13.2.5 期限が切れたスプールデータの一括削除
蓄積期限が切れたスプールデータを一括して削除できます。
- 〈この項の構成〉
(1) 実行メソッド
蓄積期限が切れたスプールデータの一括削除を実行するメソッドを次の表に示します。
起動部品 |
メソッド |
---|---|
SS-ActiveX起動部品 |
DeleteSpoolFile |
SS-Java起動部品 |
deleteSpoolFile |
SS-コマンド起動部品(eurpmlscコマンド) |
/mオプションにdelを指定 |
(2) 設定項目
蓄積期限が切れたスプールデータを一括削除するときに設定する項目を,次の表に示します。
スプールデータの一括削除に関する設定 |
起動部品の設定項目 |
設定する値 |
---|---|---|
スプールサーバのIPアドレス |
SS-ActiveX起動部品:ServerAddressプロパティ SS-Java起動部品:setServerAddressメソッド SS-コマンド起動部品:/svrオプション |
255.255.255.255形式 |
削除方法 |
SS-ActiveX起動部品:DeleteKindプロパティ SS-Java起動部品:setDeleteKindメソッド |
1(蓄積期限が切れたスプールデータの一括削除) |
SS-コマンド起動部品:/dkオプション |
expire(蓄積期限が切れたスプールデータの一括削除) |
蓄積期限が切れたスプールデータは,次に示すタイミングで自動的に削除することもできます。
-
EUR Server - Spool Serviceのサービスが起動されたとき
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EUR Server - Spool Serviceが稼働するマシンの日付が変わったあと,EUR Server - Spool Serviceに対して最初の要求があったとき(日付変更の契機にローカルタイムと協定世界時(UTC)のどちらを使用するかを,EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル(EURPMLS.ini)のOPTIONセクションのSTANDARDTIMEキーで設定できます)
蓄積期限が切れたスプールデータを自動で削除するかどうかは,EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル(EURPMLS.ini)のOPTIONセクションのESFAUTODELキーで設定できます。ESFAUTODELキーの詳細については,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。