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EUR メッセージ


4672

指定したユーザ定義データ用の可変記号値定義ファイル(可変記号値定義ファイル名)の内容が不正です。(エラーコード:変数名)

要因

このメッセージは,「(エラーコード:変数名)」に示されたエラーコードによって,要因が異なります。エラーコードとその要因を次に示します。

エラーコード

要因

1

「変数名」に,未知の変数名が指定されています。

2

「変数名」に示された変数に値が指定されていません。

3

  • 「変数名=値」の形式で指定されていません。

  • エラーコード「3」のときは,変数名は表示されません。

4

「変数名」に示された変数に使用できない可変記号値が指定されています。

EURのログファイルに,要因を示すメッセージが表示されます。表示されるメッセージと,その要因を次に示します。

ログファイルに表示されるメッセージ

要因

数値データのけた落ちが発生しました

有効範囲を超えた値が指定されました。

アポストロフィの指定方法に誤りがあります

  • 文字定数の中のアポストロフィが二つ続けて指定されていません。

  • 文字列なしの定数('')が指定されました。

指定された値は列の属性と合っていません

指定された値は列の属性と合いません。

指定された値は指定できる有効範囲を超えています

有効範囲を超えた値が指定されました。

指定された値は列の定義長又は指定範囲を超えています

列の定義長または指定範囲を超えています。

対処

可変記号値定義ファイルの記述を見直したあと,プログラムを再度実行してください。

EURのログファイルに表示されたメッセージによって,次のように対処してください。

ログファイルに表示されるメッセージ

対処

数値データのけた落ちが発生しました

値を範囲内で指定してください。

アポストロフィの指定方法に誤りがあります

  • アポストロフィを文字データとして使う場合は,二つ続けて指定してください。

  • 文字列を指定してください。

指定された値は列の属性と合っていません

値を変更して,列の属性と合わせてください。

指定された値は指定できる有効範囲を超えています

値の範囲内で指定してください。

指定された値は列の定義長又は指定範囲を超えています

値の範囲内で指定してください。

各条件の設定できる値については,マニュアル「EUR データベース連携ガイド」を参照してください。

対処の参照先
OLEオートメーション

DataFileNameプロパティ

OCXオブジェクト

UserDataFileNameプロパティ

DLLインターフェース関数

ReportPrint関数,ReportPrintWithView関数,およびReportView関数のoptionで指定する,オプション記述ファイルのキーワード

  • ユーザ定義データ用のファイルの指定

    UserDefDataFile