15.3.50 EURPS_LOCATION_FIXIMAGE
- 設定内容
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固定画像を含む帳票を出力する場合,帳票内に埋め込まれた固定画像を参照するか,外部データとして配置した画像ファイルを参照するかの画像参照モードを指定します。
- 指定値
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指定できる値を次に示します。
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NORMAL:標準モード
帳票内に埋め込まれた固定画像を参照して出力するモードです。画像を出力する動作の優先順位は次のとおりです。
1. 帳票内に固定画像が埋め込まれている場合(バージョン5以降のEUR 帳票作成機能で保存した固定画像を含む帳票の場合),埋め込まれている固定画像を出力します。
2. 帳票内に固定画像が埋め込まれていない場合(バージョン5より前のEUR 帳票作成機能で保存した固定画像を含む帳票の場合),外部データとして配置した画像ファイルを出力します。
3. 帳票内に固定画像が埋め込まれていない場合(バージョン5より前のEUR 帳票作成機能で保存した固定画像を含む帳票の場合),かつ外部データとして配置した画像ファイルが存在しない場合,画像は出力されません。
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EXTERNAL:外部参照モード
外部データとして配置した画像ファイルを参照して出力するモードです。
外部参照モードを指定することで,帳票内に固定画像が埋め込まれている場合でも,バージョン5より前のEURと同じ出力結果になります。
画像を出力する動作の優先順位は次のとおりです。
1. 外部データとして配置した画像ファイルを出力します。
2. 外部データとして配置した画像ファイルが存在しない場合,画像は出力されません。
また,外部参照モードが有効となる出力形式を次の表に示します。
項番
OS
出力形式
外部参照モードの有効/無効
1
Windows環境
GDI印刷
○
2
UNIX/Linux環境
PDL印刷
○
3
PDLファイル出力
4
Windows環境,UNIX/Linux環境
EPF形式ファイル
○
5
EUR形式ファイル
×
6
PDF形式ファイル
○
7
Excel形式ファイル
−
8
CSV形式ファイル
- (凡例)
-
○:有効,×:無効,−:対象外
NORMAL,EXTERNAL以外の値を指定した場合は,省略値と同じ値が仮定されます。
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- 省略値
-
環境変数EURPS_LOCATION_FIXIMAGEの指定を省略した場合は,「NORMAL」が仮定されます。