Hitachi

EUR データベース連携ガイド


2.3.2 インストール

DABrokerをインストールするには,「DABroker.msi」を実行してください。

「DABroker.msi」は,EUR DeveloperおよびEUR Server製品(EUR Server EnterpriseまたはEUR Server Standard)のインストール先フォルダ\Component\DABROKER\下にあります。

このフォルダに「PACK_ARC.EXE」が存在する場合は,「PACK_ARC.EXE」も実行してください。

重要

次に示す文字が含まれているディレクトリに,DABrokerをインストールしないでください。

インストールディレクトリに指定できない文字

()="'#\

64bit OSに32bit版DABrokerをインストールする場合は,製品インストール時に表示されるデフォルトのインストール先のディレクトリが「C:\Program Files (x86)\Hitachi\DABroker」になっているため,必ずディレクトリを変更してください。

インストールしたあと,次のように設定してください。

環境変数を設定する

DABrokerをインストールしたあと,システム環境変数のPathに「DABrokerインストールディレクトリ\lib」を必ず設定してください。環境変数を設定し,マシンを再起動すると,DABrokerを使用できるようになります。

〈この項の構成〉

(1) インストール時に作成されるディレクトリ

DABrokerのインストール時に作成されるディレクトリを次の表に示します。これらのディレクトリは,DABrokerのインストール先に指定したディレクトリの下に作成されます。

なお,DABrokerのインストール先に指定したディレクトリを,これ以降DABroker運用ディレクトリと呼びます。

表2‒1 DABrokerのディレクトリ

ディレクトリ

説明

DABroker

DABrokerのインストール先ディレクトリ

(=DABroker運用ディレクトリ)

\bin

実行ファイル格納ディレクトリ

\lib

ライブラリ格納用ディレクトリ

\AGT

エージェント処理用ディレクトリ

\AGTGRP

グループ管理用ディレクトリ

\msg

メッセージ用ディレクトリ

\conf

DABroker動作環境定義ファイル格納ディレクトリ

\spool

DABrokerスプールディレクトリ

\tmp

DABroker標準作業ディレクトリ

(凡例)

−:該当するディレクトリはありません。

(2) DABroker(64)使用時の注意事項

DABroker(64)を動作させるには,Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージのセキュリティ更新プログラムが必要になる場合があります。セキュリティ更新プログラムはMicrosoft社のホームページからダウンロードしてください。