2.29 NpmFailback(npmfailback)

指定したN+Mコールドスタンバイグループにある切り替え済みの予備ブレードから,指定した現用ブレードに切り戻すタスクを登録します。

タスクの登録が成功した場合,タスクIDを表示します。

構文

csm {NpmFailback | npmfailback} groupName=<N+Mコールドスタンバイグループ名
activeSvpAddr=<現用ブレード搭載シャーシのマネジメントモジュールのIPアドレス
activeSlotNo=<現用ブレード搭載スロット番号
[powerStatusAfterFailback={on | off}]
[schedule={Now | Later date="<YYYY/MM/DD HH:MM:SS>"}]
[notification={send | not_send | send_only_failed}]

パラメーター

パラメーター説明
groupName操作対象のN+Mコールドスタンバイグループ名を指定します。
activeSvpAddr現用ブレードが搭載されているシャーシのマネジメントモジュールのIPアドレスを指定します。 指定できるIPアドレスはIPv4アドレス,またはIPv6アドレスです。
activeSlotNo現用ブレードが搭載されているスロット番号を指定します。
powerStatusAfterFailback切り戻し完了時に現用ブレードの電源状態をどのように制御するかを指定します。
  • on:電源ON
  • off:電源OFF
デフォルトの値はonです。
schedule切り戻しを開始するスケジュールを指定します。
  • Now:即時開始
  • Laterdateで指定した日時に開始
Laterを指定する場合は,dateも合わせて指定してください。
デフォルトの値はNow です。
date切り戻しを開始する日付と時刻を,YYYY/MM/DD HH:MM:SSの形式で指定します。この値は,「""」で囲む必要があります。
scheduleLaterを指定する場合,dateは必須です。
notificationEメール通知の方法を指定します。
  • send:Eメール通知あり
  • not_send:Eメール通知なし
  • send_only_failed:タスク失敗時だけEメール通知あり
デフォルトの値はsendです。

事前に確認しておく情報

事前に完了しておく操作

2015年7月18日の10:30:00に,マネジメントモジュールのIPアドレスが「192.168.163.222」のシャーシのスロット番号0に搭載されているブレードを,現用ブレードに切り戻すタスクを登録します。

Client1>csm NpmFailback groupName=NpmGroup-001 activeSvpAddr=192.168.163.222 activeSlotNo=0 powerStatusAfterFailback=on schedule=Later date="2015/07/18 10:30:00" notification=send
400000000007000

戻り値

意味
0タスクの登録に成功した。
1タスクの登録に失敗した。

注意事項

コマンド実行時に,指定した現用ブレードと予備ブレードでHVMファームウェア不一致などの問題がある場合でも,警告を表示しないで予備ブレードから現用ブレードに切り戻すタスクを登録します。登録されたタスクは警告の有無に関係なく実行されます。

関連コマンド