Hitachi

EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編


OutputEPFReport関数

EPF形式ファイルを出力します。

EPF形式ファイルは,EUR Server - Adapter稼働マシンにEPFFILENAMEパラメタとEPFFILEPATHパラメタの指定値に従って出力されます。

出力先に指定したEPF形式ファイルがすでにある場合は,上書きされます。

〈このページの構成〉

形式

WORKING-STORAGE SECTION.
01 EURPMPARAM.
        02  FILLER                      PIC X(4) VALUE '1040'.
        02  PRINTSTARTPAGE              PIC 9(9) COMP-X.
        02  PRINTENDPAGE                PIC 9(9) COMP-X.
        02  REPORTSETFILE               PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  MULTIFORMINFO               PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  EPFFILENAME                 PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  REPORTSET.
          03  REPORTNAME                PIC X(256).
          03  FILLER                    PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
          03  MAPPINGDATA               PIC X(256).
          03  FILLER                    PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
          03  USERDEFDATA               PIC X(256).
          03  FILLER                    PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  ERRORMESSAGE                PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  MAPPINGDATAPATH             PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  USERDEFDATAPATH             PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  REPORTSETFILEPATH           PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  REPORTFILEPATH              PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  MULTIFORMINFOPATH           PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  DOCINFOFILE                 PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  DOCINFOFILEPATH             PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  EPFFILEPATH                 PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  PAGENUMBERFORMAT            PIC X(80).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  FILLER                      PIC X(3) VALUE LOW-VALUE.
        02  PRINTCOPIES                 PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1.
        02  SORTPRINT                   PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1.
        02  PAPERORIENTATION            PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1.
        02  PRINTPAGENUMBER             PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1.
        02  PAGENUMBERLOCATION          PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1.
        02  FIRSTPAGENUMBER             PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1.
        02  INITPAGENUMBER              PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1.
        02  DBINFOFILENAME              PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  DBINFOFILEPATH              PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  PRINTERCLASSNAME            PIC X(80).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  REPLACEITEMCNTLFILENAME     PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  REPLACEITEMCNTLFILEPATH     PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  FILLER                      PIC X(3) VALUE LOW-VALUE.
        02  PMSERVERADDR                PIC X(15) VALUE SPACE.
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  PMSERVERPORT                PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1.
        02  PSENVFILENAME               PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  PSENVFILEPATH               PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  FILLER                      PIC X(2) VALUE LOW-VALUE.
        02  PRINTDATEFILENAME           PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  PRINTDATEFILEPATH           PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  FILLER                      PIC X(2) VALUE LOW-VALUE.
        02  SPOOLTITLE                  PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  FILLER                      PIC X(3) VALUE LOW-VALUE.
        02  OUTPUTPAGECOUNTOPT          PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1.
        02  OUTPUTPAGECOUNT             PIC S9(9) COMP-5 VALUE 0.
        02  REPORTID                    PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  FILLER                      PIC X(3) VALUE LOW-VALUE.
        02  ENCRYPTIONFILEKEY           PIC X(32).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  FILLER                      PIC X(3) VALUE LOW-VALUE.
        02  PRINTNEWPAPERFILENAME       PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  PRINTNEWPAPERFILEPATH       PIC X(256).
        02  FILLER                      PIC X(1) VALUE LOW-VALUE.
        02  FILLER                      PIC X(2) VALUE LOW-VALUE.
01 RTNCODE                              PIC S9(9) BINARY.
  
call 'OutputEPFReport'  USING  EURPMPARAM
RETURNING  RTNCODE.

