1.2.5 帳票をEUR形式ファイルに出力するには
EUR形式ファイルは,EURの独自形式の印刷データファイルです。帳票定義ファイルとデータファイル(マッピングデータファイル,ユーザ定義データファイル,および画像ファイル)を一つのパッケージにしたファイルで,PDF形式よりもサイズが小さく,ネットワーク負荷を軽減できます。1ファイルにまとめているので,Webシステムなどで帳票を利用するときに便利です。
EUR形式ファイルは,EUR Server EnterpriseまたはEUR Server StandardのEUR サーバ帳票出力機能で出力します。出力したEUR形式ファイルを表示・印刷するには,EUR クライアント帳票出力機能を使用します。
EUR クライアント帳票出力機能を起動して帳票を表示するには,次の2とおりの方法があります。
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eurerコマンド
EUR形式ファイルを指定して実行すると,EUR クライアント帳票出力機能が起動されて帳票が表示されます。Webクライアント環境では,EUR クライアント帳票出力機能をブラウザのヘルパアプリケーションとして実行します。
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EUR形式ファイルをダブルクリックして起動
エクスプローラでEUR形式ファイルをダブルクリックすると,EUR クライアント帳票出力機能が起動して帳票が表示されます。
帳票をEUR形式ファイルへ出力することによるアプリケーションの運用例を次に示します。
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帳票ファイルの準備
EUR 帳票作成機能で帳票を設計して,帳票ファイル(*.fms)に保存します。
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帳票ファイルの転送
帳票ファイルを,EUR Server EnterpriseまたはEUR Server Standardが組み込まれているアプリケーションサーバに転送します。
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データファイルの準備
帳票として出力するデータのデータファイルを準備します。データファイルの形式は,「5.3 データファイル」を参照してください。データベースから直接データを読み込む方法については,マニュアル「EUR データベース連携ガイド」を参照してください。
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EUR形式ファイルへの出力
出力する帳票の帳票ファイルと準備したデータファイルを指定して,EUR形式ファイルへの出力を実行します。EUR形式ファイルへの出力方法については,マニュアル「EUR 帳票出力 機能解説 EUR Server編」およびマニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。
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EUR形式ファイルの表示・印刷
EUR形式ファイルは,クライアントPC上のEUR クライアント帳票出力機能で表示・印刷します。