15.3.44　EURPS_EPF_IMAGE_COMPRESS

設定内容

EPF形式ファイルを出力する場合に，画像アイテムやバーコードアイテムなどの画像データを圧縮するかどうかを指定します。

画像データが含まれている帳票の場合にON（またはon）を指定すると，中間ファイルやEPF形式ファイルのサイズが小さくなり，プレビュー表示速度や印刷速度が向上します。

指定値

指定できる値を次に示します。

ON（またはon），OFF（またはoff）以外の値を指定した場合は，省略値と同じ値が仮定されます。

省略値

環境変数EURPS_EPF_IMAGE_COMPRESSの指定を省略した場合は，「OFF（またはoff）」が仮定されます。

注意事項

環境変数EURPS_EPF_IMAGE_COMPRESSにON（またはon）を指定して出力したEPF形式ファイルをプレビュー表示や印刷する場合は，EUR Print Manager - Report Server 08-10以降，EUR Server Enterprise 09-00以降，EUR Print Manager - Client 08-10以降，またはEUR Client 09-00以降を使用してください。

08-10よりも前のバージョンのEUR Print Manager - Report ServerまたはEUR Print Manager - Clientを使用した場合は，画像データの表示や印刷ができません。プレビュー表示や印刷に08-10よりも前のバージョンのEUR Print Manager - Report ServerまたはEUR Print Manager - Clientを使用する場合は，必ず環境変数EURPS_EPF_IMAGE_COMPRESSに「OFF（またはoff）」を指定してください。
EUR Print Service 08-30以降，EUR Server Standard 09-00以降，EUR Server Enterprise 09-00以降，EUR Server Print Edition 09-00以降を使用して帳票を出力する場合で，帳票に含まれる画像データが次の3種類のバーコードだけのときは，バーコードの回転角度と環境変数EURPS_EPF_IMAGE_COMPRESSの設定によって，出力されるEPF形式ファイルのファイルサイズが変わります。

バーコードの回転角度が0°の場合

環境変数EURPS_EPF_IMAGE_COMPRESSに「OFF（またはoff）」を指定する方が，出力されるEPF形式ファイルのファイルサイズが小さくなります。

バーコードの回転角度が90°または270°の場合

環境変数EURPS_EPF_IMAGE_COMPRESSに「ON（またはon）」を指定する方が，出力されるEPF形式ファイルのファイルサイズが小さくなります。