9.9.5 クラスタ環境でデータベースをエクスポートする(Windows)

クラスタ構成となっているWindowsの管理サーバで,データベースをエクスポートします。

データベースのエクスポートは,実行系ノードで操作します。

事前に完了しておく操作

クラスタ環境でデータベースをエクスポートする手順を次に示します。

注意
Compute Systems Managerと同じ管理サーバにインストールされているDevice ManagerがTuning Managerとリモート接続している場合は,Tuning Managerサーバがインストールされているマシンで,Tuning Managerをいったん停止しておく必要があります。
データベースのエクスポートが完了したあと,Tuning Managerを再開させてください。
Tuning Managerを停止および起動する方法については,インストールされているTuning Managerに対応するバージョンのマニュアルを参照してください。
  1. 次のコマンドを実行して,Compute Systems Managerのクラスタ運用を一時停止します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ¥ClusterSetup¥hcmds64clustersrvstate /soff /r グループ名
  2. 次のコマンドを実行して,データベースをエクスポートします。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ¥bin¥hcmds64dbtrans /export /workpath 作業用ディレクトリ /file アーカイブファイル /auto
    workpath
    データベース情報を一時的に配置するための作業用ディレクトリを,絶対パスで指定します。
    ローカルディスクのディレクトリを指定してください。
    workpathオプションに指定するディレクトリの下には,ファイルおよびサブディレクトリがないことを確認してください。
    file
    出力されるアーカイブファイルの名称を絶対パスで指定します。
    アーカイブファイルを作成できなかった場合,十分な容量を確保したあとに再度エクスポートしてください。
  3. アーカイブファイルを移行先サーバに転送します。
  4. 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite製品を停止します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ¥bin¥hcmds64srv /stop
  5. 次のコマンドを実行して,Compute Systems Managerのクラスタ運用を開始します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ¥ClusterSetup¥hcmds64clustersrvstate /son /r グループ名

関連項目