OutputPDFReport関数
PDF形式ファイルを出力します。
PDF形式ファイルは,EUR Server Service稼働マシンまたはEUR Server - Adapter稼働マシンに,FILEOUTPUTDESTINATIONパラメタ,PDFFILENAMEパラメタ,およびPDFFILEPATHパラメタの指定値に従って出力されます。
出力先に指定したファイルがすでにある場合は,上書きされます。
ただし,PDF仕分け定義ファイル(DISTRIBUTEFILENAMEパラメタ)が指定されている場合は,PDF仕分け定義ファイルに記述されている出力先ファイル名に従って,EUR Server Serviceが稼働するマシンにPDF形式ファイルを出力します。出力先のPDF形式ファイルがすでにある場合は上書きしないでエラーになります。
また,分割ページ数(SPLITPAGENUMBERパラメタ)および分割ファイル名(OUTPUTSPLITFILENAMEパラメタ)が指定されている場合は,分割ファイル名に従って,EUR Server Serviceが稼働するマシンにPDF形式ファイルを出力します。出力先のPDF形式ファイルがすでにある場合は上書きされます。
形式
WORKING-STORAGE SECTION. 01 EURPMPARAM. 02 FILLER PIC X(4) VALUE '1040'. 02 SERVERNAME PIC X(80). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 FILLER PIC X(3) VALUE LOW-VALUE. 02 PRINTSTARTPAGE PIC 9(9) COMP-X. 02 PRINTENDPAGE PIC 9(9) COMP-X. 02 REPORTSETFILE PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 MULTIFORMINFO PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 DOCBOOKMARKFILE PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 PDFFILENAME PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 REPORTSET. 03 REPORTNAME PIC X(256). 03 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 03 MAPPINGDATA PIC X(256). 03 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 03 USERDEFDATA PIC X(256). 03 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 03 BOOKMARKFILE PIC X(256). 03 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 ERRORMESSAGE PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 MAPPINGDATAPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 USERDEFDATAPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 BOOKMARKFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 REPORTSETFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 CRYPTOFILENAME PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 CRYPTOFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 DOCINFOFILE PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 DOCINFOFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 REPORTFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 MULTIFORMINFOPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 PDFFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 PAGENUMBERFORMAT PIC X(80). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 FILLER PIC X(3) VALUE LOW-VALUE. 02 PRINTPAGENUMBER PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1. 02 PAGENUMBERLOCATION PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1. 02 FIRSTPAGENUMBER PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1. 02 INITPAGENUMBER PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1. 02 CRYPTO PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1. 02 DBINFOFILENAME PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 DBINFOFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 ENCRYPTIONPASSWORDKEY PIC X(32). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 REPLACEITEMCNTLFILENAME PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 REPLACEITEMCNTLFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 DISTRIBUTEFILENAME PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 DISTRIBUTEFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 SCRIPTCNTLFILENAME PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 SCRIPTCNTLFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 VIEWERPREFERENCEFILENAME PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 VIEWERPREFERENCEFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 PMSERVERADDR PIC X(15) VALUE SPACE. 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 PMSERVERPORT PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1. 02 PSENVFILENAME PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 PSENVFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 FILLER PIC X(2) VALUE LOW-VALUE. 02 FILEOUTPUTDESTINATION PIC S9(9) COMP-X VALUE -1. 02 OUTPUTPAGECOUNTOPT PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1. 02 OUTPUTPAGECOUNT PIC S9(9) COMP-5 VALUE 0. 02 REPORTID PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 FILLER PIC X(3) VALUE LOW-VALUE. 02 ENCRYPTIONFILEKEY PIC X(32). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 FILLER PIC X(3) VALUE LOW-VALUE. 02 SPLITPAGENUMBER PIC 9(9) COMP-X. 02 OUTPUTSPLITFILENAME PIC X(200). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 SPLITRESULTFILENAME PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 SPLITRESULTFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 PRINTNEWPAPERFILENAME PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 PRINTNEWPAPERFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 FILLER PIC X(3) VALUE LOW-VALUE. 01 RTNCODE PIC S9(9) BINARY. call 'OutputPDFReport' USING EURPMPARAM RETURNING RTNCODE.
