Tiered Storage Manager CLI リファレンスガイド

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2.3.5 Javaの実行環境を設定する

コマンドを実行する前に,Javaの実行環境を設定します。

環境変数HTSM_CLI_JRE_PATHに,CLIを使用するのに必要なバージョンのjavaコマンドへのパスを設定してください。環境変数HTSM_CLI_JRE_PATHが指定されていない場合は,環境変数PATHに設定されているJREを使ってCLIを実行します。

Windowsの場合にはsetコマンドで環境変数を設定できます。Solaris,HP-UX,またはLinuxの場合には,OSの種類や使用しているシェルによって,setenvexportなど使用するコマンドが異なります。

WindowsでHTSM_CLI_JRE_PATHを指定する例は,次のとおりです。

C:\>SET HTSM_CLI_JRE_PATH=Program Filesフォルダ\Java\JREバージョン\bin

Windowsで環境変数HTSM_CLI_JRE_PATHを設定するときは,次の点に注意してください。

重要
ファイアウォールを越えてTiered Storage Managerサーバへ接続する場合は,CLIでjava.exeを使えるように,ファイアウォールを設定する必要があります。

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