Compute Systems Manager 導入・設定ガイド

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4.1.1 WoLを有効にする

Compute Systems Managerでは,ユーザーが設定したBMCの情報を基に,WoLを利用して管理対象ホストの電源を制御できます。WoLを有効にしておくと,電源ON時にBMCの設定がない場合でも,WoLによって処理が試行されます。

事前に確認しておく情報

ネットワークアダプターのWoLの設定を有効にします。設定の詳細については,サーバ(ハードウェア)の各ベンダーのドキュメントを参照してください。

注意
ネットワークにスイッチまたはルーターが配置されている場合にWoLを使用するとき,管理対象ホストの電源管理ができなくなることがあります。次の場合に注意してください。
  • マジックパケットが遮断された場合
  • 電源が切れた結果,ARPテーブルから管理対象ホストのIPアドレス(マジックパケットの送信先)が消えた場合

関連項目

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