Hitachi

EUR 帳票出力 機能解説 EUR Server編


12.1.4 スプールデータに出力する場合

スプールデータの属性情報は,帳票の蓄積時に起動部品または印刷先定義ファイルで設定します。ただし,印刷先定義ファイルで属性情報を設定できるのは,帳票を分割または仕分けして蓄積する場合だけです。

スプールデータに設定できる属性情報を次の表に示します。

表12‒2 スプールデータに設定できる属性情報

項番

属性情報

起動部品

印刷先定義ファイル

1

スプールデータに格納された印刷データのファイル名

2

蓄積期限日

×

3

スプールデータに格納された印刷データの取得可否

4

印刷上限回数

5

実行できる印刷方式

6

プリンタクラス名

7

プリンタ名

8

トレイ名

9

プリンタ指定方法

(スプールサーバに出力する場合)

10

帳票振り分け定義の振り分けグループ名

(スプールサーバに出力する場合)

11

ダイアログ表示モード

(クライアントPCに出力する場合)

12

クライアントPCのIPアドレス

(クライアントPCに出力する場合)

13

ジョブ検索キー(検索用のキー情報)の分類

14

ジョブ検索キー(検索用のキー情報)の値

15

スプールタイトル

(凡例)

○:設定できます。

×:設定できません。

なお,起動部品と印刷先定義ファイルでは,印刷先定義ファイルの設定が優先されます。印刷先定義ファイルについては,「6.1.3(2)(b) 印刷先定義ファイル」を参照してください。

また,スプールデータに設定した属性情報を取得したり,変更したりすることもできます。詳細については「13. スプールデータを管理するには」を参照してください。