5.7.2 複数様式情報定義ファイルの指定例
EURが提供しているサンプル複数様式情報定義ファイルの指定例を示します。
- 〈この項の構成〉
(1) サンプル帳票「請求書」の場合
複数様式のサンプル帳票「請求書」を出力するときに指定する,サンプル複数様式情報定義ファイル(formdef01(複数様式帳票例1).txt)の指定例を示します。
group 1 { formtransfercondition { keybreaktopform=ON …フィールド「請求書番号」が キーブレイクしたら, 先頭の様式(表紙)に戻ります fieldname="請求書番号" } formfilename "表紙次紙形式の帳票_表紙(複数様式帳票例1).fms" { transfercondition=NPNF …表紙を1ページ出力すると 次紙に移ります printnewpaper=OFF ※ resetpagenumber=ON …次紙から表紙に戻ったとき, ページ番号を初期化します } formfilename "表紙次紙形式の帳票_次紙(複数様式帳票例1).fms" { transfercondition=KBNF …キーブレイクしたら, 表紙に戻ります printnewpaper=OFF resetpagenumber=OFF …表紙からの続きのページ番号を 出力します } }
- 注※
-
両面印刷する場合,「表紙次紙形式の帳票_表紙」を表面に印刷したいときは,次のように指定してください。「表紙次紙形式の帳票_次紙」に出力するデータがない場合は,裏面を白紙にします。
printnewpaper = ON
(2) サンプル帳票「従業員勤務歴カード」の場合
複数様式のサンプル帳票「従業員勤務歴カード」を出力するときに指定する,サンプル複数様式情報定義ファイルの指定例(formdef02(複数様式帳票例2).txt)を示します。
group 1 { …「従業員勤務歴カード[I]」と, 「従業員勤務歴カード[I](続き)」の 様式グループです grouptransfercondition { transfercondition=KBNF …二つの様式は, フィールド「従業員番号」が キーブレイクしたら, 様式を切り替えます fieldname="従業員番号" } formfilename "従業員勤務歴1(複数様式帳票例2).fms" { transfercondition=NPNF …従業員勤務歴1が出力されると 次紙に移ります 次紙を出力しないで済む場合は group 2の従業員勤務歴2に移ります printnewpaper=OFF ※ resetpagenumber=ON …従業員勤務歴1を出力するときは, ページ番号を初期化します } formfilename "従業員勤務歴1−次紙(複数様式帳票例2).fms" { transfercondition=KBNF …フィールド「従業員番号」が キーブレイクしたら, 従業員勤務歴2に移ります printnewpaper=OFF resetpagenumber=OFF …従業員勤務歴1からの 続きのページ番号を出力します } } group 2 { …「従業員勤務歴カード[II]」の 様式グループです grouptransfercondition { transfercondition=KBNF …フィールド「従業員番号」が キーブレイクしたら,group 1の 従業員勤務歴1に戻ります fieldname="従業員番号" } formfilename "従業員勤務歴2(複数様式帳票例2).fms" { transfercondition=KBNF printnewpaper=OFF resetpagenumber=OFF …従業員勤務歴1,または次紙からの 続きのページ番号を出力します } }
- 注※
-
両面印刷する場合,「従業員勤務歴カード[I]」を表面に印刷したいときは,次のように指定してください。
printnewpaper = ON
(3) サンプル帳票「保険申込書」の場合
複数様式のサンプル帳票「保険申込書」を出力するときに指定する,サンプル複数様式情報定義ファイル(formdef03(複数様式帳票例3).txt)の指定例を示します。
group 1 { formfilename "保険申込書(複数様式帳票例3).fms" { transfercondition=KBNF …キーブレイクしたら, group 2の代理店控に移ります printnewpaper=OFF resetpagenumber=ON …保険申込書を出力するときは, ページ番号を初期化します } } group 2 { formfilename "保険申込書_代理店控(複数様式帳票例3).fms" { transfercondition=KBNF …キーブレイクしたら, group 3の契約者控に移ります printnewpaper=OFF resetpagenumber=OFF …前の様式からの続きのページ番号を 出力します } } group 3 { formfilename "保険申込書_契約者控(複数様式帳票例3).fms" { transfercondition=KBNF …キーブレイクしたら, group 1の保険申込書に戻ります printnewpaper=OFF resetpagenumber=OFF …前の様式からの続きのページ番号を 出力します } }
(4) 給紙トレイ番号を指定した場合
帳票「給与台帳」を出力するとき,フィールド「所属」がキーブレイクしたら,給紙トレイ番号10の仕分け紙を挿入する,複数様式情報定義ファイルの指定例を示します。
給紙トレイ番号を指定するときは,仕分け紙用のフォームシートファイルとデータが必要です。
group 1 { formfilename "仕分け紙.fms" { transfercondition=KBNF …キーブレイクしたら, group 2の処理に移ります printnewpaper=OFF resetpagenumber=OFF traycode=10 …仕分け紙をトレイ番号10から, 給紙します } } group 2 { formfilename "給与台帳.fms" { transfercondition=KBNF …キーブレイクしたら, group 1の処理に戻ります printnewpaper=OFF resetpagenumber=OFF } }
(5) サブ様式グループを指定した場合
サブ様式グループを指定した複数様式の帳票を出力するときに指定する,複数様式情報定義ファイルの指定例を示します。
group 1 { …「sample1」の様式グループです grouptransfercondition { transfercondition=KBNF …フィールド「A」がキーブレイクしたら, 様式を切り替えます fieldname="A" } formfilename "sample1.fms" { transfercondition=NPNF …sample1が出力されると subgroup 1のsample2に移ります printnewpaper=OFF resetpagenumber=ON …sample1を出力するときは, ページ番号を初期化します } } group 2 { …「sample2」と「sample3」の様式グループです grouptransfercondition { transfercondition=KBNF …フィールド「A」がキーブレイクしたら, group 1のsample1に戻ります。 fieldname="A" } subgroup 1 { …「sample2」のサブ様式グループです grouptransfercondition { transfercondition=KBNF …フィールド「B」がキーブレイクしたら, 様式を切り替えます fieldname="B" } formfilename "sample2.fms" { transfercondition=NPNF …sample2が出力されると subgroup 2のsample3に移ります printnewpaper=OFF resetpagenumber=ON …sample2を出力するときは, ページ番号を初期化します } } subgroup 2 { …「sample3」のサブ様式グループです grouptransfercondition { transfercondition=KBNF …フィールド「B」がキーブレイクしたら, group 1のsample1に戻ります fieldname="B" } formfilename "sample3.fms" { transfercondition=NPNF printnewpaper=OFF resetpagenumber=ON …sample3を出力するときは, ページ番号を初期化します } } }