setServerTrayNameメソッド
サーバのプリンタのトレイ名を指定します。トレイ名は,OS上のプリンタのトレイ名を指定してください。
形式
public void setServerTrayName(String newServerTrayName)
解説
- Windows環境の場合
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トレイ名を指定するときの注意
トレイ名は,次のことに注意して指定してください。
・トレイ名は,80バイト以内で指定してください。
・トレイ名には「"」および「,」を含めないでください。
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setServerTrayNameメソッドを指定しない場合は,setServerPrinterNameメソッドで指定したプリンタのデフォルトのトレイから給紙されます。
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setServerTrayNameメソッドに指定したトレイ名が,出力先のプリンタで使用できない場合は,デフォルトのトレイから給紙されます。
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次に示す指定がある場合,setServerTrayNameメソッドは有効になります。それ以外の場合は,setServerTrayNameメソッドを指定しても無視されます。
・printReportメソッドで印刷方式がスプールサーバ印刷方式(setPrintMode=3),かつプリンタ指定方式がOS上のプリンタ名指定(setPrinterSelectMode=1)のとき
・printReportメソッドで印刷方式が蓄積(setPrintMode=2),かつプリンタ指定方式がOS上のプリンタ名指定(setPrinterSelectMode=1)のとき
・printReportメソッドで印刷方式が帳票サーバ直接印刷方式(setPrintMode=4),かつプリンタ指定方式がOS上のプリンタ名指定(setPrinterSelectMode=1)のとき
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- UNIX/Linux環境の場合
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給紙トレイ情報を指定します。setServerTrayNameメソッドを指定しない場合は,プリンタ定義ファイルのキーワード(DefaultCassette)に指定されているデフォルトのトレイから給紙されます。
プリンタ定義ファイルの詳細については,「11.5 プリンタ定義ファイル」を参照してください。
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指定する給紙トレイ情報を次に示します。
指定内容
給紙トレイ
auto
印刷用紙を自動で給紙します。出力する帳票の用紙サイズから給紙トレイを自動選択します。
manual
手差しトレイから印刷用紙を給紙します。
トレイ番号
トレイ番号の給紙トレイから印刷用紙を給紙します。トレイ番号は,1〜n(nはプリンタ定義ファイルのキーワードCassettesで指定した値)で指定します。
6以上の値を指定した場合は自動給紙となります。
- 重要
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setServerTrayNameメソッドでは次に示す指定があった場合,プリンタのハードウェアによって動作が異なります。
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manualが指定されたとき
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トレイ番号が指定されたとき
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autoが指定されたのに,プリンタのパネルで給紙トレイが選択されたとき
また,帳票の用紙サイズと給紙される用紙のサイズが異なる場合も,プリンタのハードウェアによって動作が異なります。
帳票の用紙サイズと給紙される用紙のサイズを合わせておくか,または帳票の用紙サイズと異なる用紙に出力する場合は,あらかじめ試し印刷を実施してプリンタの動作を確認してください。
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引数
newServerTrayName
サーバのプリンタのトレイ名
戻り値
なし