パラメタ
PRINTSTARTPAGE
出力開始ページを指定します。指定できる値は,0〜999,999です。
PRINTSTARTPAGEパラメタを省略する場合は,0を指定します。PRINTSTARTPAGEパラメタの指定を省略した場合は,1ページから出力されます。
REPORTSETFILEパラメタを指定した場合,PRINTSTARTPAGEパラメタの指定は無視されます。
複数の帳票ファイルを指定した場合は,PRINTSTARTPAGEパラメタの指定に関係なく,指定した複数の帳票ファイルの全ページが出力されます。
PRINTENDPAGE
出力終了ページを指定します。指定できる値は,0〜999,999です。
PRINTENDPAGEパラメタを省略する場合は,0を指定します。PRINTENDPAGEパラメタを省略した場合は,最終ページまで出力されます。
REPORTSETFILEパラメタを指定した場合,PRINTENDPAGEパラメタの指定は無視されます。
複数の帳票ファイルを指定した場合は,PRINTENDPAGEパラメタの指定に関係なく,指定した複数の帳票ファイルの全ページが出力されます。
REPORTSETFILE
帳票セット指定ファイル名を指定します。
REPORTSETFILEパラメタ,REPORTNAMEパラメタ,またはREPORTIDパラメタのどれかは,必ず指定してください。
REPORTIDパラメタを指定した場合は,REPORTSETFILEパラメタを指定しても無効になります。
帳票セット指定ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
REPORTSETFILEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。ただし,REPORTSETFILEパラメタを省略する場合は,REPORTSETパラメタは省略しないでください。
帳票セット指定ファイルは,EUR Server - Adapter稼働マシンに配置してください。
MULTIFORMINFO
複数様式情報定義ファイル名を指定します。複数様式で帳票を出力する場合は,MULTIFORMINFOパラメタを指定してください。
複数様式情報定義ファイル名は,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでも指定できます。REPORTIDパラメタを指定した場合は,MULTIFORMINFOパラメタを指定しても無効になります。
MULTIFORMINFOパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
環境設定ファイル(EURPM.ini)でOPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,複数様式情報定義ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのMULTIキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。
OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。パスは,MULTIFORMINFOPATHパラメタに指定することもできます。MULTIFORMINFOPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。
-
フルパスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのMULTIキーには指定が要りません。
-
相対パスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのMULTIキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。
-
ファイル名だけを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのMULTIキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。
複数様式情報定義ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
複数様式情報定義ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。
DOCBOOKMARKFILE
文書しおり定義ファイル名を指定します。
文書しおり定義ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
このパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
文書しおり定義ファイルは,EUR Server - Adapter稼働マシンに配置してください。
PDFFILENAME
出力するPDF形式ファイル名を指定します。
PDFFILENAMEパラメタは,PDF形式ファイルを出力する場合,指定が有効になります。ただし,次の場合はPDFFILENAMEパラメタを指定しても無視されます。
-
DISTRIBUTEFILENAMEパラメタを指定した場合
-
SPLITPAGENUMBERパラメタおよびOUTPUTSPLITFILENAMEパラメタを同時に指定した場合
FILEOUTPUTDESTINATIONパラメタが1(PDF形式ファイルをEUR Server Service稼働マシンに出力する)の場合で,EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)でOPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定しているときは,PDFFILENAMEパラメタにはファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのPDFキーで設定しているフォルダに出力されます。
OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定しているときは,PDFFILENAMEパラメタはフルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。
パスは,PDFFILEPATHパラメタに指定することもできます。PDFFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合のPDF形式ファイルの出力先を次に示します。
-
フルパスを指定する場合
PDFFILENAMEパラメタで指定したパスに出力されます。なお,環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPDFキーには指定が要りません。
-
相対パスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPDFキーで設定しているフォルダを起点とし,そこからPDFFILENAMEパラメタで指定したパスに出力されます。
-
ファイル名だけを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPDFキーで設定しているフォルダに,PDFFILENAMEパラメタで指定したファイル名で出力されます。
PDF形式ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
REPORTNAME
帳票ファイル名(*.fms)を指定します。
REPORTNAMEパラメタ,REPORTSETFILEパラメタ,またはREPORTIDパラメタのどれかは,必ず指定してください。
REPORTIDパラメタを指定した場合は,REPORTNAMEパラメタを指定しても無効になります。
REPORTNAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
環境設定ファイル(EURPM.ini)でOPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,帳票ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのFORMキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。
OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。パスは,REPORTFILEPATHパラメタに指定することもできます。REPORTFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。
-
フルパスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのFORMキーには指定が要りません。
-
相対パスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのFORMキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。
-
ファイル名だけを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのFORMキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。
帳票ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
帳票ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。
MAPPINGDATA
マッピングデータファイル名,または可変記号値定義ファイル名を指定します。
MAPPINGDATAパラメタには,REPORTNAMEパラメタ,またはREPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルで指定した帳票ファイルに対応するファイル名を指定します。なお,指定できるファイル名は,一つだけです。REPORTNAMEパラメタを指定する場合は,REPORTNAMEパラメタで指定したファイル名の数以下で指定してください。
REPORTIDパラメタを指定する場合は,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルには帳票ファイル名を一つだけ指定してください。
MAPPINGDATAパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
マッピングデータファイルは,EUR Server - Adapter稼働マシンに配置してください。
USERDEFDATA
ユーザ定義データファイル名または可変記号値定義ファイル名を指定します。
USERDEFDATAパラメタには,REPORTNAMEパラメタ,またはREPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルで指定した帳票ファイルに対応するファイル名を指定します。ファイル名の数は,REPORTNAMEパラメタで指定したファイル名の数以下,またはREPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルで指定した帳票ファイル名の数と順序で指定してください。
USERDEFDATAパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
ユーザ定義データファイルは,EUR Server - Adapter稼働マシンに配置してください。
BOOKMARKFILE
BOOKMARKFILEパラメタには,REPORTNAMEパラメタ,またはREPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルで指定した帳票ファイルに対応したしおり定義ファイル名を指定します。ファイル名の数は,REPORTNAMEパラメタで指定したファイル名の数以下,またはREPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルで指定した帳票ファイル名の数と順序で指定してください。
しおり定義ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
このパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
しおり定義ファイルは,EUR Server - Adapter稼働マシンに配置してください。
MAPPINGDATAPATH
MAPPINGDATAパラメタまたは帳票セット指定ファイルで指定するマッピングデータファイルのパス,もしくは可変記号値定義ファイルのパスを指定します。
MAPPINGDATAパラメタをフルパスで指定した場合は,MAPPINGDATAPATHパラメタを指定する必要はありません。MAPPINGDATAPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
パスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
USERDEFDATAPATH
USERDEFDATAパラメタで指定するユーザ定義データファイルのパス,または可変記号値定義ファイルのパスを指定します。
USERDEFDATAパラメタをフルパスで指定した場合は,USERDEFDATAPATHパラメタを指定する必要はありません。USERDEFDATAPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
パスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
BOOKMARKFILEPATH
BOOKMARKFILEパラメタで指定するしおり定義ファイルのパスを指定します。
しおり定義ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
BOOKMARKFILEパラメタをフルパスで指定した場合は,このパラメタを指定する必要はありません。このパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
REPORTSETFILEPATH
REPORTSETFILEパラメタで指定する帳票セット指定ファイルのパスを指定します。
REPORTIDパラメタを指定した場合は,REPORTSETFILEPATHパラメタを指定しても無効になります。
REPORTSETFILEパラメタをフルパスで指定した場合は,REPORTSETFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。REPORTSETFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
帳票セット指定ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
CRYPTOFILENAME
暗号化設定ファイル名を指定します。
CRYPTOFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
暗号化設定ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
暗号化設定ファイルは,EUR Server - Adapter稼働マシンに配置してください。
CRYPTOFILEPATH
CRYPTOFILENAMEパラメタで指定する暗号化設定ファイルのパスを指定します。
CRYPTOFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,CRYPTOFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。CRYPTOFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
暗号化設定ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
DOCINFOFILE
文書情報設定ファイル名を指定します。
文書情報設定ファイル名は,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでも指定できます。DOCINFOFILEパラメタとREPORTIDパラメタの両方で指定したときは,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでの同じ設定項目の指定が無効になります。
DOCINFOFILEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
