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EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編


14.4.5 サンプルの内容

このサンプルでは,次の運用を想定しています。

印刷先名

内容

TOKYO_RS_PRINT

蓄積後,スプールサーバ「TOKYO」のプリンタクラス「Printer2」で帳票を印刷します。

OSAKA_RS_PRINT

蓄積後,スプールサーバ「OSAKA」のプリンタクラス「Printer1」で帳票を印刷します。

OSAKA_CL_PRINT

蓄積後,スプールサーバ「OSAKA」からクライアントPC(IPアドレス:111.111.111.111)に帳票を転送して直接印刷します。プリンタは蓄積時の起動部品の指定に従います。起動部品の指定がない場合は,デフォルトのプリンタで印刷します。

OSAKA_CL_DIALOG

蓄積後,スプールサーバ「OSAKA」からクライアントPC(IPアドレス:111.111.111.111)に帳票を転送して対話型印刷します。

TOKYO_RS_SPOOL_UserA

スプールサーバ「TOKYO」に帳票を蓄積します。スプールデータには次の属性情報を設定します。

ジョブ検索キーの分類:User

ジョブ検索キーの値:UserA

また,スプールデータの格納ファイル名には通し番号を設定します。

TOKYO_RS_SPOOL_UserB

スプールサーバ「TOKYO」に帳票を蓄積します。スプールデータには次の属性情報を設定します。

ジョブ検索キーの分類:User

ジョブ検索キーの値:UserB

また,スプールデータの格納ファイル名には通し番号を設定します。

出力先名「TOKYO」および「OSAKA」は,EUR Server Serviceの[EUR Server Service 構成定義]ダイアログまたは出力先定義ファイルで定義してください。

また,プリンタクラス名はそれぞれのスプールサーバで定義してください。EUR Server - Spool Serviceの[EUR Spool Service 構成定義]ダイアログまたは拠点プリンタクラス定義ファイルで定義できます。

注※

設定した属性情報(ジョブ検索キーの分類と値)を,ユーザ名,および確認キーとして利用することで,スプールデータにアクセスできるユーザを制御することもできます。詳細については,マニュアル「EUR システム構築ガイド」を参照してください。

サンプルの内容を次に示します。

//Set Print Destination Number
[Common]
PrintDestNumber=6
 
//TOKYO Server Spool & Server Print
[Dest1]
PrintDestName="TOKYO_RS_PRINT"
ServerSelectMode=0
PrinterSelectMode=0
DestinationName="TOKYO"
PrintHoldMode=1
PrinterClassName="Printer2"
 
//OSAKA Server Spool & Server Print
[Dest2]
PrintDestName="OSAKA_RS_PRINT"
ServerSelectMode=0
PrinterSelectMode=0
DestinationName="OSAKA"
PrintHoldMode=1
PrinterClassName ="Printer1"
 
//OSAKA Server Spool & Client Auto Print
[Dest3]
PrintDestName="OSAKA_CL_PRINT"
ServerSelectMode=0
DestinationName="OSAKA"
PrintHoldMode=2
ClientAddress="111.111.111.111"
DispPrintDlg=1
 
//OSAKA Server Spool & Client Dialog Print
[Dest4]
PrintDestName="OSAKA_CL_DIALOG"
ServerSelectMode=0
DestinationName="OSAKA"
PrintHoldMode=2
ClientAddress="111.111.111.222"
DispPrintDlg=0
 
//TOKYO Server Spool Only for UserA
[Dest5]
PrintDestName="TOKYO_RS_SPOOL_UserA"
ServerSelectMode=0
DestinationName="TOKYO"
PrintHoldMode=0
JobKeyCategory1="User"
JobKeyData1="UserA"
SpoolFileName="%N.epf"
 
//TOKYO Server Spool Only for UserB
[Dest6]
PrintDestName="TOKYO_RS_SPOOL_UserB"
ServerSelectMode=0
DestinationName="TOKYO"
PrintHoldMode=0
JobKeyCategory1="User"
JobKeyData1="UserB"
SpoolFileName="%N.epf"