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EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編


GetOutputPageCountメソッド

GetOutputPageCountメソッドを実行する直前に印刷またはファイル出力を実行した帳票の総ページ数を取得します。

〈このページの構成〉

形式

GetOutputPageCount()

パラメタ

なし

解説

印刷またはファイル出力でOutputPageCountOptプロパティにTrueを指定した場合だけ,出力した帳票の総ページ数を取得できます。取得した情報は,ActiveX起動部品がメモリから解放されるか,または,印刷またはファイル出力のメソッドが次に呼び出されるまで有効になります。

注※

EUR Server - Adapterで実行したジョブが正常または警告で終了したタイミングで,帳票の総ページ数が設定されます。

ただし,次の場合は,EUR Server - Adapterで実行したジョブが正常または警告で終了しても,実際の出力結果とページ数が異なります。

  • 帳票を分割または仕分けして蓄積する場合,途中で蓄積に失敗したときでも,蓄積に成功したページ数ではなく,合計ページ数が設定されます。

  • クライアント印刷実行時,エラーが発生した場合でも,EUR Server - Adapterの終了コードが正常のときは,ページ数が設定されます。

  • クライアント印刷実行時,印刷ダイアログでキャンセルした場合でも,ページ数が設定されます。

  • 蓄積後に続けて印刷を実行する場合,クライアント印刷またはスプールサーバ印刷でエラーが発生したときでも,ページ数が設定されます。

また,次に示す空白ページは総ページ数に含みません。

  • 単一様式帳票,または帳票セットを複数指定した帳票の場合,新規用紙出力定義ファイルの指定によって挿入された空白ページ

  • 複数様式帳票の場合,複数様式情報定義ファイルのprintnewpaper=ONの指定によって挿入された空白ページ

ただし,EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENV)の環境変数EURPS_PRINTNEWPAPER_INCLUDE_OUTPUTPAGECOUNTキーで「YES」を指定している場合は,上記の空白ページを総ページ数に含めます。

メソッド実行時にエラーが発生した場合,Err.Numberプロパティに終了コード,Err.Descriptionプロパティにメッセージが設定されます。

戻り値

直前に印刷またはファイル出力を実行した帳票の総ページ数

データ型

Long