DispPrintDlgプロパティ
蓄積クライアント印刷するときのダイアログ表示モードを指定または取得します。
解説
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指定できる値と蓄積クライアント印刷時の動作を次に示します。
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0:印刷先指定ダイアログを表示します(対話型印刷)。
プレビューボタンを選択すると,プレビューウィンドウが表示されます。
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1:直接印刷を実行します(自動印刷)。
印刷実行中に印刷中のダイアログが表示されます。
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2:プレビューウィンドウを表示します(対話型印刷プレビュー表示)。
印刷メニューまたは印刷ボタンを選択すると,印刷先指定ダイアログが表示されます。
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3:直接印刷を実行します(全自動印刷)。
印刷実行中に印刷中のダイアログは表示されません。
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4:プレビューウィンドウを表示します(対話型印刷プレビュー表示限定)。
印刷は実行できません。
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蓄積クライアント印刷実行時,ClientPrinterNameプロパティに値を指定している場合,かつDispPrintDlgプロパティに0または2を指定した場合は,DispPrintDlgプロパティに1が仮定されます。
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DispPrintDlgプロパティは,次に示すメソッドを呼び出すタイミングによって,値が異なります。
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GetSpoolFileAttributeメソッドを呼び出したあと
蓄積クライアント印刷するときのダイアログ表示モードが取得されます。
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SetSpoolFileAttributeメソッド,およびPrintSpoolReportメソッドを呼び出す前
蓄積クライアント印刷するときのダイアログ表示モードを指定します。
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SetSpoolFileAttributeメソッド実行時に,0〜4以外の値が指定されていたときは,エラーになります。
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DispPrintDlgプロパティは,GetSpoolFileAttributeメソッド,およびSetSpoolFileAttributeメソッドでスプールデータを操作する場合,ならびにPrintSpoolReportメソッドで蓄積クライアント印刷する場合に指定が有効になります。それ以外のメソッドでは,DispPrintDlgプロパティを指定しても無視されます。
データ型
Long