしてください。ただし,KAPL09026-Iのメッセージが出力された場合は,HDLM以外のプログラムがHitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリ(HNTRLib2)を使用しているので,HDLMだけがアンインストールされます。
HDLMは,SMIT画面からの操作でアンインストールできます。
HDLMをアンインストールすると,dlmfdrv.unconfファイルが削除されます。dlmfdrv.unconfファイルが必要な場合は,/usr/DynamicLinkManagerディレクトリの配下以外のディレクトリにバックアップを取ってから,HDLMをアンインストールしてください。
次に示すdlmrmdev -Aユティリティを実行すると,手順3から手順6を省略できます。
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlmrmdev -A
- AIXに,root権限を持つユーザでログインします。
- HDLMの管理対象パスを使用しているプロセス,およびサービスをすべて停止します。
DBMSなどの,各種アプリケーションのプロセスおよびサービスが,HDLMの管理対象パスを使用している場合,それらをすべて停止します。- 次に示すコマンドを実行して,HDLMで使用しているファイルシステムをアンマウントします。
# umount ファイルシステムのマウントポイント- 次に示すコマンドを実行して,活動化状態のボリュームグループをすべて表示させます。
# lsvg -o- 表示されたボリュームグループから,HDLMで使用しているボリュームグループを非活動化します。
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlmvaryoffvg ボリュームグループ名- 次に示すコマンドを実行して,動作中のカーネルからHDLMデバイス,およびHDLMアラートドライバの論理デバイスファイルを削除し,HDLMマネージャを停止します。
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlmrmdevKAPL09012-Iのメッセージが表示された場合は,問題ありません。
KAPL09012-Iのメッセージが表示されない場合,HDLMデバイスまたはHDLMアラートドライバの論理デバイスファイルが削除されていないか,HDLMマネージャが停止していません。KAPL09012-Iのメッセージが表示されなかった場合は,HDLM の管理対象パスを使用しているプロセス,サービス,ファイルシステム,およびボリュームグループがないことを確認してから,上記のコマンドを再実行してください。- 次に示すアンインストールコマンドを実行します。
# installp -u DLManager- /etc/rc.shutdownファイルのexit 0の前にある次の記述を削除します。
if [ -x /etc/rc.HDLM_shutdown ] then sh /etc/rc.HDLM_shutdown fi
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