1.1.2 EUR クライアント帳票出力機能でのデータを読み込む流れ
システム管理者は,DABrokerを使用して,データベースの接続に必要な環境を設定します。データベースの接続設定については,「2. データベースの接続設定」を参照してください。
データベースからのデータ入力の流れを次に示します。
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帳票ファイルの配布
帳票を使用するクライアントに帳票ファイルを配布します。
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データベースの接続
データベースに接続します。EUR クライアント帳票出力機能の1回の実行で接続できるデータベースは一つだけです。
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データの抽出
データベースからデータを抽出します。
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帳票出力
配布された帳票ファイルに抽出したデータを読み込んで,帳票を出力します。
データの入力元としてCSV形式のデータファイルを使用する場合とは異なり,データベースに接続してデータを取得します。データベースからデータを入力するには,次に示すファイルを使用します。
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接続情報ファイル
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可変記号値定義ファイル
接続情報ファイルの詳細については「4.1 接続情報ファイル」を,可変記号値定義ファイルの詳細については「4.2 可変記号値定義ファイル」を参照してください。
ただし,すべての帳票セットのマッピングデータおよびユーザ定義データの入力元として指定できるデータベースは,一つだけです。