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EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編


15.7 帳票管理GUIの環境設定ファイル(EURPMRSGUI.ini)

対象コンポーネントまたは機能

帳票管理GUI

設定内容

帳票管理GUIの動作環境は,環境設定ファイル(EURPMRSGUI.ini)で設定します。

環境設定ファイルを変更した場合は,帳票管理GUIを再起動してください。

環境設定ファイルの格納場所
  • Windows環境の場合

    環境設定ファイル(EURPMRSGUI.ini)は,インストール先フォルダ\Spool Adapter下に作成されます。

    ファイルの内容を追加,変更する場合は,メモ帳などのテキスト編集エディタを起動して編集したあと,上書き保存してから使用してください。

  • UNIX/Linux環境の場合

    次に示す環境設定ファイル(EURPMRSGUI.ini)のサンプルを,/opt/eur/sample/SpoolAdapter下に提供しています。必要な内容を設定したあと,同じファイル名で/var/opt/eur/spool-adp下に格納してください。

    なお,/var/opt/eur/spool-adpには,EUR Server - Spool Service Adapterを利用するユーザが読み書きできるようにアクセス権を設定してください。

<環境設定ファイル(EURPMRSGUI.ini)のサンプルの内容>
[OPTION]
#PATH=/CAB/User/
#PATH=/CAB/Machine/
ENABLEGETPDF=1

冒頭に「#」が付いている行はコメントの扱いになっています。

環境設定ファイル(EURPMRSGUI.ini)のサンプルは,インストールする単位に応じて内容を設定すると使用できるようになります。それぞれの設定について次に説明します。

ユーザ単位インストールを使用する場合
  • ユーザ単位インストール用のダウンロードパッケージ(cabファイル)をWebサーバ上に配置する

  • 環境設定ファイル(EURPMRSGUI.ini)のサンプルの「#PATH=/CAB/User/」から「#」を削除し,PATHキーにユーザ単位インストール用のダウンロードパッケージ(cabファイル)の格納場所のURLを指定する

  • インストール先フォルダ\Component\Client\User\に格納されているユーザ単位インストール用のEUR Web Plug-In情報ファイルを次の場所に配置する

配置場所
  • Windows環境の場合

    インストール先フォルダ\Adapter

  • UNIX/Linux環境の場合

    /var/opt/eur/adapter

マシン単位インストールを使用する場合
  • マシン単位インストール用のダウンロードパッケージ(cabファイル)をWebサーバ上に配置する

  • 環境設定ファイル(EURPMRSGUI.ini)のサンプルの「#PATH=/CAB/Machine/」から「#」を削除し,PATHキーにマシン単位インストール用のダウンロードパッケージ(cabファイル)の格納場所のURLを指定する

  • インストール先フォルダ\Component\Client\に格納されているマシン単位インストール用のEUR Web Plug-In情報ファイルを次の場所に配置する

配置場所
  • Windows環境の場合

    インストール先フォルダ\Adapter

  • UNIX/Linux環境の場合

    /var/opt/eur/adapter

環境設定ファイルの構文
変数名=値

環境設定ファイルに指定する情報は,「"」で囲まないでください。

環境設定ファイルの指定例(Windows環境の場合)
[OPTION]
PATH=http://192.168.1.1/EURPMRSGUI/USER/
EPFDATAMAXSIZE=1000000
DEFAULTPRINTDLG=YES
〈この節の構成〉