環境設定ファイル(EURPM.ini)でOPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,文書情報設定ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのDOCINFOキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。
OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。パスは,DOCINFOFILEPATHパラメタに指定することもできます。DOCINFOFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。
-
フルパスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのDOCINFOキーには指定が要りません。
-
相対パスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのDOCINFOキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。
-
ファイル名だけを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのDOCINFOキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。
文書情報設定ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
文書情報設定ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。
DOCINFOFILEPATH
DOCINFOFILEパラメタで指定した文書情報設定ファイルのパスを指定します。
文書情報設定ファイルのパスは,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでも指定できます。DOCINFOFILEPATHパラメタとREPORTIDパラメタの両方で指定したときは,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでの同じ設定項目の指定が無効になります。
DOCINFOFILEパラメタをフルパスで指定した場合は,DOCINFOFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。DOCINFOFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
指定されたファイルのパスは,DOCINFOFILEパラメタで指定したファイルのパスとなります。
文書情報設定ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
REPORTFILEPATH
REPORTNAMEパラメタで指定する帳票ファイルのパスを指定します。指定されたファイルのパスは,REPORTNAMEパラメタで指定したファイルのパスとなります。
REPORTIDパラメタを指定した場合は,REPORTFILEPATHパラメタを指定しても無効になります。
REPORTNAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,REPORTFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。REPORTFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
帳票ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
MULTIFORMINFOPATH
MULTIFORMINFOパラメタで指定する複数様式情報定義ファイルのパスを指定します。指定されたファイルのパスは,MULTIFORMINFOパラメタで指定したファイルのパスとなります。
複数様式情報定義ファイルのパスは,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでも指定できます。REPORTIDパラメタを指定した場合は,MULTIFORMINFOPATHパラメタを指定しても無効になります。
MULTIFORMINFOパラメタをフルパスで指定した場合は,MULTIFORMINFOPATHパラメタを指定する必要はありません。MULTIFORMINFOPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
複数様式情報定義ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
PDFFILEPATH
PDFFILENAMEパラメタで指定したPDF形式ファイルのパスを指定します。
PDFFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,PDFFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。PDFFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
FILEOUTPUTDESTINATIONパラメタが1(PDF形式ファイルをEUR Server Service稼働マシンに出力する)の場合で,かつEUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のOPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を指定している場合は,PDFFILEPATHパラメタの指定は無視されます。
PDF形式ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
PAGENUMBERFORMAT
ページ番号のフォーマットを指定します。ページ番号を「*」,最終ページ番号を「$」で示して出力形式を指定します。
ページ番号および最終ページ番号を全角で表示したいときは全角の記号で,半角で表示したいときは半角の記号で指定します。
ページ番号のフォーマットが80バイトに満たない場合は,空白で埋めてください。
PAGENUMBERFORMATパラメタは,PRINTPAGENUMBERパラメタに1が指定されている場合だけ有効になります。ただし,MULTIFORMINFOパラメタを指定した場合は,PAGENUMBERFORMATパラメタの設定値は無視されます。
PAGENUMBERFORMATパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
PRINTPAGENUMBER
余白へのページ番号印刷を指定します。
指定できる値を次に示します。
-
0:余白へのページ番号は出力しません。
-
1:余白へのページ番号を出力します。
PRINTPAGENUMBERパラメタを省略する場合は,-1を指定します。PRINTPAGENUMBERパラメタの指定を省略した場合は,0が仮定されます。
ただし,MULTIFORMINFOパラメタを指定した場合は,PRINTPAGENUMBERパラメタの設定値は無視されます。
PAGENUMBERLOCATION
余白へのページ番号の印刷位置を指定します。
PAGENUMBERLOCATIONパラメタは,PRINTPAGENUMBERパラメタに1が指定されている場合だけ有効になります。ただし,MULTIFORMINFOパラメタを指定した場合は,PAGENUMBERLOCATIONパラメタの設定値は無視されます。
指定できる値を次に示します。
-
1:ページ番号を左上に出力します。
-
2:ページ番号を中央上に出力します。
-
3:ページ番号を右上に出力します。
-
4:ページ番号を左下に出力します。
-
5:ページ番号を中央下に出力します。
-
6:ページ番号を右下に出力します。
PAGENUMBERLOCATIONパラメタを省略する場合は,-1を指定します。
FIRSTPAGENUMBER
ページ番号の初期値を指定します。指定できる値は,1〜999,999です。
FIRSTPAGENUMBERパラメタは,PRINTPAGENUMBERパラメタに1が指定されている場合だけ有効になります。ただし,MULTIFORMINFOパラメタを指定した場合は,FIRSTPAGENUMBERパラメタの設定値は無視されます。
