3.4 シャーシに搭載されたブレードサーバの情報を取得する

instanceIDに指定したシャーシに搭載されているブレードサーバのうち,APIを実行するユーザの権限で参照できるブレードサーバの情報を取得します。

ロール

Admin/Modify/View

リクエストライン

GET http://<host>:<port>/ComputeSystemsManager/v1/objects/Chassis/<instanceID>/collections/Blade

instanceID:
chassisUniqueKeyをbase64urlでエンコードした文字列。

リクエストボディー

リクエストボディーには何も設定しません。

レスポンスボディー

レスポンスボディーの構造とオブジェクトの属性を次に示します。

Server

{
   "Server":[{
       "instanceId":"...",
       "chassisUniqueKey":"...",
       "serverUniqueKey":"...",
       "serverSerialNumber":"...",
       "serverProductName":"...",
       "manufacturer":"...",
       "serverProductNumber":"...",
       "serverUuid":"...",
       "partitionNo":...,
       "primarySlot":...,
       "partitionWidth":...,
       "slotWidth":...,
       "bladeNumber":"...",
       "slotNumber":"...",
       "partitionValid":"...",
       "healthStatus":"...",
       "maintenanceMode":"...",
       "serverStatus":"...",
       "lastRefreshed":"...",
       "error":...,
       "warning":...,
       "information":...,
       "cpuName":"...",
       "cpuFrequencyInMHz":...,
       "numberOfCpus":...,
       "numberOfCores":...,
       "cpuCacheSizeInKB":...,
       "memorySizeInMB":...,
       "lidStatus":"...",
       "lidColor":"...",
       "lomDhcpEnable":"...",
       "lomIpAddress":"...",
       "lomSubnetMask":"...",
       "lomDefaultGateway":"...",
       "lomIpAddressV6":"...",
       "lomPrefixLengthV6":"...",
       "lomDefaultGatewayV6":"...",
       "currentFWVersion":"...",
       "currentLOMVersion":"...",
       "currentEFIVersion":"...",
       "updatingFWVersion":"...",
       "updatingLOMVersion":"...",
       "updatingEFIVersion":"...",
       "remoteConsoleUrl":"...",
       "wwnType":"...",
       "macType":"...",
       "osMode":"...",
       "firmwareRestartRequired":"...",
       "nmColdStandby":"...",
       "lpVersion":"...",
       "lpID":"...",
       "lpStatus":"...",
       "lpIpAddress":"...",
       "lpSubnetMask":"...",
       "lpDefaultGateway":"...",
       "lpVNICSystemNo":...,
       "lpSaveChangedConfig":"...",
       "lpVCPort":"...",
       "lpTimeZone":"...",
       "lpTimeSync":"...",
       "lpNTPServer1":"...",
       "lpNTPServer2":"...",
       "lpPreStateAutoAct":"...",
       "lpAutoShutdown":"...",
       "lpErrWatching":"...",
       "lpPhyCpuState":"...",
       "lpMaxSupportedNumOfLPARs":...,
       "lpMaxNumOfRunningLPARs":...,
       "lpAvailableMemoryNode":"...",
       "lpLPARMaxMemorySize":...,
       "lpLPARMemoryStep":...,
       "lpGuestNuma":"...",
       "lpPreBootFirmware":"...",
       "lpSolarisBoot":"...",
       "lpGuestIdleMode":"...",
       "lpLowLatency":"...",
       "lpLicenseHana":"...",
       "lpEpt1GB":"...",
       "lpPerformanceTuningOptions":"...",
       "lpMaxNumOfLogicalCpu":...
   },
   :
   ]
}

