9.9.1 クラスタ環境でデータベースをバックアップする(Windows)
クラスタ構成となっているWindowsの管理サーバで,データベースをバックアップします。
データベースのバックアップは,実行系ノードで操作します。
事前に完了しておく操作
クラスタ環境でデータベースをバックアップする手順を次に示します。
注意- Compute Systems Managerと同じ管理サーバにインストールされているDevice ManagerがTuning Managerとリモート接続している場合は,Tuning Managerサーバがインストールされているマシンで,Tuning Managerをいったん停止しておく必要があります。
- データベースのバックアップが完了したあと,Tuning Managerを再開させてください。
- Tuning Managerを停止および起動する方法については,インストールされているTuning Managerに対応するバージョンのマニュアルを参照してください。
- 次のコマンドを実行して,Compute Systems Managerのクラスタ運用を一時停止します。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>¥ClusterSetup¥hcmds64clustersrvstate /soff /r <グループ名>
- 次のコマンドを実行して,データベースをバックアップします。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>¥bin¥hcmds64backups /dir <ローカルディスク上のバックアップファイル格納先ディレクトリ> /auto
- dir
- データベースのバックアップファイルを格納するローカルディスク上のディレクトリを,絶対パスで指定します。
- 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite製品を停止します。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>¥bin¥hcmds64srv /stop
- 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite製品のサービスが停止していること,またはコマンドの戻り値が0であることを確認します。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>¥bin¥hcmds64srv /statusall
- 次のコマンドを実行して,Compute Systems Managerのクラスタ運用を開始します。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>¥ClusterSetup¥hcmds64clustersrvstate /son /r <グループ名>
関連項目