Hitachi

EUR データベース連携ガイド


DBP3000W

ODBCドライバでデータベースにアクセス中にエラーが発生しました。メッセージ:ODBCドライバから出力されるメッセージ SQLState:メッセージID SQLサーバエラー:詳細コード

要因

ODBCドライバでデータベースにアクセス中にエラーが発生しました。

対処

接続先のODBCドライバによって,ODBCドライバから出力されるメッセージが異なります。

なお,対処したあとも同じエラーが発生する場合は,システム管理者に連絡してください。また,下記に示した対処以外のエラーが発生した場合は,使用されているODBCドライバ,またはアクセスされているデータベースに依存します。

  • [HITACHI][DBPARTNER]の場合

    次に示すSQLStateに対応した対処をしたあと,再実行してください。

    SQLState

    要 因

    対 処

    01004,22001

    • データが長いため,途中で切り捨てます。

    • 小数点以下の桁を切り捨てます。

    接続先のデータベースで使用できるデータの長さに合わせてください。

    08S01

    回線が切断されました。

    表示されている画面から障害が発生した要因を調査してください。要因を取り除いたあと,データベースアクセス定義を終了して再起動してください。

    22003

    数値として扱える範囲を超えています。

    条件を設定し直したあと,再実行してください。

    22008

    DATE型,またはTIME型で扱える範囲を超えています。

    条件を設定し直したあと,再実行してください。

    IM002,IM003,SI090,28000

    • データベース連携のデータソース名,ユーザID,またはパスワードの指定が誤っています。

    • ODBCドライバをセットアップしたとき,指定されたデータソース名に誤りがありました。

    • ユーザID,またはパスワードが,データベースの制限長を超えています。

    データソース名,ユーザID,またはパスワードを正しく指定して再実行してください。

    S1001

    メモリ不足が発生しました。

    ほかのアプリケーションプログラムを終了したあと,再実行してください。

    DBL03

    抽出できないデータ型があります。指定した表は使用できません。

    設定されている列属性を見直してください。

    S1000

    出力されたメッセージによって,次に示す処置をしてください。

    • Restricted Datatype attribute violation.

      抽出できないデータ型があります。指定した表は使用できません。

    • Too many number of columns.

      列設定または条件設定でこのエラーが発生した場合は,選択している表は使用できません。

    このほかのエラーが発生した場合は,選択されている列数を少なくしたあと,再実行してください。

    上記以外のSQLState

    システム管理者に連絡してください。

    (凡例)−:該当する要因はありません。

  • [HITACHI][DBPARTNER][ORACLE]の場合

    「ORA-01918:ユーザは存在しません」と出力されたときは,データベース連携の接続ユーザIDを全角文字で起動して,抽出操作をしたと考えられます。

  • [Microsoft][ODBCDLL]の場合

    次に示すSQLStateに対応した対処をしたあと,再実行してください。

    SQLState

    要 因

    対 処

    IM004

    接続しているアプリケーションが多過ぎるため,メモリ確保に失敗しました。

    接続しているほかのアプリケーションを終了して,再接続してください。

    上記以外のSQLState

    システム管理者に連絡してください。

    (凡例)−:該当する要因はありません。