Hitachi

EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編(UNIX(R)用)


2.3.4 スプールデータを蓄積データ印刷する場合

eurpmlsc〔.exe〕
〔/message | /nomessage〕
 /m print
〔/svr スプールサーバのIPアドレス〕
 /id スプールデータを検索するときのジョブID
〔/pm {sv|cl}〕
〔/sp 蓄積スプールサーバ印刷の開始ページ〕
〔/ep 蓄積スプールサーバ印刷の終了ページ〕
〔/sm {class|printer|group}〕
〔/prc プリンタクラス名〕
〔/lsp スプールサーバでのOS上のプリンタ名〕
〔/lst スプールサーバでのOS上のプリンタのトレイ名〕
〔/p スプールデータのクライアントプリンタ名〕
〔/t スプールデータのクライアントプリンタのトレイ名〕
〔/group スプールデータの振り分けグループ名〕
〔/client 蓄積クライアント印刷時のクライアントPCのIPアドレス〕
〔/c 印刷部数〕
〔/num {sort|stack}〕
〔/po {none|portrait|landscape}〕
〔/sptl スプールタイトル〕
〔/dialog {dialog | auto | preview | fullauto | pvonly}〕
〔/adpenv EUR Server - Spool Service Adapterで使用する環境設定ファイルのパス〕
〈この項の構成〉

(1) オプション指定時の注意

/idオプションには,複数のスプールデータを指定できます。ジョブIDをコンマ(,)で区切って指定してください。

/pmオプション,/smオプション,/numオプション,/poオプション,および/dialogオプションに指定する値の内容を次に示します。

オプション

説明

/pm

蓄積印刷方式を指定します。

  • sv:蓄積スプールサーバ印刷

  • cl:蓄積クライアント印刷

【参考】

SS-ActiveX起動部品のプロパティでは,次に該当します。

PrintMode=0(蓄積スプールサーバ印刷)

PrintMode=1(蓄積クライアント印刷)

/sm

蓄積スプールサーバ印刷方式のプリンタ指定方式を指定します。

  • class:プリンタクラス名指定

  • printer:OS上のプリンタ名指定

  • group:帳票名による自動振り分け

【参考】

SS-ActiveX起動部品のプロパティでは,次に該当します。

PrinterSelectMode=0(プリンタクラス名指定)

PrinterSelectMode=1(OS上のプリンタ名指定)

PrinterSelectMode=2(帳票名による自動振り分け)

/num

印刷部数の単位を指定します。

  • sort:部単位

  • stack:ページ単位

【参考】

SS-ActiveX起動部品のプロパティでは,次に該当します。

SortPrint=0(部単位)

SortPrint=1(ページ単位)

/po

用紙の向きを指定します。

  • none:EPF形式ファイルを蓄積したときのページごとの属性に従う

  • portrait:用紙の向きを縦にして印刷する

  • landscape:用紙の向きを横にして印刷する

【参考】

SS-ActiveX起動部品のプロパティでは,次に該当します。

PaperOrientation=0(EPF形式ファイルを蓄積したときのページごとの属性に従う)

PaperOrientation=1(用紙の向きを縦にして印刷する)

PaperOrientation=2(用紙の向きを横にして印刷する)

/dialog

蓄積クライアント印刷時のダイアログ表示モードを指定します。

  • dialog:対話型印刷

  • auto:自動印刷

  • preview:対話型印刷プレビュー表示

  • fullauto:全自動印刷※1

  • pvonly:対話型印刷プレビュー表示限定※2

【参考】

SS-ActiveX起動部品のプロパティでは,次に該当します。

DispPrintDlg=0(対話型印刷)

DispPrintDlg=1(自動印刷印刷)

DispPrintDlg=2(対話型印刷プレビュー表示)

DispPrintDlg=3(全自動印刷)※1

DispPrintDlg=4(対話型印刷プレビュー表示限定)※2

注※1 印刷実行時に印刷中のダイアログが表示されません。

注※2 印刷は実行できません。

メッセージオプション(/message | /nomessage)については,「2.2 eurpmlscコマンドが提供するオプション」を参照してください。そのほかのオプションについては,SS-ActiveX起動部品のPrintSpoolReportメソッドを参照してください。