属性データ型説明
instanceIdstring1URIでブレードサーバを特定する際に使用する識別子。serverUniqueKeyをbase64urlでエンコードした文字列。
chassisUniqueKeystring1ブレードサーバが搭載されているシャーシを特定する識別子。
serverUniqueKeystring1ブレードサーバを特定する識別子。
serverSerialNumberstring1サーバシリアル番号。ブレードサーバを特定するシリアル番号。
serverProductNamestring1プロダクト名称。
manufacturerstring1メーカー名。
serverProductNumberstring1製品番号。
serverUuidstring1UUID。
partitionNointeger1ブレードが挿入されているスロット番号。フルワイドブレードの場合は占有するスロットのうち小さい番号。SMP構成の場合は,プライマリサーバブレードが挿入されているスロット番号。
primarySlotinteger1ブレードが挿入されているスロット番号。フルワイドブレードの場合は占有するスロットのうち小さい番号。SMP構成の場合は,プライマリサーバブレードが挿入されているスロット番号。
partitionWidthinteger1ブレードサーバを構成するブレードの数。
slotWidthinteger0~1シャーシ内のスロットの数。
bladeNumberstring0~1ブレード番号。ブレードサーバを構成するブレードのブレード番号がコンマ区切りで列挙されます。
slotNumberstring0~1スロット番号。ブレードサーバを構成するブレードが挿入されているすべてのスロット番号がコンマ区切りで列挙されます。
partitionValidstring1ブレードサーバが使用できる状態かどうか。
  • TRUE:ブレードサーバは使用できます。
  • FALSE:ブレードサーバは使用できません。
healthStatusstring1ブレードサーバの稼働状態。
  • NORMAL:正常
  • WARNING:警告
  • FAIL:障害
  • UNKNOWN:不明
maintenanceModestring1ブレードサーバの保守モードの設定。
  • TRUE:保守モードに設定されています。
  • FALSE:保守モードに設定されていません。
serverStatusstring1電源状態。
  • Running:起動
  • Stopped:停止。
  • Unknown:マネジメントモジュールとの通信失敗のため,状態不明。
lastRefresheddateTime1情報最終更新日時。
errorinteger1解決していない障害レベルのアラート数。
warninginteger1解決していない警告レベルのアラート数。
informationinteger1解決していない情報レベルのアラート数。
cpuNamestring1CPU名称。
cpuFrequencyInMHzfloat1CPUの動作周波数(MHz)。
numberOfCpusinteger1CPUの数。
numberOfCoresinteger1CPUごとのコア数。
cpuCacheSizeInKBdouble1CPUキャッシュサイズ(KB)。
memorySizeInMBfloat1メモリーサイズ(MB)。
lidStatusstring1LID状態。
  • ON
  • OFF
  • BLINKING
  • SLOW_BLINKING
  • FAST_BLINKING
  • UNKNOWN
lidColorstring1LIDの表示色。
  • BLUE
  • GREEN
  • RED
  • ORANGE
  • UNKNOWN
lomDhcpEnablestring1BMCがDHCPを使用するかどうか。
  • TRUE
  • FALSE
lomIpAddressstring1BMCのIPアドレス(IPv4)。設定されていない場合,この値は空文字列です。
lomSubnetMaskstring1BMCのサブネットマスク(IPv4)。設定されていない場合,この値は空文字列です。
lomDefaultGatewaystring1BMCのデフォルトゲートウェイのIPアドレス(IPv4)。設定されていない場合,この値は空文字列です。
lomIpAddressV6string0~1BMCのIPアドレス(IPv6)。設定されていない場合,この値は空文字列です。
lomPrefixLengthV6string0~1BMCのプレフィックス長(IPv6)。設定されていない場合,この値は空文字列です。
lomDefaultGatewayV6string0~1BMCのデフォルトゲートウェイのIPアドレス(IPv6)。設定されていない場合,この値は空文字列です。
currentFWVersionstring1現在動作中のファームウェアのバージョン。
currentLOMVersionstring1現在動作中のBMCのバージョン。
currentEFIVersionstring1現在動作中のEFIのバージョン。
updatingFWVersionstring1ブレードサーバを再起動したあとに動作するファームウェアのバージョン。
updatingLOMVersionstring1ブレードサーバを再起動したあとに動作するBMCのバージョン。
updatingEFIVersionstring1ブレードサーバを再起動したあとに動作するEFIのバージョン。
remoteConsoleUrlstring1リモートコンソールのURL。
wwnTypestring1WWNの種類。
  • Original
  • Additional
  • Unknown
macTypestring1MACアドレスの種類。
  • Original
  • Additional
  • Unknown
osModestring1動作モード。
  • Basic
  • HVM
  • Unknown
firmwareRestartRequiredstring1ファームウェアを更新したあと,反映するためにブレードサーバを再起動する必要があるかどうか。
  • TRUE:更新したファームウェアを反映させるために,ブレードサーバを再起動する必要があります。
  • FALSE:更新したファームウェアはすでに反映されています。
nmColdStandbystring0~1N+Mコールドスタンバイグループの現用ブレードまたは予備ブレードとして使用できるかどうか。
  • TRUE:N+Mコールドスタンバイグループの現用ブレードまたは予備ブレードとして使用できます。
  • FALSE:N+Mコールドスタンバイグループの現用ブレードまたは予備ブレードとして使用できません。
lpVersionstring0~1HVMのファームウェアバージョン。
lpIDstring0~1HVMの識別子。
lpStatusstring0~1HVMの状態。
  • Running
  • Stopped
  • Unknown
lpIpAddressstring0~1HVMのIPアドレス。
lpSubnetMaskstring0~1HVMのサブネットマスク。
lpDefaultGatewaystring0~1HVMのデフォルトゲートウェイIPアドレス。
lpVNICSystemNointeger0~1HVMのVNICシステム番号。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は'-1'になります。
