9.3.2 クラスタ環境で運用する管理サーバの空き容量の確認
クラスタを使用して,Compute Systems Managerの運用を開始するための環境設定では,データベースをバックアップしたり,必要なデータを共有ディスクへ移行したりします。
管理サーバに次の空き容量があることを確認してください。
- データベースのバックアップに必要な空き容量:
データベースをバックアップするための確認事項を参照して,空き容量を確認します。
- 共有ディスクに必要な空き容量:
- データベースを移行するために指定する再作成先に必要な容量
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのデータベース容量※>+
<Compute Systems Managerと同一ホストにインストールされているCompute Systems Managerを含むすべてのHitachi Command Suite製品のデータベース容量※>
- Windowsの管理サーバでデプロイメントマネージャーを使用する場合,イメージファイルを移行するために必要な容量
- Compute Systems Managerが使用する作業ディレクトリを格納するために必要な容量
Compute Systems Managerが使用する作業ディレクトリについては,次のファイルに定義するhcsm.shared.directoryプロパティの説明を参照してください。
Windows:
<Compute Systems Managerのインストールディレクトリ>¥ComputeSystemsManager¥conf¥user.properties
Red Hat Enterprise Linux:
<Compute Systems Managerのインストールディレクトリ>/ComputeSystemsManager/conf/user.properties
- 注※
- Compute Systems Manager,およびHitachi Command Suite共通コンポーネントのデータベースの容量については,データベースファイルの格納先ディレクトリの容量をデータベースのサイズとしてください。ほかのHitachi Command Suite製品のデータベースの容量については,各製品のマニュアルを参照してください。
関連項目