Hitachi

EUR 帳票出力 機能解説 EUR Server編


10.1.2 構築の流れ

個人番号管理サービス連携機能を使用する場合の構築の流れを,次に示します。

  1. 必要なプログラムのインストール

    個人番号管理サービスと連携する場合に必要なプログラムを,帳票サーバにインストールします。

    個人番号管理サービスと連携する場合に必要なプログラムについては,マニュアル「EUR システム設計ガイド」を参照してください。

  2. 帳票出力で使用するファイルの準備

    個人番号管理サービス連携機能を使用する場合に準備するファイルを次に示します。

    ■帳票設計で使用するファイル

    ・帳票ファイル

    ・マッピングデータファイル

    ■帳票の出力環境を設定するファイル

    ・個人番号接続情報ファイル

    ・環境設定ファイル(EURPS_ENV)

    ・連携プロファイル

    ・個人番号管理サービスのSSLサーバ証明書

    ■帳票の出力内容を設定するファイル

    ・個人番号フィールド情報ファイル

    ・帳票出力定義ファイル

  3. 業務アプリケーションでの帳票出力

    EUR Server - Adapterの起動部品を使用し,次に示す項目を指定して帳票出力することで,業務アプリケーションから個人番号を含む帳票を出力することができます。

    • 帳票ID

    • 個人番号を取得するためのキー情報を含むマッピングデータ

    • ファイル暗号化鍵(個人番号接続情報ファイルを暗号化した場合)

    個人番号管理サービス連携機能で使用するEUR Server - Adapterの起動部品については,「10.1.6 起動部品の設定」を参照してください。