FIRSTPAGENUMBERパラメタを省略する場合は,-1を指定します。FIRSTPAGENUMBERパラメタの指定を省略した場合は,1が仮定されます。
INITPAGENUMBER
改ページのキーが設定されている場合,そのキーがブレイクするごとにページ番号の開始番号を初期化するかどうかを指定します。
指定できる値を次に示します。
-
0:初期化しません。
-
1:初期化します。
INITPAGENUMBERパラメタを省略する場合は,-1を指定します。INITPAGENUMBERパラメタの指定を省略した場合は,出力する帳票の属性に従います。帳票の属性の初期値は,0が仮定されます。
ただし,MULTIFORMINFOパラメタを指定した場合は,INITPAGENUMBERパラメタの設定値は無視されます。
CRYPTO
PDF形式ファイルを暗号化して出力するかどうかを指定します。
指定できる値を次に示します。
-
0:PDF形式ファイルを暗号化しません。
-
1:PDF形式ファイルを暗号化します。
CRYPTOパラメタを省略する場合は,-1を指定します。CRYPTOパラメタの指定を省略した場合は,0が仮定されます。
DBINFOFILENAME
接続情報ファイル名を指定します。
DBINFOFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
環境設定ファイル(EURPM.ini)でOPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,接続情報ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのDBINFOキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。
OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。パスは,DBINFOFILEPATHパラメタに指定することもできます。DBINFOFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。
-
フルパスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのDBINFOキーには指定が要りません。
-
相対パスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのDBINFOキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。
-
ファイル名だけを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのDBINFOキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。
接続情報ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
接続情報ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。
DBINFOFILEPATH
DBINFOFILENAMEパラメタで指定した接続情報ファイルのパスを指定します。
DBINFOFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,DBINFOFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。DBINFOFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
接続情報ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
ENCRYPTIONPASSWORDKEY
オーナパスワードとユーザパスワードを暗号化した暗号化設定ファイルを使用して,暗号化したPDF形式ファイルを出力するときにパスワード暗号化鍵を指定します。
パスワード暗号化鍵に指定できる文字は,次のとおりです。
-
半角数字
0〜9
-
半角英字
A〜Z,a〜z
指定できるパスワード暗号化鍵の長さは,32バイトまでです。32バイトに満たない場合は,空白で埋めてください。
ENCRYPTIONPASSWORDKEYパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
REPLACEITEMCNTLFILENAME
置き換え表管理情報ファイル名を指定します。
環境設定ファイル(EURPM.ini)でOPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,置き換え表管理情報ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのREPLACEITEMキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。
OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。パスは,REPLACEITEMCNTLFILEPATHパラメタに指定することもできます。REPLACEITEMCNTLFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。
-
フルパスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのREPLACEITEMキーには指定が要りません。
-
相対パスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのREPLACEITEMキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。
-
ファイル名だけを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのREPLACEITEMキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。
置き換え表管理情報ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
REPLACEITEMCNTLFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
置き換え表管理情報ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。
REPLACEITEMCNTLFILEPATH
REPLACEITEMCNTLFILENAMEパラメタで指定した置き換え表管理情報ファイルのパスを指定します。
REPLACEITEMCNTLFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,REPLACEITEMCNTLFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。REPLACEITEMCNTLFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
置き換え表管理情報ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
DISTRIBUTEFILENAME
PDF仕分け定義ファイル名を指定します。
PDF形式ファイルを出力する場合,指定が有効になります。
PDFFILENAMEパラメタとDISTRIBUTEFILENAMEパラメタを同時に指定した場合は,PDFFILENAMEパラメタの指定は無視されます。
DISTRIBUTEFILENAMEパラメタは,SPLITPAGENUMBERパラメタおよびOUTPUTSPLITFILENAMEパラメタと同時に指定できません。同時に指定した場合はエラー(KEEY280-E)になります。
DISTRIBUTEFILENAMEパラメタでPDF仕分け定義ファイルを指定した場合は,FILEOUTPUTDESTINATIONパラメタの指定は無視されます。この場合,PDF仕分け定義ファイルに記述されている出力先ファイル名に従って,EUR Server Serviceが稼働するマシンにPDF形式ファイルを出力します。
PDF仕分け定義ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
DISTRIBUTEFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
PDF仕分け定義ファイルは,EUR Server - Adapter稼働マシンに配置してください。
DISTRIBUTEFILEPATH
DISTRIBUTEFILENAMEパラメタで指定したPDF仕分け定義ファイルのパスを指定します。
DISTRIBUTEFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,DISTRIBUTEFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。DISTRIBUTEFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
PDF仕分け定義ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
SCRIPTCNTLFILENAME
Acrobat JavaScript定義ファイル名を指定します。
環境設定ファイル(EURPM.ini)でOPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,Acrobat JavaScript定義ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのSCRIPTCNTキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。
OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。パスは,SCRIPTCNTLFILEPATHパラメタに指定することもできます。SCRIPTCNTLFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。
-
フルパスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのSCRIPTCNTキーには指定が要りません。
-
相対パスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのSCRIPTCNTキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。
-
ファイル名だけを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのSCRIPTCNTキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。
Acrobat JavaScript定義ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
SCRIPTCNTLFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
Acrobat JavaScript定義ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。
SCRIPTCNTLFILEPATH
SCRIPTCNTLFILENAMEパラメタで指定したAcrobat JavaScript定義ファイルのパスを指定します。
SCRIPTCNTLFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,SCRIPTCNTLFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。SCRIPTCNTLFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
Acrobat JavaScript定義ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
VIEWERPREFERENCEFILENAME
ビューアプレファレンス定義ファイル名を指定します。
環境設定ファイル(EURPM.ini)でOPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,ビューアプレファレンス定義ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのPREFERENCEキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。
OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。パスは,VIEWERPREFERENCEFILEPATHパラメタに指定することもできます。VIEWERPREFERENCEFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。
-
フルパスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPREFERENCEキーには指定が要りません。
-
相対パスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPREFERENCEキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。
-
ファイル名だけを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPREFERENCEキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。
ビューアプレファレンス定義ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
VIEWERPREFERENCEFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
ビューアプレファレンス定義ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。
VIEWERPREFERENCEFILEPATH
VIEWERPREFERENCEFILENAMEパラメタで指定したビューアプレファレンス定義ファイルのパスを指定します。
VIEWERPREFERENCEFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,VIEWERPREFERENCEFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。VIEWERPREFERENCEFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
ビューアプレファレンス定義ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
PSENVFILENAME
EUR Print Serviceの動作環境を印刷ジョブごとに変更する場合に,EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)名を指定します。
EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)名は,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでも指定できます。PSENVFILENAMEパラメタとREPORTIDパラメタの両方で指定したときは,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでの同じ設定項目の指定が無効になります。
EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)で,OPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,PSENVFILENAMEパラメタは,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのPSENVキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。
OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。
