Hitachi

EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編(UNIX(R)用)


15.2.21 PATHMODE

セクション

[OPTION]

設定内容

帳票サーバに格納するファイルのパスモードを指定します。

指定値

指定できる値を次に示します。

  • 0:通常パスモードを指定します。

  • 1:フルパスモードを指定します。

0,1以外の値を指定した場合は,省略値と同じ値が仮定されます。

省略値

PATHMODEキーを省略した場合は,「0」が仮定されます。

注意事項

PATHMODEキーを指定するときの注意事項を次に示します。

「0(通常パスモード)」を指定する場合
  • 帳票出力時には,パスを指定しないでファイル名だけを指定してください。

  • 帳票出力時に指定するファイルは,次の表に示すように,EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)で設定しているフォルダに格納しておいてください。

    表15‒4 帳票出力時に指定するファイルとファイルの格納先を設定するEUR Server Serviceの環境設定ファイルのキー

    帳票出力時に指定するファイル

    EUR Server Serviceの環境設定ファイルのPATHセクションのキー

    接続情報ファイル

    DBINFO

    文書情報設定ファイル

    DOCINFO

    帳票ファイル

    FORM

    複数様式情報定義ファイル

    MULTI

    ビューアプレファレンス定義ファイル

    PREFERENCE

    印刷日時出力定義ファイル

    PRINTDATE

    環境設定ファイル(EURPS_ENV)

    PSENV

    置き換え表管理情報ファイル

    REPLACEITEM

    Acrobat JavaScript定義ファイル

    SCRIPTCNT

    分割定義ファイル,または仕分け定義ファイル

    SPLIT

  • PDF形式ファイルの出力先をEUR Server Service稼働マシンにしているときは,EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のPDFキーで設定しているフォルダにファイルが出力されます。

    PDFキーの詳細については,「15.2.15 PDF」を参照してください。

「1(フルパスモード)」を指定する場合
  • 帳票出力時には,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。指定方法は次のとおりです。

    フルパスで指定する場合

    ファイル名をフルパスで指定します。なお,表15-3に示したEUR Server Serviceの環境設定ファイルの設定は無視されます。

    相対パスで指定する場合

    表15-3に示したEUR Server Serviceの環境設定ファイルのキーに設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定します。

    ファイル名だけで指定する場合

    表15-3に示したEUR Server Serviceの環境設定ファイルのキーに設定しているフォルダにあるファイル名を指定します。

  • PDF形式ファイルの出力先をEUR Server Service稼働マシンにしているとき,ファイルの出力先は,次のようになります。

    ファイル名をフルパスで指定する場合

    起動部品で指定したパスに出力されます。なお,環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPDFキーには指定が要りません。

    ファイル名を相対パスで指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPDFキーで設定しているフォルダを起点とし,そこから起動部品で指定したパスに出力されます。

    ファイル名だけを指定する場合

    EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPDFキーで設定しているフォルダに出力されます。

PDFキーの詳細については,「15.2.15 PDF」を参照してください。