lpSaveChangedConfigstring0~1HVM起動時の構成情報フォーマットの変換後に,構成情報を自動保存するかどうか。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外か,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
  • Disable
  • Enable
lpVCPortstring0~1仮想COMコンソールポートのTCPポート番号(1024~65520)。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
lpTimeZonestring0~1HVMシステム時刻のタイムゾーン(書式:[+|-]hh:mm)。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
lpTimeSyncstring0~1時刻同期の設定。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
  • Svp:マネジメントモジュールと時刻同期する
  • NTP:NTPサーバと時刻同期する
  • Disable:時刻同期しない
lpNTPServer1string0~1NTPサーバ1のIPアドレス。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
lpNTPServer2string0~1NTPサーバ2のIPアドレス。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
lpPreStateAutoActstring0~1Pre-State Auto Activationの設定。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
  • Yes
  • No
lpAutoShutdownstring0~1HVM自動シャットダウンの設定。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
  • Yes
  • No
lpErrWatchingstring0~1エラー監視の設定。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
  • Yes
  • No
lpPhyCpuStatestring0~1省電力機能が有効か無効か。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
  • Enable
  • Disable
lpMaxSupportedNumOfLPARsinteger0~1作成できるLPARの最大数。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
lpMaxNumOfRunningLPARsinteger0~1同時に動作できるLPARの最大数。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
lpAvailableMemoryNodestring0~1有効なメモリーノード。NUMA設定が有効な場合,有効なメモリーノードをコンマでつないだ文字列(例:0,2,4,8)。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
lpLPARMaxMemorySizefloat0~1LPARに設定できる最大メモリサイズ
lpLPARMemoryStepfloat0~1LPARに設定できるメモリ・ステップサイズ
lpGuestNumastring0~1HVMのゲストNUMA設定が有効か無効か。ブレードサーバがBasicモードの場合,またはゲストNUMAが有効か無効かを識別できない場合,この値は空文字列です。
  • Enable:ゲストNUMA機能が有効。
  • Disable:ゲストNUMA機能が無効。
lpPreBootFirmwarestring0~1Pre-bootファームウェアとして64UEFIをサポートしているかどうか。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
  • Disable
  • Enable
lpSolarisBootstring0~1OSタイプがSolaris設定をサポートしているかどうか。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
  • Disable
  • Enable
lpGuestIdleModestring0~1HVMのゲストアイドルモードの設定が有効か無効か。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
  • Enable
  • Disable
lpLowLatencystring0~1HVMのLow Latency設定が有効か無効か。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
  • Enable
  • Disable
lpLicenseHanastring0~1HVMの追加ライセンスが有効か無効か。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
  • Enable
  • Disable
lpEpt1GBstring0~1HVMのEPT1GB機能が有効か無効か。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。
  • Disable
  • Enable
lpPerformanceTuningOptionsstring0~1この属性は未サポートのため,値は参照しないでください。
  • Disable
  • Enable
lpMaxNumOfLogicalCpuinteger0~1LPARに設定できる論理CPUの最大数。論理分割の機能を使用するためのプラグインライセンスが未登録または無効の場合,この属性は生成されません。osModeが'HVM'以外の場合,または,ブレードサーバが論理分割の対象に追加されていない場合,この値は空文字列です。

リターンコード

HTTPステータスコード結果コード詳細コード説明
200--正常終了。
204--指定したinstanceIDまたはcollectionはありません。
40110001HTTPヘッダーのAuthorizationが指定されていません。
40110002HTTPヘッダーのAuthorizationの値が不正です(Basic認証,HSSOセッション認証のどちらでもありません)。
40110003HTTPヘッダーのAuthorizationのBasic認証の値が不正です(認証情報のフォーマットが不正です)。
40110004ログインに失敗しました。
40110021ログインセッションが切断されました。または,不正なHSSOトークンが指定されました。
40310031基本ライセンスが登録されていない,または有効期限を過ぎています。
40320171管理対象を参照または操作する権限がありません。
405--サポートされていないメソッドです。
40620101HTTPヘッダーのAcceptの値が不正です。
415--HTTPヘッダーのContent-Typeにサポートされていない形式が指定されています。
500--HTTPヘッダーのContent-Typeに不正な値が指定されている,またはそれ以外の内部エラーです。
50010001ログインに失敗しました(内部エラー)。
5003000100内部エラーが発生しました。
50320201要求の数がAPIの同時最大接続数を超えました。