2.1 CLIコマンドの実行書式とコマンド一覧

CLIコマンドの書式を次に示します。

csm [コマンド[オプションまたはパラメーター...] ]

指定できるコマンドの一覧を次に示します。

コマンド説明
CLIを使うためのコマンド
configureCLI をインストールした管理クライアントが,管理サーバと接続できるようにCLIを設定します。
login管理サーバのCompute Systems Managerにログインします。
logout管理サーバのCompute Systems Managerからログアウトします。
ping管理サーバとの通信状態をテストします。
helpコマンドのヘルプ情報を表示します。
管理対象リソースに関する情報を取得するためのコマンド
GetAlertsすべてのアラート情報を対象に特定の条件で取得できます。
GetHost管理対象ホストに関するサマリー情報を取得します。
GetHostAlert管理対象ホストに関するアラート情報を取得します。
GetHostCPU管理対象ホストに関するCPUの詳細情報を取得します。
GetHostFCNetwork管理対象ホストに関するFCアダプターの詳細情報を取得します。
GetHostFileSystem管理対象ホストに関するファイルシステムの詳細情報を取得します。
GetHostIPNetwork管理対象ホストに関するLANの詳細情報を取得します。
GetHostMemory管理対象ホストに関するメモリーの詳細情報を取得します。
GetHostOs管理対象ホストに関するOS情報を取得します。
GetHostPCI管理対象ホストに関するPCIデバイスの詳細情報を取得します。
GetHostRemoteManagementBMCが設定された管理対象ホストのデバイス情報を取得します。
GetBlade管理対象ブレードに関するサマリー情報を取得します。
GetChassis管理対象シャーシに関するサマリー情報を取得します。
GetTaskInfo登録されたすべてのタスクの状態とIDを取得します。
管理対象リソースの電源を制御するためのコマンド
PowerOFF管理対象ホストをシャットダウンしないで電源をOFFにするタスクを登録します。
PowerOFFServer稼働しているOS をシャットダウンしないで,管理対象ブレードの電源をOFFにするタスクを登録します。
PowerON管理対象ホストの電源をONにするタスクを登録します。
PowerONServer管理対象ブレードの電源をONにするタスクを登録します。
RebootOS管理対象ホストをリブートするタスクを登録します。
ShutdownOS管理対象ホストをシャットダウンするタスクを登録します。
N+Mコールドスタンバイを利用するためのコマンド
NpmFailover指定したN+Mコールドスタンバイグループにある現用ブレードを指定して,予備ブレードに切り替えるタスクを登録します。
NpmFailback指定したN+Mコールドスタンバイグループにある切り替え済みの予備ブレードから,指定した現用ブレードに切り戻すタスクを登録します。
NpmReassign指定したN+Mコールドスタンバイグループにある切り替え済みの予備ブレードを指定して,現用ブレードに変更するタスクを登録します。
デプロイメントマネージャーを利用するためのコマンド
DpmBackup指定した管理対象リソースのディスク全体,またはパーティションの バックアップイメージファイルを取得するタスクを登録します。
DpmRestore指定した管理対象リソースのディスク全体,またはパーティションをバックアップイメージファイルを使ってリストアするタスクを登録します。
DpmDeleteImageFile指定したイメージファイルを管理サーバから削除します。
DpmSnapshot指定した管理対象リソースのディスク全体,またはパーティションのスナップショットイメージを取得するタスクを登録します。
DpmCreateTemplate指定した既存のデプロイテンプレートをひな形にして,新しいデプロイテンプレートを作成します。
DpmDeploy指定した管理対象リソースにマスターイメージをデプロイするタスクを登録します。
注※
コマンドの実行にはプラグインライセンスが必要です。プラグインライセンスはGUIで登録および管理します。手順については,マニュアル「Hitachi Command Suite Compute Systems Manager ユーザーズガイド」を参照してください。

CLIコマンドの実行例を次に示します。

csm login

コマンドの実行結果は標準出力に表示されます。