9.10.3 クラスタ環境からCompute Systems Managerをアンインストールする(Red Hat Enterprise Linux)
クラスタ環境の管理サーバ(Red Hat Enterprise Linux)から,Compute Systems Managerをアンインストールします。
事前に完了しておく操作
- アンインストール前の確認作業
- クラスタ管理アプリケーションのグループに登録されている,Compute Systems Managerを含むHitachi Command Suite製品のサービスの削除
クラスタ環境からCompute Systems Managerをアンインストールする手順を次に示します。
- クラスタ管理アプリケーションで,Compute Systems Managerのサービスが登録されていたグループを待機系ノードから実行系ノードに移動します。
- 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite製品を停止します。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>/bin/hcmds64srv -stop
- 次のコマンドを実行して,データベースをバックアップします。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>/bin/hcmds64backups -dir <ローカルディスク上のバックアップファイル格納先ディレクトリ> -auto
- 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite製品を停止します。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>/bin/hcmds64srv -stop
- 実行系ノードでCompute Systems Managerをアンインストールします。
- 実行系ノードで,不要になったファイルやディレクトリ(クラスタ環境内でのインストール中に作成されたファイルやディレクトリなど)をすべて削除します。
- クラスタ管理アプリケーションで,Compute Systems Managerのサービスが登録されていたグループを待機系ノードに移動します。
- 待機系ノードでCompute Systems Managerをアンインストールします。
- 待機系ノードで,不要になったファイルやディレクトリ(クラスタ環境内でのインストール中に作成されたファイルやディレクトリなど)をすべて削除します。
- 次のリソースがほかのアプリケーションによって使用されていない場合は,クラスタ管理アプリケーションでそのリソースを削除します。
- Compute Systems Managerのサービスが登録されていたグループが不要になった場合は,そのグループも削除します。
- ほかのHitachi Command Suite製品を引き続き使用する場合は,そのサービスをクラスタ管理アプリケーションのグループに登録します。
登録する手順については,各製品のマニュアルを参照してください。
- ほかのHitachi Command Suite製品を引き続き使用する場合は,クラスタ管理アプリケーションで実行系ノードを選択してクラスタ運用を開始します。
関連項目