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EUR 帳票出力 EUR Designer/EUR Viewer編


5.13.4 環境設定ファイルに設定できない変数

環境設定ファイルで設定できない変数は,環境変数で直接指定します。環境設定ファイルで設定できない変数は次のとおりです。

〈この項の構成〉

(1) EUR_FIXOPT

データファイルがFIX形式の場合,バイト数で区切るか桁数で区切るかを指定します。

指定できる値は次のとおりです。

指定値

説明

BYTE

区切り位置をバイトで区切ります。

COLUMN

区切り位置を桁で区切ります。

指定するパラメタの文字列は,大文字,小文字を区別しません。

EUR_FIXOPTの指定を省略した場合は,BYTEが仮定されます。

データファイルがUTF-16の場合,区切り位置情報をバイトで出力します。ただし,環境変数EUR_FIXOPTにCOLUMNが指定されると,バージョン05-06以前に作成されたフォームシートと同じように,フォームシートの区切り位置情報を桁で出力します。また,フォームシートに設定されている区切り位置の情報には桁が設定されます。

(2) EUR_ENVFILE

環境設定ファイル名を次に示す形式で指定します。

EUR_ENVFILE=環境設定ファイル名
環境設定ファイル名

環境設定ファイル名を指定します。

なお,同じ内容を複数の環境設定ファイルや環境変数で設定した場合,次の優先順位で設定内容が適用されます。

  1. 環境変数EUR_ENVFILEで指定した環境設定ファイルの内容

  2. 環境変数で指定した内容

  3. インストール先フォルダ直下の環境設定ファイルで指定した内容

環境変数EUR_ENVFILEに指定されたファイルが入力できない場合は,2.以降の優先順位の設定内容が適用されます。