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EUR 帳票出力 機能解説 EUR Server編


11.6 両面印刷で常に用紙の表面に出力する対象の帳票ファイルを指定するには

帳票様式に応じて,両面印刷で常に用紙の表面(奇数ページ)に出力する対象の帳票ファイルを指定できます。ここでは,常に表面に出力する対象の帳票ファイルを指定する方法について説明します。

●単一様式帳票,または帳票セットを複数指定した帳票の場合

新規用紙出力定義ファイルで,帳票ファイルごとに常に用紙の表面に出力する対象の帳票ファイルを指定できます。

両面印刷する場合,指定した対象の帳票ファイルが常に用紙の表面になるように空白ページが挿入されます。常に表面に出力するページには,次の2種類があります。

  • 帳票の先頭ページ

  • 帳票セットを複数指定した帳票の各帳票ファイルの1ページ目

注※

先頭ページは,帳票作成機能の[レポートのプロパティ]ダイアログの[レポートの構成]タブにある[先頭・最終ページの範囲]グループボックスで定義した範囲によって,次のように異なります。

  • 定義した範囲が「キーブレイクによる改ページで区切られた範囲」の場合

    すべてのデータが出力された最初のページ,およびキーブレイクによって改ページされたページ

  • 定義した範囲が「ページ番号の初期化の指定で区切られた範囲」の場合

    すべてのデータが出力された最初のページ,およびページ番号が初期化されたページ

新規用紙出力定義ファイルの詳細については,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。

●複数様式帳票の場合

複数様式情報定義ファイルのキーワードprintnewpaperで,様式ごとに様式の1ページ目を常に用紙の表面に出力するかどうかを指定できます。

両面印刷する場合,キーワードprintnewpaperに「ON」を指定した様式の1ページ目が常に用紙の表面になるように空白ページが挿入されます。

複数様式情報定義ファイルの詳細については,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。