パスは,PSENVFILEPATHパラメタに指定することもできます。PSENVFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。
-
フルパスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPSENVキーには指定が要りません。
-
相対パスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPSENVキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。
-
ファイル名だけを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPSENVキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。
EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
PSENVFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)は,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。
PSENVFILEPATH
PSENVFILENAMEパラメタで指定したEUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)のパスを指定します。
EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)のパスは,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでも指定できます。PSENVFILEPATHパラメタとREPORTIDパラメタの両方で指定したときは,REPORTIDパラメタの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでの同じ設定項目の指定が無効になります。
PSENVFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,PSENVFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。PSENVFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)のパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
FILEOUTPUTDESTINATION
PDF形式ファイルの出力先を,EUR Server - Adapter稼働マシンにするか,またはEUR Server Service稼働マシンにするかのどちらかを指定します。
指定できる値を次に示します。
-
0:EUR Server - Adapter稼働マシンに出力します。
-
1:EUR Server Service稼働マシンに出力します。
FILEOUTPUTDESTINATIONパラメタを省略する場合は,-1を指定します。FILEOUTPUTDESTINATIONパラメタの指定を省略した場合は,0が仮定されます。
FILEOUTPUTDESTINATIONパラメタは,OutputPDFReport関数でPDF形式ファイルを出力する場合,指定が有効になります。それ以外の場合は,FILEOUTPUTDESTINATIONパラメタを指定しても無視されます。
DISTRIBUTEFILENAMEパラメタでPDF仕分け定義ファイルを指定した場合は,FILEOUTPUTDESTINATIONパラメタの指定は無視されます。この場合,PDF仕分け定義ファイルに記述されている出力先ファイル名に従って,EUR Server Serviceが稼働するマシンにPDF形式ファイルを出力します。
SPLITPAGENUMBERパラメタおよびOUTPUTSPLITFILENAMEパラメタで,分割ページ数および分割ファイル名を指定した場合は,FILEOUTPUTDESTINATIONパラメタの指定は無視されます。この場合,環境設定ファイル(EURPS_ENV)の環境変数EURPS_OUTPUTPATHキーで指定したEUR Server Service稼働マシンの出力先フォルダに,分割したPDF形式ファイルを出力します。
OUTPUTPAGECOUNTOPT
PDF形式ファイル出力を実行した帳票の総ページ数を出力するかどうかを指定します。
指定できる値を次に示します。
-
1:総ページ数を出力します。
-
0:総ページ数を出力しません。
OUTPUTPAGECOUNTOPTパラメタを省略する場合は,-1を指定します。OUTPUTPAGECOUNTOPTパラメタを省略したときは,総ページ数を出力しません。
REPORTID
帳票IDを指定します。
帳票IDには,PDF形式ファイル出力を実行するときに使用する帳票出力定義ファイル名を指定します。
REPORTIDパラメタ,REPORTNAMEパラメタ,またはREPORTSETFILEパラメタのどれかは,必ず指定してください。
REPORTIDパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
帳票IDには,帳票出力定義ファイルのファイル名だけ,または相対パスのどちらかを指定できます。次のことに注意して指定してください。
-
文字列が256バイトに満たない場合は,空白で埋めてください。
-
ファイル名だけを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのREPORTIDキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。
-
相対パスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのREPORTIDキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。
フォルダおよびファイルの区切り文字に使用できる文字を次に示します。
Windows環境:「\」または「/」
UNIX/Linux環境:「/」
帳票出力定義ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。
- 重要
-
REPORTIDパラメタで帳票IDを指定した場合,REPORTSETFILEパラメタで帳票セット指定ファイル名を指定しても無効となるため,複数帳票の一括出力および複数様式の帳票の出力はできません。
ENCRYPTIONFILEKEY
ファイル暗号化ツールで暗号化したファイルを使用して,帳票の印刷またはファイル出力をする場合に,暗号化したときのファイル暗号化鍵を指定します。
なお,UNIX版のEURサーバ製品の場合は,このパラメタを指定しても無視されます。
ファイル暗号化鍵に指定できる文字は,次のとおりです。
-
半角数字
0〜9
-
半角英字
A〜Z,a〜z
-
半角記号
指定できるファイル暗号化鍵の長さは,8〜32バイトです。32バイトに満たない場合は,空白で埋めてください。
ENCRYPTIONFILEKEYパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
SPLITPAGENUMBER
PDF形式ファイルを分割して出力する場合に,分割するページ数(分割ページ数)を指定します。
指定できる値は,0〜999,999です。
SPLITPAGENUMBERパラメタを省略する場合は,0を指定します。
SPLITPAGENUMBERパラメタは,PDF形式ファイルを出力する場合,指定が有効になります。
PDF形式ファイルを分割して出力する場合は,SPLITPAGENUMBERパラメタおよびOUTPUTSPLITFILENAMEパラメタの両方を必ず指定してください。片方だけを指定した場合,エラー(KEEY202-E)になります。
次に示すパラメタをすべて指定した場合に,OUTPUTSPLITFILENAMEパラメタ(分割ファイル名)の指定が有効になります。
-
PDFFILENAMEパラメタ
-
SPLITPAGENUMBERパラメタおよびOUTPUTSPLITFILENAMEパラメタ
次に示すパラメタは同時に指定できません。同時に指定した場合はエラー(KEEY280-E)になります。
-
DISTRIBUTEFILENAMEパラメタ
-
SPLITPAGENUMBERパラメタおよびOUTPUTSPLITFILENAMEパラメタ
