Compute Systems Manager REST API リファレンスガイド

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7.4 認証情報を編集する

instanceIDに指定した認証情報を編集します。

ロール

All-Resources-Admin

リクエストライン

PUT http://<host>:<port>/ComputeSystemsManager/v1/objects/Credentials/<instanceID

instanceID:
Compute Systems Managerによって割り当てられた識別キー。

リクエストボディー

リクエストボディーの構造とオブジェクトの属性を次に示します。

Credential

{
        "credentialName":"...",
        "description":"...",
        "forceChange":"...",
        "wmiCredential":{
            "emptyPassword":"...",
            "userID":"...",
            "userPassword":"...",
            "domainName":"...",
            "discoverHyperV":"...",
            "portNo":...
        },
        "sshCredential":{
            "userID":"...",
            "userPassword":"...",
            "suPassword":"...",
            "portNo":...
        },
        "vmwareCredential":{
            "userID":"...",
            "userPassword":"..."
        },
        "svpCredential":{
            "defaultAuthorization":"...",
            "userID":"...",
            "password":"...",
            "defaultPort":"...",
            "portNo":...
        }
}
属性 データ型 説明
credentialName string 0~1 認証情報名(1~32バイト)。
description string 0~1 認証情報の説明(0~500バイト)。
forceChange string 0~1 対象の認証情報が管理対象リソースと関連を持つ場合に,強制的に編集するかどうか。
  • Disable:認証情報が管理対象リソースと関連づいている場合は編集しません。(デフォルト)
  • Enable:認証情報が管理対象リソースと関連づていていも強制的に編集します。
wmiCredential WmiCredential 0~1 Windowsホストへの接続に使用する認証情報。protocolTypeが'WMI'の場合に必要。それ以外の場合は無効。
sshCredential SshCredential 0~1 Linuxホストへの接続に使用する認証情報。protocolTypeが'SSH'の場合に必要。それ以外の場合は無効。
vmwareCredential VmWareCredential 0~1 VMWare ESXiへの接続に使用する認証情報。protocolTypeが'VMWARE'の場合に必要。それ以外の場合は無効。
svpCredential SvpCredential 0~1 ブレードサーバまたはラックマウントサーバへの接続に使用する認証情報。protocolTypeが'SVP'の場合に必要。それ以外の場合は無効。

wmiCredential

属性 データ型 説明
emptyPassword string 1 パスワードを指定するかどうか。
  • Disable:パスワードを指定します。
  • Enable:パスワードを指定しません。
userID string 1 探索するリソースにアクセスするためのユーザーID(1~32バイト)。
userPassword string 0~1 パスワードの文字列をbase64でエンコードした文字列(エンコードする前の文字列は1~256バイト)。emptyPasswordが'Disable'の場合に必要です。
domainName string 0~1 ドメイン名(1~255バイト)。
discoverHyperV string 0~1 Hyper-Vを探索対象にするかどうか。
  • Disable:Hyper-Vを探索対象にしません。(デフォルト)
  • Enable:Hyper-Vを探索対象にします。
portNo integer 0~1 ポート番号(1~65535)。Compute Systems ManagerがLinux版の場合に有効。そうでなければ無効。
デフォルトの値は5985です。

sshCredential

属性 データ型 説明
userID string 1 探索するリソースにアクセスするためのユーザーID(1~32バイト)。
userPassword string 1 パスワードの文字列をbase64でエンコードした文字列(エンコードする前の文字列は1~256バイト)。
suPassword string 0~1 rootユーザーのパスワードの文字列をbase64でエンコードした文字列(エンコードする前の文字列は1~256バイト)。
portNo integer 1 SSHプロトコルで使用するポート番号(0~65535)。

vmwareCredential

属性 データ型 説明
userID string 1 探索するリソースにアクセスするためのユーザーID(1~32バイト)。
userPassword string 1 パスワードの文字列をbase64でエンコードした文字列(エンコードする前の文字列は1~256バイト)。

svpCredential

属性 データ型 説明
defaultAuthorization string 1 接続に,デフォルトのユーザーIDとパスワードを使用するかどうか。
  • Disable:指定したユーザーIDとパスワードを使用します。
  • Enable:デフォルトのユーザーIDとパスワードを使用します。
userID string 0~1 探索するリソースにアクセスするためのユーザーID(1~32バイト)。defultAuthorizationが'Disable'の場合に必要。
password string 0~1 パスワードをbase64でエンコードした文字列(エンコードする前の文字列は1~256バイト)。defultAuthorizationが'Disable'の場合に必要。
defaultPort string 1 接続にデフォルトポートを使用するかどうか。
  • Disable:指定したポートを使用します。
  • Enable:デフォルトポートを使用します。
portNo integer 0~1 ポート番号(0~35535)。defultPortが'Disable'の場合に示します。

