Hitachi

EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編(UNIX(R)用)


15.4.11 DATABUFFSIZE

セクション

[OPTION]

設定内容

ファイルを転送するときの分割転送のサイズを指定します。

指定値

指定できる値は,1〜10,000です。単位はKBです。

1〜10,000以外の値を指定した場合は,省略値と同じ値が仮定されます。

省略値

DATABUFFSIZEキーを省略した場合は,「100」が仮定されます。

注意事項
  • EUR Server - Adapterでファイル転送が実行されるプロパティ(ファイル)を指定したジョブを実行する場合,ファイル転送されるファイルごとに,指定したサイズの10〜15倍のメモリがEUR Server - Adapter,およびEUR Server Service稼働マシンの両方に必要となります。

  • PDF形式ファイル出力のとき:約15倍

  • PDF形式ファイル以外のファイル出力,および印刷実行のとき:約10倍

転送の対象になるファイルを次に示します。

  • マッピングデータファイル(可変値記号ファイル)

  • ユーザ定義データファイル(可変値記号ファイル)

  • 文書しおり定義ファイル

  • しおり定義ファイル

  • PDF仕分け定義ファイル

  • 暗号化設定ファイル

  • 分割定義ファイルまたは仕分け定義ファイル

  • 帳票セット指定ファイルで指定したマッピングデータファイル,ユーザ定義データファイル,しおり定義ファイル

  • EPF形式ファイル

  • EUR Server Serviceの印刷およびファイル出力実行時に,KEEY314-Sのメモリ不足エラーが発生した場合は,DATABUFFSIZEキーの値(ファイル転送時の分割転送サイズ)を小さくして再試行してください。

    なお,指定した値によっては,通信性能が変わることがあります。通信性能が劣化する場合は値を変更してチューニングしてください。

  • EUR Server - Adapterの印刷およびファイル出力実行時に,KEEY215-SまたはKEEY906-Eのメモリ不足エラー,もしくはKEEY217-Sのシステムエラーが発生した場合は,DATABUFFSIZEキーの値(ファイル転送時の分割転送サイズ)を小さくして再試行してください。

    なお,指定した値によっては,通信性能が変わることがあります。通信性能が劣化する場合は値を変更してチューニングしてください。