1.2.3 オプションを指定するときの注意
- 〈この項の構成〉
(1) 大文字と小文字の区別について
オプション,オプションの指定値,およびオプションに指定する文字列は,大文字と小文字を区別します。
例えば,/mオプションを「/M」と指定したり,/mオプションの指定値を「/m PRINT」と指定したりすると,エラーになります。
(2) 同一オプションを複数指定する場合
一つのコマンド構文に同じオプションが複数指定されている場合は,コマンド構文の後方に指定されたオプションが有効となります。
(3) 無効なオプションについて
/mオプションで指定した出力,および情報取得の機能(メソッド)に無効なオプションを指定したときは,無視して実行されます。
(4) 数値項目オプションの指定について
eurpmcコマンドのオプションで数値を指定する場合は,次の点に注意してください。
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半角数値だけで指定してください。半角数値以外の文字(コンマ「,」など)を指定すると,エラーになります。
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指定可能範囲内の値であれば,前0を含む値を指定してもエラーになりません。ただし,指定可能な桁数は9桁までです。10桁以上の値("0000000000"など)を指定した場合は,数値の大きさにかかわらず,KEEY904-Eエラーになります。
(5) 指定値に使用できない文字について
オプションの指定値には,制御コード(0x00〜0x1F,0x7F〜0x9F),「"」,および「,」は使用できません。これらの文字を指定した場合,帳票管理GUI,[EUR Server Service 構成定義]ダイアログ,[EUR Spool Service 構成定義]ダイアログ,および[EUR Client 構成定義]ダイアログを操作できないことがあります。