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EUR 帳票出力 機能解説 EUR Server編


11.2.2 出力で使用するファイル

ここでは,データベースからデータを読み込んで帳票を出力するときに使用するファイルの概要について説明します。各ファイルの指定内容の詳細については,マニュアル「EUR データベース連携ガイド」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 接続情報ファイル

接続情報ファイルには,データベースと接続するために必要な情報を指定します。

接続情報ファイルは,一つの接続先について一つ作成します。EUR サーバ帳票出力機能の実行時には,接続情報ファイルを一つだけ指定できます。

接続情報ファイルに指定する項目を次に示します。

(2) 可変記号値定義ファイル

可変記号値定義ファイルには,データベースからデータを検索し,条件に合ったデータを抽出するときに必要な,検索条件の可変記号とその値(可変記号値)を指定します。可変記号は,条件式の条件値だけを変更する場合に使います。

帳票を設計したときに設定された可変記号に,可変記号値を定義することで,条件に合った抽出データで帳票を出力できます。接続情報ファイルと組み合わせて使用します。

可変記号値定義ファイルは,一つの帳票ファイルに対して,マッピングデータ用とユーザ定義データ用にそれぞれ一つずつ作成できます。