パラメタ

PRINTSTARTPAGE

出力開始ページを指定します。指定できる値は,0〜999,999です。

PRINTSTARTPAGEパラメタを省略する場合は,0を指定します。PRINTSTARTPAGEパラメタの指定を省略した場合は,1ページから出力されます。

REPORTSETFILEパラメタを指定した場合,PRINTSTARTPAGEパラメタの指定は無視されます。

複数の帳票ファイルを指定した場合は,PRINTSTARTPAGEパラメタの指定に関係なく,指定した複数の帳票ファイルの全ページが出力されます。

PRINTENDPAGE

出力終了ページを指定します。指定できる値は,0〜999,999です。

PRINTENDPAGEパラメタを省略する場合は,0を指定します。PRINTENDPAGEパラメタを省略した場合は,最終ページまで出力されます。

REPORTSETFILEパラメタを指定した場合,PRINTENDPAGEパラメタの指定は無視されます。

複数の帳票ファイルを指定した場合は,PRINTENDPAGEパラメタの指定に関係なく,指定した複数の帳票ファイルの全ページが出力されます。

REPORTSETFILE

帳票セット指定ファイル名を指定します。

REPORTSETFILEパラメタ,REPORTNAMEパラメタ,またはREPORTIDパラメタのどれかは,必ず指定してください。

REPORTIDパラメタを指定した場合は,REPORTSETFILEパラメタを指定しても無効になります。

帳票セット指定ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

REPORTSETFILEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。ただし,REPORTSETFILEパラメタを省略する場合は,REPORTSETパラメタは省略しないでください。

帳票セット指定ファイルは,EUR Server - Adapter稼働マシンに配置してください。

MULTIFORMINFO

複数様式情報定義ファイル名を指定します。複数様式で帳票を出力する場合は,MULTIFORMINFOパラメタを指定してください。

複数様式情報定義ファイル名は,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでも指定できます。REPORTIDパラメタを指定した場合は,MULTIFORMINFOパラメタを指定しても無効になります。

MULTIFORMINFOパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

環境設定ファイル(EURPM.ini)でOPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,複数様式情報定義ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのMULTIキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。

OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。パスは,MULTIFORMINFOPATHパラメタに指定することもできます。MULTIFORMINFOPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。

  • フルパスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのMULTIキーには指定が要りません。

  • 相対パスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのMULTIキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。

  • ファイル名だけを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのMULTIキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。

複数様式情報定義ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

複数様式情報定義ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。

EPFFILENAME

出力するEPF形式ファイル名を指定します。EPF形式ファイルを出力する場合は,必ず指定してください。

EPF形式ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

EPF形式ファイルの拡張子は,*.epfです。EPF形式ファイル名は,拡張子を含めて指定してください。ただし,出力したEPF形式ファイルを使用してヘルパクライアント印刷するときは,次に示す拡張子でEPF形式ファイル名を指定してください。

  • EPF形式ファイルをプレビューする場合:*.epf

  • EPF形式ファイルをプリンタ印刷する場合:*.epp

REPORTSET

帳票セットの親項目です。

REPORTNAME

帳票ファイル名(*.fms)を指定します。

REPORTNAMEパラメタ,REPORTSETFILEパラメタ,またはREPORTIDパラメタのどれかは,必ず指定してください。

REPORTIDパラメタを指定した場合は,REPORTNAMEパラメタを指定しても無効になります。

REPORTNAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

環境設定ファイル(EURPM.ini)でOPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,帳票ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのFORMキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。

OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。パスは,REPORTFILEPATHパラメタに指定することもできます。REPORTFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。

  • フルパスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのFORMキーには指定が要りません。

  • 相対パスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのFORMキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。

  • ファイル名だけを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのFORMキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。

帳票ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

帳票ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。

MAPPINGDATA

マッピングデータファイル名,または可変記号値定義ファイル名を指定します。

MAPPINGDATAパラメタには,REPORTNAMEパラメタ,またはREPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルで指定した帳票ファイルに対応するファイル名を指定します。なお,指定できるファイル名は,一つだけです。REPORTNAMEパラメタを指定する場合は,REPORTNAMEパラメタで指定したファイル名の数以下で指定してください。

REPORTIDパラメタを指定する場合は,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルには帳票ファイル名を一つだけ指定してください。

MAPPINGDATAパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

マッピングデータファイルは,EUR Server - Adapter稼働マシンに配置してください。

USERDEFDATA

ユーザ定義データファイル名または可変記号値定義ファイル名を指定します。

USERDEFDATAパラメタには,REPORTNAMEパラメタ,またはREPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルで指定した帳票ファイルに対応するファイル名を指定します。ファイル名の数は,REPORTNAMEパラメタで指定したファイル名の数以下,またはREPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルで指定した帳票ファイル名の数と順序で指定してください。

USERDEFDATAパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

ユーザ定義データファイルは,EUR Server - Adapter稼働マシンに配置してください。

MAPPINGDATAPATH

MAPPINGDATAパラメタまたは帳票セット指定ファイルで指定するマッピングデータファイルのパス,もしくは可変記号値定義ファイルのパスを指定します。

MAPPINGDATAパラメタをフルパスで指定した場合は,MAPPINGDATAPATHパラメタを指定する必要はありません。MAPPINGDATAPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

パスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

USERDEFDATAPATH

USERDEFDATAパラメタで指定するユーザ定義データファイルのパス,または可変記号値定義ファイルのパスを指定します。

USERDEFDATAパラメタをフルパスで指定した場合は,USERDEFDATAPATHパラメタを指定する必要はありません。USERDEFDATAPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

パスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

REPORTSETFILEPATH

REPORTSETFILEパラメタで指定する帳票セット指定ファイルのパスを指定します。

REPORTIDパラメタを指定した場合は,REPORTSETFILEPATHパラメタを指定しても無効になります。

REPORTSETFILEパラメタをフルパスで指定した場合は,REPORTSETFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。REPORTSETFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

帳票セット指定ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

REPORTFILEPATH

REPORTNAMEパラメタで指定する帳票ファイルのパスを指定します。

REPORTIDパラメタを指定した場合は,REPORTFILEPATHパラメタを指定しても無効になります。

REPORTNAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,REPORTFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。REPORTFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

帳票ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

MULTIFORMINFOPATH

MULTIFORMINFOパラメタで指定する複数様式情報定義ファイルのパスを指定します。

複数様式情報定義ファイルのパスは,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでも指定できます。REPORTIDパラメタを指定した場合は,MULTIFORMINFOPATHパラメタを指定しても無効になります。

MULTIFORMINFOパラメタをフルパスで指定した場合は,MULTIFORMINFOPATHパラメタを指定する必要はありません。MULTIFORMINFOPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

複数様式情報定義ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

DOCINFOFILE

文書情報設定ファイル名を指定します。

DOCINFOFILEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

文書情報設定ファイル名は,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでも指定できます。DOCINFOFILEパラメタとREPORTIDパラメタの両方で指定したときは,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでの同じ設定項目の指定が無効になります。

環境設定ファイル(EURPM.ini)でOPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,文書情報設定ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのDOCINFOキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。

OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。パスは,DOCINFOFILEPATHパラメタに指定することもできます。DOCINFOFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。

  • フルパスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのDOCINFOキーには指定が要りません。

  • 相対パスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのDOCINFOキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。

  • ファイル名だけを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのDOCINFOキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。

文書情報設定ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

文書情報設定ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。

DOCINFOFILEPATH

DOCINFOFILEパラメタで指定した文書情報設定ファイルのパスを指定します。

文書情報設定ファイルのパスは,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでも指定できます。DOCINFOFILEPATHパラメタとREPORTIDパラメタの両方で指定したときは,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでの同じ設定項目の指定が無効になります。

DOCINFOFILEパラメタをフルパスで指定した場合は,DOCINFOFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。DOCINFOFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

文書情報設定ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

EPFFILEPATH

EPFFILENAMEパラメタで指定したEPF形式ファイルのパスを指定します。

EPFFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,EPFFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。EPFFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

EPF形式ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

PAGENUMBERFORMAT

ページ番号のフォーマットを指定します。ページ番号を「*」,最終ページ番号を「$」で示して出力形式を指定します。

ページ番号および最終ページ番号を全角で表示したいときは全角の記号で,半角で表示したいときは半角の記号で指定します。

ページ番号のフォーマットが80バイトに満たない場合は,空白で埋めてください。

PAGENUMBERFORMATパラメタは,PRINTPAGENUMBERパラメタに1が指定されている場合だけ有効になります。ただし,MULTIFORMINFOパラメタを指定した場合は,PAGENUMBERFORMATパラメタの設定値は無視されます。

PAGENUMBERFORMATパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

PRINTCOPIES

印刷部数を指定します。指定できる値は,1〜99です。

PRINTCOPIESパラメタを省略する場合は,-1を指定します。PRINTCOPIESパラメタの指定を省略した場合は,1が仮定されます。

ただし,MULTIFORMINFOパラメタを指定した場合は,PRINTCOPIESパラメタの設定値は無視されます。

SORTPRINT

印刷部数の単位を指定します。

指定できる値を次に示します。

  • 0:部単位で出力します。

  • 1:ページ単位で出力します。

SORTPRINTパラメタを省略する場合は,-1を指定します。SORTPRINTパラメタの指定を省略した場合は,0が仮定されます。

複数帳票を出力する場合は,SORTPRINTパラメタの指定に関係なく0が仮定されます。

PAPERORIENTATION

用紙の向きを指定します。

指定できる値を次に示します。

  • 0:帳票を定義したときの情報に従います。

  • 1:用紙の向きを縦にして出力します。

  • 2:用紙の向きを横にして出力します。

PAPERORIENTATIONパラメタを省略する場合は,-1を指定します。PAPERORIENTATIONパラメタの指定を省略した場合は,0が仮定されます。

複数帳票を出力する場合は,PAPERORIENTATIONパラメタの指定に関係なく,0が仮定されます。

PRINTPAGENUMBER

余白へのページ番号印刷を指定します。

指定できる値を次に示します。

  • 0:余白へのページ番号は出力しません。

  • 1:余白へのページ番号を出力します。

PRINTPAGENUMBERパラメタを省略する場合は,-1を指定します。PRINTPAGENUMBERパラメタの指定を省略した場合は,0が仮定されます。

ただし,MULTIFORMINFOパラメタを指定した場合は,PRINTPAGENUMBERパラメタの設定値は無視されます。

PAGENUMBERLOCATION

余白へのページ番号の印刷位置を指定します。

PAGENUMBERLOCATIONパラメタは,PRINTPAGENUMBERパラメタに1が指定されている場合だけ有効になります。ただし,MULTIFORMINFOパラメタを指定した場合は,PAGENUMBERLOCATIONパラメタの設定値は無視されます。

指定できる値を次に示します。

  • 1:ページ番号を左上に出力します。

  • 2:ページ番号を中央上に出力します。

  • 3:ページ番号を右上に出力します。

  • 4:ページ番号を左下に出力します。

  • 5:ページ番号を中央下に出力します。

  • 6:ページ番号を右下に出力します。

PAGENUMBERLOCATIONパラメタを省略する場合は,-1を指定します。

FIRSTPAGENUMBER

ページ番号の初期値を指定します。指定できる値は,1〜999,999です。

FIRSTPAGENUMBERパラメタは,PRINTPAGENUMBERパラメタに1が指定されている場合だけ有効になります。ただし,MULTIFORMINFOパラメタを指定した場合は,FIRSTPAGENUMBERパラメタの設定値は無視されます。

FIRSTPAGENUMBERパラメタを省略する場合は,-1を指定します。FIRSTPAGENUMBERパラメタの指定を省略した場合は,1が仮定されます。

INITPAGENUMBER

改ページのキーが設定されている場合,そのキーがブレイクするごとにページ番号の開始番号を初期化するかどうかを指定します。

指定できる値を次に示します。

  • 0:初期化しません。

  • 1:初期化します。

INITPAGENUMBERパラメタを省略する場合は,-1を指定します。INITPAGENUMBERパラメタの指定を省略した場合は,出力する帳票の属性に従います。帳票の属性の初期値は,0が仮定されます。

ただし,MULTIFORMINFOパラメタを指定した場合は,INITPAGENUMBERパラメタの設定値は無視されます。

DBINFOFILENAME

接続情報ファイル名を指定します。

DBINFOFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

環境設定ファイル(EURPM.ini)でOPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,接続情報ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのDBINFOキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。

OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。パスは,DBINFOFILEPATHパラメタに指定することもできます。DBINFOFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。

  • フルパスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのDBINFOキーには指定が要りません。

  • 相対パスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのDBINFOキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。

  • ファイル名だけを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのDBINFOキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。

接続情報ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

接続情報ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。

DBINFOFILEPATH

DBINFOFILENAMEパラメタで指定した接続情報ファイルのパスを指定します。

DBINFOFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,DBINFOFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。DBINFOFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

接続情報ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

PRINTERCLASSNAME

プリンタクラス名を指定します。

指定したプリンタクラス名情報は,出力するEPF形式ファイルに設定されます。

次のことに注意して,プリンタクラス名を指定してください。

  • 指定するプリンタクラス名が,80バイトに満たない場合は,空白で埋めてください。

  • プリンタクラス名には「"」および「,」を含めないでください。

  • プリンタクラス名に「EUR_DELIVERY_PRINT_OUTPUT_DEFAULT_PRINTER_CLASS_________________________________」は使用できません。