OUTPUTSPLITFILENAME
PDF形式ファイルを分割して出力する場合に,出力するファイル名(分割ファイル名)を指定します。
次のことに注意して,分割ファイル名を指定してください。
-
指定する分割ファイル名が,200バイトに満たない場合は,空白で埋めてください。
-
分割ファイル名には「"」および「,」を含めないでください。
OUTPUTSPLITFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
分割ファイルの出力先のフォルダは,環境設定ファイル(EURPS_ENV)の環境変数EURPS_OUTPUTPATHキーで指定します。出力先のフォルダは,EUR Server Service稼働マシンのパスとなるため,EUR Server - Adapter稼働マシンのパスで取得したい場合は,共有フォルダを使用するなどの運用としてください。
分割ファイル名の書式を次に示します。
-
ファイル名は,200バイト以内になるように指定してください。
-
ファイル名だけを拡張子(.pdf)を含めて指定します。
-
ファイル名には必ず「%Nd」の文字列を含めて指定してください。Nには通番の桁数(1〜9)を指定します。「%Nd」を指定すると,Nに指定された桁数で前0を付加した通し番号が自動的に設定されます。
-
ファイル名に「%」を使用したい場合は「%%」と指定します。
OUTPUTSPLITFILENAMEパラメタは,PDF形式ファイルを出力する場合,指定が有効になります。
PDF形式ファイルを分割して出力する場合は,SPLITPAGENUMBERパラメタおよびOUTPUTSPLITFILENAMEパラメタの両方を必ず指定してください。片方だけを指定した場合,エラー(KEEY202-E)になります。
次に示すパラメタをすべて指定した場合に,OUTPUTSPLITFILENAMEパラメタ(分割ファイル名)の指定が有効になります。
-
PDFFILENAMEパラメタ
-
SPLITPAGENUMBERパラメタおよびOUTPUTSPLITFILENAMEパラメタ
次に示すパラメタは同時に指定できません。同時に指定した場合はエラー(KEEY280-E)になります。
-
DISTRIBUTEFILENAMEパラメタ
-
SPLITPAGENUMBERパラメタおよびOUTPUTSPLITFILENAMEパラメタ
SPLITRESULTFILENAME
PDF形式ファイルを分割して出力する場合に,分割したファイルの情報を出力するファイル名(分割結果ファイル名)を指定します。
SPLITRESULTFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
分割結果ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
SPLITRESULTFILENAMEパラメタは,SPLITPAGENUMBERパラメタおよびOUTPUTSPLITFILENAMEパラメタの両方を指定した場合だけ,指定が有効になります。指定を省略したときは,分割結果ファイルは出力されません。
SPLITRESULTFILENAMEパラメタの指定が有効な場合,SPLITRESULTFILENAMEパラメタとSPLITRESULTFILEPATHパラメタの指定値に従って,EUR Server - Adapter稼動マシンに分割結果ファイルを出力します。
分割結果ファイルの出力形式,および出力項目については,マニュアル「EUR 帳票出力 機能解説 EUR Server編」を参照してください。
SPLITRESULTFILEPATH
SPLITRESULTFILENAMEパラメタで指定した分割結果ファイルのパスを指定します。
SPLITRESULTFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
分割結果ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
SPLITRESULTFILEPATHパラメタは,SPLITPAGENUMBERパラメタおよびOUTPUTSPLITFILENAMEパラメタの両方を指定した場合だけ,指定が有効になります。指定を省略したときは,分割結果ファイルは出力されません。
PRINTNEWPAPERFILENAME
新規用紙出力定義ファイル名を指定します。
環境設定ファイル(EURPM.ini)で,OPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,新規用紙出力定義ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのPRINTNEWPAPERキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。
OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。パスは,PRINTNEWPAPERFILEPATHパラメタに指定することもできます。PRINTNEWPAPERFILEPATHパラメタにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。
-
フルパスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPRINTNEWPAPERキーには指定が要りません。
-
相対パスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPRINTNEWPAPERキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。
-
ファイル名だけを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPRINTNEWPAPERキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。
新規用紙出力定義ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
PRINTNEWPAPERFILENAMEパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
新規用紙出力定義ファイルは,EUR Server Service稼動マシン環境に配置してください。
PRINTNEWPAPERFILEPATH
PRINTNEWPAPERFILENAMEパラメタで指定した新規用紙出力定義ファイルのパスを指定します。
PRINTNEWPAPERFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,PRINTNEWPAPERFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。PRINTNEWPAPERFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
新規用紙出力定義ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
戻り値
RTNCODE
終了コードが設定されます。終了コードについては,「10.4.1 エラー情報一覧」を参照してください。
ERRORMESSAGE
エラーが発生した場合,エラーメッセージとメッセージIDが設定されます。エラーメッセージについては,マニュアル「EUR メッセージ」を参照してください。
エラーが発生しなかった場合は,空白が設定されます。
OUTPUTPAGECOUNT
OUTPUTPAGECOUNTOPTパラメタに1を指定した場合,OutputPDFReport関数の実行後に帳票の総ページ数が設定されます。※
エラーが発生した場合は,0が設定されます。
- 注※
-
EUR Server - Adapterで実行したジョブが正常または警告で終了したタイミングで,帳票の総ページ数が設定されます。
エラーメッセージ
EUR Print Serviceと連携して使用するパラメタでエラーが発生した場合は,次のエラーメッセージが出力されます。メッセージが表示されたときは,EUR Print Serviceのイベントログ,またはeurpsログを参照してください。
メッセージID |
メッセージ |
---|---|
KEEY223-E |
PDF形式ファイル出力処理でエラーが発生しました。(337) |