Replication Manager Application Agent CLI リファレンスガイド
drmexgverify バックアップID副ボリュームにバックアップされたExchangeデータベースの整合性を検証します。
検証の対象となるのは,VSSを使用してバックアップされたExchangeデータベースです。
このコマンドはバックアップサーバで実行してください。
このコマンドを実行する前に,次の操作が必要です。
- バックアップサーバ上に,Exchange管理ツールをインストールします。インストールするExchange Serverのバージョンは,データベースサーバ上にインストールされているExchange Serverと同一バージョンである必要があります。なお,データベースサーバ上のExchange Serverにサービスパックを適用している場合,バックアップサーバ上のExchange Serverにも同一のサービスパックを適用してください。
Exchange管理ツールのインストールの詳細については,Exchange Serverのマニュアルを参照してください。- エクスポート/インポートで,バックアップカタログをデータベースサーバからバックアップサーバに転送しておきます。
- Exchangeデータベース(*.edbファイル)が格納されている副ボリュームを,バックアップサーバにマウントする必要があります。マウントには,drmmountコマンドを使用し,引数にはバックアップIDを指定してください。また,drmexgverifyコマンドを実行したあとに,マウントした副ボリュームをdrmumountコマンドでアンマウントしてください。
バックアップID
整合性を検証したい副ボリュームのバックアップIDを指定します。バックアップIDは,バックアップカタログをエクスポート/インポートでバックアップサーバに作成したときに割り当てられる。なお,指定できるバックアップIDの値は0000000001~4294967295 です。先頭の0は省略しないでください。
0:正常終了した場合
0以外:エラーが発生した場合
バックアップIDが「0000000001」のバックアップデータの整合性を検証する。
PROMPT> drmexgverify 0000000001 KAVX0001-I drmexgverifyコマンドを開始します。 KAVX0076-I Exchangeデータベースファイルのチェックサムを確認しました。 ストレージグループ名 = STR1 KAVX0002-I drmexgverifyコマンドを終了します。
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