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EUR 帳票出力 機能解説 EUR Server編(UNIX(R)用)


8.1.6 障害が発生した場合のジョブの再投入

帳票自動出力機能でエラーを検知すると,エラー情報をシステムログおよびログファイルに出力します。エラーになったマッピングデータファイルまたは制御情報付データファイルは,完了フォルダ(デフォルトはEUR Serverのインストール先フォルダ\FileMonitor\fmc\data)に登録されます。完了フォルダは,ファイル監視サービス起動時に自動的に作成されます。

エラー原因を取り除き,完了フォルダに格納されている障害が発生したマッピングデータファイルまたは制御情報付データファイルを監視フォルダに再度投入します。

帳票自動出力機能が投入されたファイルを再度処理します。

メモ

エラーで完了フォルダに格納されたマッピングデータファイルまたは制御情報付データファイルの保持期限は,ファイル監視サービスの環境設定ファイル(eurfm.ini)で設定できます。保持期限が切れたマッピングデータファイルまたは制御情報付データファイルは,次のタイミングで自動的に削除されます。

  • ファイル監視サービスの起動時

  • 日付が変わって,最初にファイル監視が実行されたとき(日付変更の契機にローカルタイムと協定世界時(UTC)のどちらを使用するかを,ファイル監視サービスの環境設定ファイル(eurfm.ini)のOPTIONセクションのSTANDARDTIMEキーで指定できます)