指定したN+Mコールドスタンバイグループにある切り替え済みの予備ブレードから,指定した現用ブレードに切り戻すタスクを登録します。
タスクの登録が成功した場合,タスクIDを表示します。
構文
csm {NpmFailback | npmfailback} groupName=<N+Mコールドスタンバイグループ名>
activeSvpAddr=<現用ブレード搭載シャーシのマネジメントモジュールのIPアドレス>
activeSlotNo=<現用ブレード搭載スロット番号>
[powerStatusAfterFailback={on | off}]
[schedule={Now | Later date="<YYYY/MM/DD HH:MM:SS>"}]
[notification={send | not_send | send_only_failed}]
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
groupName | 操作対象のN+Mコールドスタンバイグループ名を指定します。 |
activeSvpAddr | 現用ブレードが搭載されているシャーシのマネジメントモジュールのIPアドレスを指定します。 指定できるIPアドレスはIPv4アドレス,またはIPv6アドレスです。 |
activeSlotNo | 現用ブレードが搭載されているスロット番号を指定します。 |
powerStatusAfterFailback | 切り戻し完了時に現用ブレードの電源状態をどのように制御するかを指定します。
|
schedule | 切り戻しを開始するスケジュールを指定します。
デフォルトの値はNow です。 |
date | 切り戻しを開始する日付と時刻を,YYYY/MM/DD HH:MM:SSの形式で指定します。この値は,「""」で囲む必要があります。 scheduleにLaterを指定する場合,dateは必須です。 |
notification | Eメール通知の方法を指定します。
|
事前に確認しておく情報
事前に完了しておく操作
例
2015年7月18日の10:30:00に,マネジメントモジュールのIPアドレスが「192.168.163.222」のシャーシのスロット番号0に搭載されているブレードを,現用ブレードに切り戻すタスクを登録します。
Client1>csm NpmFailback groupName=NpmGroup-001 activeSvpAddr=192.168.163.222 activeSlotNo=0 powerStatusAfterFailback=on schedule=Later date="2015/07/18 10:30:00" notification=send
400000000007000
戻り値
値 | 意味 |
---|---|
0 | タスクの登録に成功した。 |
1 | タスクの登録に失敗した。 |
注意事項
コマンド実行時に,指定した現用ブレードと予備ブレードでHVMファームウェア不一致などの問題がある場合でも,警告を表示しないで予備ブレードから現用ブレードに切り戻すタスクを登録します。登録されたタスクは警告の有無に関係なく実行されます。
関連コマンド