2.8 GetAlerts(getalerts)

管理対象ホストから次の情報を取得します。

statusdatefiltercountfilterパラメーターを指定してGetAlertsコマンドを実行すると,条件に一致したアラートの詳細情報を取得できます。

構文

csm {GetAlerts | getalerts} [status={RESOLVED | INPROGRESS | UNCONFIRMED}] [datefilter=<YYYY/MM/DD>] [countfilter=<count>]
[-count | -describe][–format {csv | csv-no-header | xml}]

オプションまたはパラメーター

オプションまたはパラメーター説明
status指定の状態のアラートを表示します。statusには,RESOLVEDINPROGRESS,またはUNCONFIRMEDのどれかを指定できます。
statusを指定しない場合は,未対処(UNCONFIRMED)状態のアラートが表示されます。
datefilterYYYY/MM/DD>の形式で指定した日付以降のアラートが表示されます。
countfilter表示するアラートの最大数を指定します。データベースから取得できるアラートのうち,最新のアラートから数えてcountfilterに指定したアラート数分だけ表示されます。
countfilterを指定しない場合は,すべてのアラートが表示されます。
-count管理対象ホストのアラートのうち,条件に一致するアラートの件数だけを表示する場合に指定します。
-formatの指定に沿った形式で表示されます。
-formatを指定しない場合は,1行にアラートの件数だけが表示されます。
-countは,-describeと同時に指定できません。
-describe各属性の情報だけを表示する場合に指定します。
-formatの指定に沿った形式で表示されます。
-formatを指定しない場合は,各属性の情報がテキストで表示されます。
-describeは,-countと同時に指定できません。
-format表示する出力形式を指定します。
-formatには,csvcsv-no-header(ヘッダーなしCSV),またはxmlのどれかを指定できます。
-formatを指定しない場合は,タブ区切りテキストとして表示されます。

事前に完了しておく操作

すべての管理対象ホストに関する,最新のアラート情報2件を表示します。

Client1>csm GetAlerts countfilter=2
ReceivedAlertInfo Instance
 alertDescription: ホスト上のサービスで障害レベルのSNMPトラップが発生しました。
 alertLevel: Error
 hostName: DEMO-SYS-8-48
 alertId: 0x0300
 occurredTime: 2014-01-08 16:23:19
 modifiedTime:
 status: Unconfirmed
ReceivedAlertInfo Instance
 alertDescription: ホスト上のドライバーで障害レベルのSNMPトラップが発生しました。
 alertLevel: Error
 hostName: DEMO-SYS-8-48
 alertId: 0x0010
 occurredTime: 2014-01-08 16:20:06
 modifiedTime:
 status: Unconfirmed

戻り値

意味
0成功
1失敗

出力項目

次に示す項目を-formatオプションの指定に従った形式に出力します。

出力項目説明
大項目名小項目名
RecievedAlertInfoalertDescriptionアラート内容が表示されます。
alertLevelアラートレベルが表示されます。
[Error,Warning,Information]
hostNameホスト名が表示されます。
alertIdアラートIDが表示されます。
occurredTimeアラートの受信時間が表示されます。
modifiedTimeアラートのステータスが変更された時間が表示されます。
statusアラートの対処状況が表示されます。
[Unconfirmed,In Progress,Resolved]

関連コマンド

関連項目