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EUR データベース連携ガイド


5.23.1 [実行値入力]ダイアログで設定できる項目

[実行値入力]ダイアログで設定できる項目を次に示します。

[可変記号]リスト

条件式に設定した可変記号名が表示されます。また,可変記号を設定した列の列属性と列の長さも表示されます。

[実行値]テキストボックス

可変記号に対する実行値を指定します。[可変記号入力]ダイアログの[初期値]が指定されていない場合は,「実行値」を指定してください。指定できる文字列長は255バイト以下です。Unicodeが入力できます。実行値に文字定数を指定する場合は,文字列を「'」で囲んでください。

条件式の右辺に定数が指定されているときに,[可変記号]ボタンをクリックすると,右辺の定数が初期値として表示されます。

指定できる属性は,文字定数,数値定数です。一つの可変記号名に対して指定できる初期値は一つです。二つ以上の初期値は指定できません。

指定できる定数の規則は,[条件設定]ダイアログで条件式を設定するときと同じです。規則については,「表3-8 列と定数の規則」を参照してください。

実行値は,次のように指定してください。

表5‒3 実行値の指定方法

列の属性

実行値の指定方法

BINARY

〔'〕0〜9,A〜Fの半角の文字列〔'〕

BIT

0,または1

CHAR,VARCHAR,LONG VARCHAR

〔'〕全角,および半角の文字列〔'〕

DATE

〔'〕YYYY-MM-DD〔'〕

年(YYYY),月(MM),日(DD)を「-」で結びます。

DOUBLE,FLOAT,REAL

〔符号〕仮数E〔符号〕指数

LONG VARBINARY

定数として設定できません。

MCHAR,MVARCHAR

〔'〕全角,および半角の文字列〔'〕

NCHAR,NVARCHAR

〔'〕全角の文字列〔'〕

NUMERIC,DECIMAL

〔符号〕整数部.小数部

TIME

〔'〕hh:mm:ss〔'〕

時(hh),分(mm),秒(ss)を「:」で結びます。

TIMESTAMP(16桁)

〔'〕YYYY-MM-DD△hh:mm〔'〕

日付の文字表現と時間の文字表現の時分を,半角空白(△)で結びます。

TIMESTAMP(19桁)

〔'〕YYYY-MM-DD△hh:mm:ss〔'〕

日付の文字表現と時間の文字表現を,半角空白(△)で結びます。

TIMESTAMP(23桁)

〔'〕YYYY-MM-DD△hh:mm:ss〔.nnn〔'〕〕

日付の文字表現と時間の文字表現を,半角空白(△)で結び,「.」のあとに3桁の小数秒を付けます。

TIMESTAMP(26桁)

〔'〕YYYY-MM-DD△hh:mm:ss〔.nnnnnn〔'〕〕

日付の文字表現と時間の文字表現を,半角空白(△)で結び,「.」のあとに6桁の小数秒を付けます。

TINYINT,INTEGER,SMALLINT

〔符号〕整数

UCHAR,UVARCHAR,LONG UVARCHAR

〔'〕全角,および半角の文字列〔'〕

VARBINARY

定数として設定できません。

注※

SQL Serverを使用する場合で,Unicodeデータを抽出する場合だけ使用できます。