PRINTERCLASSNAMEパラメタを省略する場合は,空白を設定します。

PRINTERCLASSNAMEパラメタを省略したときは,EPF形式ファイルのプリンタクラス名情報は未設定となります。

REPLACEITEMCNTLFILENAME

置き換え表管理情報ファイル名を指定します。

環境設定ファイル(EURPM.ini)でOPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,置き換え表管理情報ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのREPLACEITEMキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。

OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。パスは,REPLACEITEMCNTLFILEPATHパラメタに指定することもできます。REPLACEITEMCNTLFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。

  • フルパスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのREPLACEITEMキーには指定が要りません。

  • 相対パスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのREPLACEITEMキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。

  • ファイル名だけを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのREPLACEITEMキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。

置き換え表管理情報ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

REPLACEITEMCNTLFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

置き換え表管理情報ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。

REPLACEITEMCNTLFILEPATH

REPLACEITEMCNTLFILENAMEパラメタで指定した置き換え表管理情報ファイルのパスを指定します。

REPLACEITEMCNTLFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,REPLACEITEMCNTLFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。REPLACEITEMCNTLFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

置き換え表管理情報ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

PMSERVERADDR

帳票サーバのIPアドレスを255.255.255.255形式で指定します。

PMSERVERADDRパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

PMSERVERPORT

帳票サーバのポート番号を指定します。

PMSERVERPORTパラメタを省略する場合は,-1を指定します。

PSENVFILENAME

EUR Print Serviceの動作環境を印刷ジョブごとに変更する場合に,EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)名を指定します。

EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)名は,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでも指定できます。PSENVFILENAMEパラメタとREPORTIDパラメタの両方で指定したときは,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでの同じ設定項目の指定が無効になります。

EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)で,OPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,PSENVFILENAMEパラメタは,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのPSENVキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。

OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。

パスは,PSENVFILEPATHパラメタに指定することもできます。PSENVFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。

  • フルパスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPSENVキーには指定が要りません。

  • 相対パスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPSENVキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。

  • ファイル名だけを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPSENVキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。

EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

PSENVFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)は,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。

PSENVFILEPATH

PSENVFILENAMEパラメタで指定したEUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)のパスを指定します。

EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)のパスは,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでも指定できます。PSENVFILEPATHパラメタとREPORTIDパラメタの両方で指定したときは,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでの同じ設定項目の指定が無効になります。

PSENVFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,PSENVFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。PSENVFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)のパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

PRINTDATEFILENAME

印刷日時出力定義ファイル名を指定します。

EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)で,OPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,PRINTDATEFILENAMEパラメタは,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのPRINTDATEキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。

OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。

パスは,PRINTDATEFILEPATHパラメタに指定することもできます。PRINTDATEFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。

  • フルパスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPRINTDATEキーには指定が要りません。

  • 相対パスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPRINTDATEキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。

  • ファイル名だけを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPRINTDATEキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。

印刷日時出力定義ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

PRINTDATEFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

印刷日時出力定義ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。

PRINTDATEFILEPATH

PRINTDATEFILENAMEパラメタで指定した印刷日時出力定義ファイルのパスを指定します。

PRINTDATEFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,PRINTDATEFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。PRINTDATEFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

印刷日時出力定義ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

SPOOLTITLE

次のことに注意して,スプールタイトルを指定してください。

  • 指定するスプールタイトルが,256バイトに満たない場合は,空白で埋めてください。

  • スプールタイトルには「"」および「,」を含めないでください。

SPOOLTITLEパラメタを省略する場合は,空白を設定します。

SPOOLTITLEパラメタを省略したときは,印刷時のスプールタイトルには,文書情報設定ファイルのTITLEキーの指定値,または帳票ファイル名が出力されます。

OUTPUTPAGECOUNTOPT

EPF形式ファイル出力を実行した帳票の総ページ数を出力するかどうかを指定します。

指定できる値を次に示します。

  • 1:総ページ数を出力します。

  • 0:総ページ数を出力しません。

OUTPUTPAGECOUNTOPTパラメタを省略する場合は,-1を指定します。OUTPUTPAGECOUNTOPTパラメタを省略したときは,総ページ数を出力しません。