レスポンスボディー

レスポンスボディーの構造とオブジェクトの属性を次に示します。

ApiResult

{
        "id":...
}
属性 データ型 説明
id integer 1 編集した認証情報のinstanceIDが返ります。

リターンコード

HTTPステータスコード 結果コード 詳細コード 説明
200 0 0 正常終了。
400 2010 1 credentialNameに無効な値を指定しました。
400 2010 2 descriptionに無効な値を指定しました。
400 2010 3 指定された認証情報は,対象の認証情報と違います。
400 2010 4 指定した認証情報と同時に指定が必要な属性が指定されていません。
400 2010 10 defultAuthorizationに無効な値を指定しました。
400 2010 11 protocolTypeに'SVP',defaultAuthorizationに'Disable'を指定する場合は,userIDも指定する必要があります。
400 2010 12 userIDに無効な値を指定しました。
400 2010 13 protocolTypeに'SVP',defaultAuthorizationに'Disable'を指定する場合は,passwordも指定する必要があります。
400 2010 14 passwordに無効な値を指定しました。
400 2010 15 emptyPasswordに無効な値を指定しました。
400 2010 16 protocolTypeに'WMI',emptyPasswordに'Disable'を指定する場合は,userPasswordも指定する必要があります。
400 2010 17 userPasswordに無効な値を指定しました。
400 2010 18 defaultPortに無効な値を指定しました。
400 2010 19 protocolTypeに'SVP',defaultPortに'Disable'を指定する場合は,portNoも指定する必要があります。
400 2010 20 portNoに無効な値を指定しました。
400 2010 21 domainNameに無効な値を指定しました。
400 2010 22 discoverHyperVに無効な値を指定しました。
400 2010 23 suPasswordに無効な値を指定しました。
400 2010 24 forceChangeに無効な値を指定しました。
400 2010 100 リクエストボディーが指定されていません。
400 2010 101 リクエストボディーの書式が無効です。JSONの書式で記述してください。
401 1000 1 HTTPヘッダーのAuthorizationが指定されていません。
401 1000 2 HTTPヘッダーのAuthorizationの値が不正です(Basic認証,HSSOセッション認証のどちらでもありません)。
401 1000 3 HTTPヘッダーのAuthorizationのBasic認証の値が不正です(認証情報のフォーマットが不正です)。
401 1000 4 ログインに失敗しました。
401 1002 1 ログインセッションが切断されました。または,不正なHSSOトークンが指定されました。
403 1003 1 基本ライセンスが登録されていない,または有効期限を過ぎています。
403 1003 2 論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスがありません。または,ライセンスが無効です。日本語バージョンの場合,vmwareCredentialを編集するかdiscoverHyperVを'Enable'にして再実行してください。
403 2017 1 管理対象を参照する権限がありません。
404 - - 指定したinstanceIDまたはcollectionはありません。
405 - - サポートされていないメソッドです。
406 2010 1 HTTPヘッダーのAcceptの値が不正です。
412 2013 1 指定したcredentialNameはCompute Systems Managerですでに使用済みです。
412 2150 20 指定された認証情報は幾つかのタスクで使用されているため,編集できません。
412 2150 21 指定された認証情報は幾つかの管理対象に関連づけられていますが,forceChangeに'Enable'が指定されていないため,編集できません。
415 - - HTTPヘッダーのContent-Typeにサポートされていない形式が指定されています。
500 - - HTTPヘッダーのContent-Typeに不正な値が指定されている,またはそれ以外の内部エラーです。
500 1000 1 ログインに失敗しました(内部エラー)。
503 2020 1 要求の数がAPIの同時最大接続数を超えました。

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