3.4.10 LPARにホストを作成するための確認事項
LPARにホストを作成する前に,確認しておく情報,および完了しておく操作について説明します。
事前に確認しておく情報
- LPARに設定されているFCのWWN情報
LPARの詳細画面で参照できます。
事前に完了しておく操作
- LPAR上のOS環境設定時に指定するデバイスの割り当て
Device Managerなどを使用して,LPARに,ブートに使用できるデバイスとしてストレージシステムのボリュームを割り当てます。このとき,LPARに設定されているFCのWWN情報を使用してください。
Device Managerでの操作の詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite ユーザーズガイド」を参照してください。
- LPARのFC設定
OSをインストールする場合は,ブートできるようにするポートは1つだけにしてください。複数のポートを有効にしていると,正しく認識できないことがあります。冗長化のために,複数のポートを使用して運用する場合は,OSをインストールしたあとに,LPARのFC設定を変更してください。
- LPARの起動およびLPARへのUSBのアタッチ
USBの自動アタッチを設定することで,LPAR起動時,自動的にUSBをアタッチさせることもできます。
関連項目