Hitachi

EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編(UNIX(R)用)


15.3.6 EURPS_REPORT_WARNING

設定内容

警告要因を記録するかどうかを指定します。

EUR サーバ帳票出力機能では,コマンドを実行した時に警告要因があっても,終了コード4を返してコマンドは正しく終了し,帳票出力も正常に行われます。そのため,環境変数EURPS_REPORT_WARNINGは,警告要因を知らせる必要がある場合だけ,終了コード4を返すように設定できます。終了コードについては,マニュアル「EUR システム設計ガイド」を参照してください。

指定値

環境変数の設定値は,すべて半角英大文字で指定します。

表15‒11  EURPS_REPORT_WARNINGの設定値

環境変数の設定値

警告発生時の状況

YES

警告要因がある場合,終了コード4を返して終了します(デフォルト)。終了コード4を返すことで,何らかのエラー要因があったことを示します。

NO

警告要因があっても,終了コード0を返して終了します。

YES,NO以外の値を指定した場合は,省略値と同じ値が仮定されます。

省略値

環境変数EURPS_REPORT_WARNINGの指定を省略した場合は,「YES」が仮定されます。

注意事項

環境変数EURPS_REPORT_WARNINGの設定は,プリンタに出力する場合,およびPDF形式ファイルへ出力する場合に効果があります。EUR形式ファイルへ出力する場合は,環境変数EURPS_REPORT_WARNINGに「YES」を指定しても,終了コード0を返して終了します。