15.9 Server Service制御コマンドの環境設定ファイル(EURPMCTRL.ini)
- 対象コンポーネントまたは機能
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Server Service制御コマンド(eurpmctrlコマンド)
- 設定内容
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Server Service制御コマンド(eurpmctrlコマンド)の動作環境は,環境設定ファイル(EURPMCTRL.ini)で設定します。
Server Service制御コマンドの環境設定ファイルを変更した場合は,次にServer Service制御コマンドを実行したときから有効になります。
- 環境設定ファイルのサンプルの格納場所
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環境設定ファイル(EURPMCTRL.ini)のサンプルを次の場所に格納しています。
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Windows環境の場合
インストール先フォルダ\Sample\ServerService\下
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UNIX/Linux環境の場合
/opt/eur/sample/ServerService下
環境設定ファイル(EURPMCTRL.ini)のサンプルの内容を次に示します。
- <環境設定ファイル(EURPMCTRL.ini)のサンプルの内容>
[PATH] [ERROR] LOGSIZE=10000 [TIMEOUT]
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- 環境設定ファイル(EURPMCTRL.ini)の設定手順
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環境設定ファイルの設定手順を次に示します。
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環境設定ファイル(EURPMCTRL.ini)のサンプルを任意の場所に保存します。
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環境設定ファイルを編集します。
環境設定ファイルは,マシンのロケールに応じたエンコードで編集してください。
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必要な内容を設定した環境設定ファイルを,サンプルと同じファイル名(EURPMCTRL.ini)で次に格納します。
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Windows環境の場合
インストール先フォルダ\Server下
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UNIX/Linux環境の場合
/var/opt/eur/server下
なお,格納場所には,EUR Server Serviceを利用するユーザが読み書きできるようにアクセス権を設定してください。
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- 環境設定ファイルの構文
変数名=値
環境設定ファイルに指定する情報は,「"」で囲まないでください。
- 環境設定ファイルの指定例
[PATH] TEMP=/tmp [ERROR] LOGFILE=/var/opt/EUR/Log LOGLEVEL=4 LOGSIZE=750 [TIMEOUT] START=300 STOP=120
- 注意事項
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EUR Server Serviceを複数起動している場合は,環境設定ファイル(EURPMCTRL.ini)のPATHセクションのTEMPキーの値は変更できません。変更したときには,Server Service制御コマンドの機能が使用できなくなります。