サーバの電源管理のスケジュール設定例を次に示します。
LPARが稼働しているサーバと論理分割の機能を使用していないサーバが混在する構成の場合,論理分割の設定によって作成するタスクが変わることがあります。
例1:毎週末,サーバをシャットダウンする場合
毎週末,サーバをシャットダウンするために,次の2つのタスクを作成します。
図4-3 毎週金曜日の23:00にサーバ上のホストをシャットダウンするタスク
図4-4 毎週月曜日の5:00にサーバの電源をONにするタスク
例2:毎週末,LPARが稼働しているサーバが混在している構成で,サーバをシャットダウンする場合
LPARが稼働しているサーバが混在している構成で,毎週末,サーバをシャットダウンするために,次の4つのタスクを作成します。
図4-5 毎週金曜日の23:00にLPARが稼働していないサーバ上のホストをシャットダウンするタスク
図4-6 毎週金曜日の23:00にLPARが稼働しているHVMをシャットダウンするタスク
図4-7 毎週月曜日の5:00にサーバの電源をONにするタスク
図4-8 毎週月曜日の6:00にLPARを起動するタスク
LPARが稼働しているサーバで,HVMの自動シャットダウンとLPARの自動アクティブ順序を設定した場合,上記4つのタスクを作成する必要はありません。例1のタスクを作成することで,スケジュールを設定できます。
関連項目