Replication Manager システム構成ガイド

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6.1.3 Replication ManagerとBusiness Continuity Manager(IHS)との間の通信に関するセキュリティ

管理サーバ上のReplication Managerとホスト上のBusiness Continuity Managerとの間の通信を暗号化するには,IHSをリバースプロキシサーバとして設定し,Replication Managerのトラストストアー(jssecacerts)にIHSのサーバ証明書をインポートする必要があります。Replication ManagerとBusiness Continuity Manager(IHS)との間でセキュリティ通信するための操作の流れを次の図に示します。

図6-4 Replication ManagerとBusiness Continuity Manager(IHS)との間のセキュリティ通信のための操作の流れ

[図]

なお,著名な認証局を使用する場合,認証局の証明書がトラストストアー(jssecacerts)にすでにインポートされていることがあります。その場合,認証局を改めてインポートする必要はありません。

Business Continuity Manager(IHS)でのSSLサーバの構築手順については,マニュアル「Hitachi Business Continuity Manager インストールガイド」のHTTPS通信するための設定の説明を参照してください。

Hitachi Command Suite共通コンポーネントでの操作手順,およびトラストストアーについては,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」の次の説明を参照してください。

トラストストアー(jssecacerts)へのIHSのサーバ証明書のインポートが完了したら,Replication Manager GUIの情報取得元の追加画面,または編集画面で,通信プロトコルとしてHTTPSを選択し,HTTPS通信用のポート番号を指定します。情報取得元の追加または編集方法については,オンラインヘルプを参照してください。

重要
  • 複数のBusiness Continuity Manager(IHS)を情報取得元として管理する場合は,それぞれのサーバ証明書を作成し,Replication Managerが稼働する管理サーバのトラストストアー(jssecacerts)にインポートする必要があります。
  • IHSのサーバ証明書は,Replication Managerが稼働する管理サーバに安全な方法で転送してください。

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