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EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編


2.2.3 オプションを指定するときの注意

〈この項の構成〉

(1) 大文字と小文字の区別について

オプション,オプションの指定値,およびオプションに指定する文字列は,大文字と小文字を区別します。

例えば,/mオプションを「/M」と指定したり,/mオプションの指定値を「/m GETOUTLINE」と指定したりすると,エラーになります。

(2) 同一オプションを複数指定する場合

一つのコマンド構文に,同じオプションが複数指定されている場合は,コマンド構文の後方に指定されたオプションが有効となります。

(3) 無効なオプションについて

/mオプションで指定した蓄積操作,および構成定義情報取得の機能(メソッド)に無効なプロパティオプションを指定したときは,無視して実行されます。

/mオプションで指定した蓄積操作,および構成定義情報取得の機能(メソッド)を実行するとき,どのプロパティオプションの指定が必要かを表2-3に示します。

/mオプションを指定したときに必要なオプションは,蓄積操作および構成定義情報取得で使用します。表2-3の表見出しの番号は,次に示すメソッドに対応しています。

表見出しの番号

対応するメソッド

1

getoutline

2

getattr

3

setattr

4

print

5

get

6

del

7

getprclass

8

getpr

9

gettray

10

chgadtlog

表2‒3 /mオプションを指定したときに必要なプロパティオプション

プロパティオプション

/mオプション

蓄積操作

構成定義情報取得

監査ログ

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

/c

/ca

/client

/da

/dialog

/dk

/ep

/exp

/fc

/fd

/g

/group

/id

○/−

/inc

/lm

/lsp

/lst

/message | /nomessage

/num

/o

/ofn

/p

/pc

/pm

/po

/prc

/rac

/rad

/sm

/sp

/sptl

/svr

/t

/te

/ts

/xp

(凡例)

○:必ず指定します。

△:指定を省略できます。

−:指定できません。

(4) 指定値に使用できない文字について

オプションの指定値には,制御コード(0x00〜0x1F,0x7F〜0x9F),「"」,および「,」は使用できません。これらの文字を指定した場合,帳票管理GUI,[EUR Server Service 構成定義]ダイアログ,[EUR Spool Service 構成定義]ダイアログ,および[EUR Client 構成定義]ダイアログを操作できないことがあります。