12.4.2 形式
帳票セット指定ファイルは,メモ帳などのテキストエディタを起動して作成,または編集してください。任意の拡張子のファイルを使用できます。
帳票セット指定ファイルの形式を次に示します。
帳票セット1 △1〔△2 〔帳票セット2 △1〕〕〔△2 : 〔帳票セットn △1〕〕
- (凡例)
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△1:0個以上のタブ,または半角空白を示します。
△2:改行コード(\n)を示します。
帳票セット指定ファイルの編集方法を説明します。
- ■帳票セットの形式
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帳票ファイル名△n〔,〔マッピングデータ△n〕〔,〔ユーザ定義データ△n〕〔,〔しおり定義ファイル名〕〕〕〕
「マッピングデータ」と「ユーザ定義データ」に指定するファイル情報は,帳票を設計する時に使用したデータによって,次のように異なります。
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データファイルから読み込んだデータの場合
データファイル名を指定します。省略した場合は,帳票設計時に指定したデータファイル名が仮定されます。帳票設計時に指定したデータファイル名は,EUR 帳票作成機能の[データのプロパティ]ダイアログの[データ情報]タブで確認できます。
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データベースアクセス定義で抽出したデータを読み込んだ場合
可変記号値定義ファイル名を指定します。データベースアクセス定義で可変記号を設定しなかった場合,または可変記号の初期値で実行する場合は,可変記号値定義ファイル名の指定を省略できます。
なお,データベースに接続して帳票にデータを読み込む場合は,起動部品やコマンドで接続情報ファイルを指定してください。接続情報ファイルが指定されていない場合は,可変記号値定義ファイルを指定してもデータファイルと見なされます。
- ●帳票セットの指定方法
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帳票セットは,一つ以上指定してください。一つ以上の帳票セットが指定されていない場合は,エラー(KEEU036-E)になります。指定できる帳票セットの上限はありません。
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帳票セットは,「"」で囲まないでください。帳票セットを「"」で囲んだ場合は,すべてのファイルを帳票ファイルと見なします。
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「△n」は,ファイル名を区切るコンマ「,」の前に,0個以上の半角空白,または0個以上の改行コード(\t)が指定できることを示します。
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帳票ファイルは必ず指定してください。帳票ファイルが指定されていない場合は,エラー(KEEU036-E)になります。
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- ●ファイルの指定のしかた
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ファイル名は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。ファイル名を相対パス,またはファイル名だけで指定した場合,コマンド,起動部品,または環境変数で指定したフォルダから読み込まれます。
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ファイル名に空白が含まれている場合は,個々のファイルを「"」で囲んでください。例えば,帳票ファイル名に空白が含まれている場合は,「"Report 1.fms",Mapdata.csv」のように指定します。
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