REPORTID

帳票IDを指定します。

帳票IDには,EPF形式ファイル出力を実行するときに使用する帳票出力定義ファイル名を指定します。

REPORTIDパラメタ,REPORTNAMEパラメタ,またはREPORTSETFILEパラメタのどれかは,必ず指定してください。

REPORTIDパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

帳票IDには,帳票出力定義ファイルのファイル名だけ,または相対パスのどちらかを指定できます。次のことに注意して指定してください。

  • 文字列が256バイトに満たない場合は,空白で埋めてください。

  • ファイル名だけを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのREPORTIDキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。

  • 相対パスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのREPORTIDキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。

    フォルダおよびファイルの区切り文字に使用できる文字を次に示します。

    Windows環境:「\」または「/

    UNIX/Linux環境:「/

帳票出力定義ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。

重要

REPORTIDパラメタで帳票IDを指定した場合,REPORTSETFILEパラメタで帳票セット指定ファイル名を指定しても無効となるため,複数帳票の一括出力および複数様式の帳票の出力はできません。

ENCRYPTIONFILEKEY

ファイル暗号化ツールで暗号化したファイルを使用して,帳票の印刷またはファイル出力をする場合に,暗号化したときのファイル暗号化鍵を指定します。

なお,UNIX版のEURサーバ製品の場合は,このパラメタを指定しても無視されます。

ファイル暗号化鍵に指定できる文字は,次のとおりです。

  • 半角数字

    0〜9

  • 半角英字

    A〜Z,a〜z

  • 半角記号

指定できるファイル暗号化鍵の長さは,8〜32バイトです。32バイトに満たない場合は,空白で埋めてください。

ENCRYPTIONFILEKEYパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

PRINTNEWPAPERFILENAME

新規用紙出力定義ファイル名を指定します。

環境設定ファイル(EURPM.ini)で,OPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,新規用紙出力定義ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのPRINTNEWPAPERキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。

OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。パスは,PRINTNEWPAPERFILEPATHパラメタに指定することもできます。PRINTNEWPAPERFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。

  • フルパスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPRINTNEWPAPERキーには指定が要りません。

  • 相対パスを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPRINTNEWPAPERキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。

  • ファイル名だけを指定する場合

    環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPRINTNEWPAPERキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。

新規用紙出力定義ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

PRINTNEWPAPERFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

新規用紙出力定義ファイルは,EUR Server Service稼動マシン環境に配置してください。

PRINTNEWPAPERFILEPATH

PRINTNEWPAPERFILENAMEパラメタで指定した新規用紙出力定義ファイルのパスを指定します。

PRINTNEWPAPERFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,PRINTNEWPAPERFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。PRINTNEWPAPERFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。

新規用紙出力定義ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

戻り値

RTNCODE

終了コードが設定されます。終了コードについては,「10.4.1 エラー情報一覧」を参照してください。

ERRORMESSAGE

エラーが発生した場合,エラーメッセージとメッセージIDが設定されます。エラーメッセージについては,マニュアル「EUR メッセージ」を参照してください。

エラーが発生しなかった場合は,空白が設定されます。

OUTPUTPAGECOUNT

OUTPUTPAGECOUNTOPTパラメタに1を指定した場合,OutputEPFReport関数の実行後に帳票の総ページ数が設定されます。

エラーが発生した場合は,0が設定されます。

注※

EUR Server - Adapterで実行したジョブが正常または警告で終了したタイミングで,帳票の総ページ数が設定されます。

また,次に示す空白ページは総ページ数に含みません。

  • 単一様式帳票,または帳票セットを複数指定した帳票の場合,新規用紙出力定義ファイルの指定によって挿入された空白ページ

  • 複数様式帳票の場合,複数様式情報定義ファイルのprintnewpaper=ONの指定によって挿入された空白ページ

ただし,EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)の環境変数EURPS_PRINTNEWPAPER_INCLUDE_OUTPUTPAGECOUNTキーで「YES」を指定している場合は,上記の空白ページを総ページ数に含めます。

エラーメッセージ

EUR Print Serviceと連携して使用するパラメタでエラーが発生した場合は,次のエラーメッセージが出力されます。メッセージが表示されたときは,EUR Print Serviceのイベントログ,またはeurpsログを参照してください。

メッセージID

メッセージ

KEEY225-E

EPF形式ファイル出力処理でエラーが発生しました。(337)