Replication Manager システム構成ガイド

5.7 Application Agentが使用するポート

Application Agentは4種類のポートを使用します。デフォルトでは，次の表に示すポート番号を使用します。

表5-2 Application Agentが使用するポート

ポート番号説明

22300 データベースサーバとバックアップサーバにインストールされているApplication Agentがお互いに通信するためのポートです。

24041 Application AgentのプロセスがReplication Managerと通信するためのポートです。

24042 Application AgentのAPI応答プロセスがReplication Managerと通信するためのポートです。

24043 Application AgentのプロセスとApplication AgentのAPI応答プロセスがReplication Managerと通信するためのポートです。

各ポートのポート番号を変更する場合，ポート番号には1～65535の間の使用していない番号を設定します。

各ポートのポート番号を変更する場合の方法を次に示します。

Application Agentがお互いに通信するためのポート（22300）

Windowsのservicesファイルに，設定するポート番号を，「DRMVSSServer」の名称で登録します。ポート番号の設定は，データベースサーバとバックアップサーバで同じにする必要があります。

Application AgentのプロセスがReplication Managerと通信するためのポート（24041）

server.propertiesファイルのserver.agent.portの値を変更します。

Application AgentのAPI応答プロセスがReplication Managerと通信するためのポート（24042）

server.propertiesファイルのserver.http.portの値を変更します。

Application AgentのプロセスとApplication AgentのAPI応答プロセスがReplication Managerと通信するためのポート（24043）

server.propertiesファイルのserver.http.localPortの値を変更します。

注意

server.agent.portの値を変更したときは，Replication Managerの情報取得元として登録されたApplication Agentのポート番号の設定も変更する必要があります。

servicesファイルを変更した場合は，Protection Managerサービス（Protection Manager Service）を再起動します。server.propertiesファイルを変更した場合は，Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントサービスを再起動します。再起動については，「5.1 Application Agentの起動と停止」を参照してください。

server.propertiesファイルは，次の場所に格納されています。
＜Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのインストールフォルダ＞\config\server.properties

ポート番号	説明
22300	データベースサーバとバックアップサーバにインストールされているApplication Agentがお互いに通信するためのポートです。
24041	Application AgentのプロセスがReplication Managerと通信するためのポートです。
24042	Application AgentのAPI応答プロセスがReplication Managerと通信するためのポートです。
24043	Application AgentのプロセスとApplication AgentのAPI応答プロセスがReplication Managerと通信するためのポートです。

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